ローバーミニ 整備 ステアリングラック編 | trides-point-autoworks トライズポイント オートワークス    ☆ローバーミニ・欧州車・旧車 整備 アウトドア☆

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こんにちは、トライズポイントオートワークスです。

 

今日は、ローバーミニのステアリングラックの整備についてのお話です。

写真の車両は、今回の記事との関係は有りません。

 

ローバーミニは、ハンドルを切りフロントタイヤを曲がりたい方法に向けるための機構として、ラック&ピニオン方式を採用しています。

今回は、そのステアリングラックAssyに関しての記事になります。

 

新車から年数が経っているミニは、足回りにもいろいろなメンテナンスが必要になってきます。

ステアリングラックに関しても同じです。

 

今回ご入庫いただいたミニは、リフトアップして、足回りのガタツキを点検したところステアリングラックにガタツキがありました。

 

早速、ラックブーツの取り付けをずらし、点検をいたします。

 

ガタツキの個所を調べたところ、タイロッドのナックル部分がガタガタと動いています。

写真のジャバラブーツの先、グリスが付着している筒状の部分がナックルです。

この部分にはガタツキが無いというのが正常です。

写真のステアリングラックブーツ(ジャバラ)が切れてしまうと、ナックル部分のグリスに泥や砂が付着してガタを発生してしまうことがあります。

経年劣化でガタが発生する場合もあります。

 

このままの状態ですと、走行中にタイヤがフラフラと左右に振られてしまう為、直進性が損なわれるばかりか、タイヤの編摩耗も引き起こしてしまいます。

 

早速、タイロッドを交換しました。(写真を撮り忘れました)

 

今回は、ロアアームブッシュとテンションロッドブッシュにも劣化が確認できたため、同時にそちらも交換いたします。

その他ナックルボールジョイント、アクスルベアリング等は問題ありませんでした。

これらの部品に摩耗等が認められた場合は、同時交換が必要となることを付け加えさせていただきます。

左:ロアアームブッシュ 右:テンションロッドブッシュ

 

すべてを交換した後、サイドスリップテスターにてトーイン調整を行い走行試験をいたします。

 

走行中少しの段差で、ハンドルにガタガタと振動が伝わってくる、または、足元のフロアをパカン!と叩かれたような音がする。

過去にステアリングラックブーツが切れていたことがあり交換歴があるため心配だ。

そのようなオーナー様は、当店までお問い合わせください。

 

当店では、ローバーミニの整備や車検、チューニング、ドレスアップ等のご相談にお答えしています。

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