「わ、ワイは女房子供親類縁者どうでもよくて、ケダモノダンスを極めるんやぁ!」

こんな事 ガチで書いたらガチのバカでしょう
「風立ちぬ」の本質はまさにソレ
要は
・貧しい国がある
・貧しいくせに戦闘機に多大な投資をしている
・自分には航空機設計の才能と教育があった
・自分は航空機を飛ばしたい

という訳でゼロ戦を開発した、ソレだけの話
本当にソレだけ
多分宮崎ハヤオは軍国主義だ 愛国心だなんていう連中をせせら笑っているんじゃないかな
ケダモノダンスに金融緩和だ、TPPだ なんてビタイチ関係ないのに 頭よく見られたいために「ボタスキーの尻の振り方はトリフィンのジレンマに対する東アジア共通通貨批判がある」なんてネットで力説するヤツいたらネタでしょう
それと同じ
普通に見ればいいと思いますよ
下手に論説しようとすれば裸の王様でっせ
ボタスキー「始めますて、ボタスキー・ミズーリだよ!」
325「ど、どーしたんだボタ!」
ボタ「萌研究家のクリエイト先生が『軍艦の名前を着けるキャラは売れる』って言うんだよ」
ボタ「ホラ、綾波とか飛鳥とか春日(はるひ)とか三笠とか。。。。。」
325「ボ、ボタスキー!」

えー お久しぶりです
深い理由はありません 生来の筆不精が発病しただけです
何かちょぼちょぼ書きましょうか

まぁ4649
ミツゴ的評価 ☆☆

[書評]「では何故?」が足りぬ

ヨーロッパで平和主義が出て来たのは18世紀だそうです(平和を希求する精神は有史以来あったでしょうが)
重商主義的な貿易が盛んになり 結果台頭した商人達が「戦争で商売が邪魔になる」と考え出したからです
思えば戦争は良くない
庶民は「究極の3k労働」である兵隊に駆り出され、戦地では町や畑が焼かれたり、徴発や略奪が横行
商人は商売が滞り 戦費負担は重くのしかかる
国家間に問題があれど 戦争による社会的コストの数分の1もあれば大概は解決しそうと思うのも道理です
例えば太平洋戦争も元は中国利権の奪い合い(という側面が強い)
しかし日米が戦争で失ったモノを考えると 中国利権はそれ程価値があるのか? とも思います
だからこそ、と思う
では 何故 聡明な人間達は戦争を繰り返すのか?
莫大な社会的コストがかかるにも関わらずです
18世紀の啓蒙主義者達はこう考えました
確かに戦争は社会的なコストがかかる
しかし実際に戦争をする君主達が支払う訳ではない
血を流すのは庶民、家を焼かれるのも戦地の庶民、戦費を支払うのも庶民、つまり君主達は懐が痛まないからいくらでも戦争が出来る
「民主政権が生まれたら」人々は戦争を辞めるだろう、平和が欲しければ君主を打倒すべき、と
これは今日まで続く考え方で アメリカ等にも「世界に民主主義が広まれば戦争が無くなる」という発想があります

しかし、理屈ではわかるが 現実的に全肯定しかねるのも事実です
多くの国は民主制でありながら戦争に手を染めたからです
古代ギリシャやローマ、イギリスやアメリカ等です
それらの国々が特に平和愛好的とは言い難いでしょう(勿論特別好戦的というつもりはない)
また著者は言う
かつて平和憲法が制定された時 幣原喜重郎は「軍隊を持たない分、経済的に極めて有利に立てる」と演説しました
なるほど日本の国防予算は4兆5000億円
今日話題の生活保護費が3兆円
経済的な理由による自殺者は6000人程度なので国防を削れば多くの貧困問題解決に繋がるでしょう
だが、まてよ
世界の大半は日本以上に深刻な貧困問題を抱えています
そして(GDP比でみれば)日本より多くの予算を軍事費に割いている
つまり「軍備を無くし福祉に廻す」事が賢明な選択なら、世界の大半の国は愚かな選択をしている事になります
「オレは賢い、たいていの人間がオレの考えに沿わないのは大半の人間がバカだからた」汚く言えばそう言っているように思われます
ではもし「世界の国々も合理的な判断をしている」というのなら それは多少の福祉を犠牲にしてでも軍備に注ぎ込む事に合理性がある という意味になります
言い換えると「軍備保有が合理的な社会構造がある」訳ですが、その社会構造に対する考察が抜けているのが残念です

まとめに入りますが、本書は政治哲学の本です
なので「では何故戦争が起きてしまうか」について深い考察を与えてはくれません
いや軍産複合体の陰謀、すら仄めかす始末です
陰謀を仄めかす割りに そちらへの作者自身の考察はなく、陰謀論系の本を1冊出してオシマイです
功利説から戦争を捉えるなら 寧ろゲーム理論 特にナッシュ均衡の考えを全面的に採用すべきだった と個人的に思います

本書の背景には「平和主義者への批判に答える」な面が強いと思われますが 反平和主義者(というと偉く好戦的に聞こえるw)が考える「では何故戦争が起きるか」について 回答がないのはおかしいと思います
現実に戦争がおきますからね

私は戦争は不況に似ていると思うんですよ
大半の人は望まない、人為的な問題である(天災ではない、勿論天災も影響を与えるが)、しかし起きてしまう と
その辺は諸説あるでしょう
世間一般は「戦争」という非日常行為で考えるので思考がパニくっているように感じますね
アサヒのアベノミクス批判記事です

私のガラケーのニュース配信にもありました
さて どれどれ
http://blog-imfdirect.imf.org/2013/07/09/global-outlook-still-three-speeds-but-slower/
読んでみましょう
The second is Japan’s Abenomics, namely the “three arrows” of fiscal stimulus, aggressive monetary easing, and structural reforms.
(世界経済における)第2のリスクはアベノミクスである
アベノミクスは3本の矢と呼ばれる「金融緩和」「積極財政」「社会の構造改革」により構成される

Unless the second arrow is soon complemented by a credible medium run fiscal plan, and the third arrow reflects substantial structural reforms, the risk is that investors become worried about debt sustainability, and ask for a higher interest rate.
第2の矢である積極財政は、中期的な財政計画で実行は約束されているが、第3の矢である社会的な欠陥の修正は不明確である
リスクとは投資家達が日本の財政持続性に懸念を持ち、それが高金利に繋がる事である

This would make it difficult for Japan to maintain debt sustainability.
もし高金利となれば日本はおそらく財政を維持するのは難しいだろう

ーーーー
つまり財政拡大だけでは片手落ちだよ、構造改革をし 潜在成長率を高めないとダメだよ
さもないと 日本の将来を悲観した投資家が国債を手放し それが国債暴落→高金利→高利払い って泥沼に突入しちゃうよ
って 内容ですね

はっきりいえば古典的というか 当たり前の発想
肉を食べるなら適度に野菜も食べなければダメ という程度の話です

要はアサヒは「肉を食べるな」と報道した訳です
一方 反アサヒ派は「ガンガン食べろ」といっている訳

うん 新聞社としては見識を疑われても仕方ないですね
三つ子的評価 ☆☆☆+☆×0.5(☆3.5コ)

[書評]19世紀的な人
先ずは不満
チャーチルは極度の躁鬱病を患っていました
「黒い犬」なんか言いますが、これがチャーチルの極端な心理を生み出しています
そういった 内面を探るようなアプローチが殆どない点は不満有 です

さて何か書きます
よくも悪くも19世紀的な人です。
有閑という言葉がありますが 昔は貴族=働かない人 でした
キリスト教社会は労働は罪で有り罰であるという立場だからです
例外なのが 軍人と聖職者と官僚です(これらは高貴な仕事と見做された)
勿論 貴族も露や霞を食べるわけでなく、家格を維持するためにも収入は必要です
つまり不動産や株式から収入を得る投資家でもありました
投資な以上 リスクもあり、失敗する場合もあります
チャーチル一族は 元々マールバラ公爵という名門の血筋
しかし父親のランドルフ卿の頃には手元不如意になり中々生活が厳しくなっていました
チャーチルは働く必要があり 先に上げた高貴な仕事につきます
しかも頭があまり良くなく(ラテン語が苦手だった) 聖職者や官僚にはなれず 軍人 それも騎兵将校になります(士官学校も何度か浪人した)
騎兵将校は馬を持つ為 馬の維持管理費も自分持ちです
高貴な仕事、貴族の国家や社会への奉仕(ノーブレスオブリージュ)の為 基本は薄給で給料150ポンドに対し 諸経費が500ポンド、完全な赤字でした
チャーチルは赴任先のインドで借金までします
さて 金に困ったチャーチル
実は金づるがありました
戦争に出掛け、戦況を通信社に売る つまり従軍記者です
幸運な事にチャーチルは文才に恵まれていた訳です
いくつかの英雄的な活躍で名誉を得、父親の人脈で政界に踊り出るチャーチル
やがて第一次世界大戦が勃発 30にして海軍大臣として関わる事になります
そこはチャーチル、海軍大臣でありながら最前線のベルギーに飛び、1士官として参戦します
流石にアチコチから批判は受けたみたいですが

チャーチルは貴族であり軍人であり政治家であり従軍記者でありました
いろんな経歴を持つ人は入れど それらを併用した人はそうはいないのではないでしょうか
まだ社会が固まり切っていない時代、その辺のフリーダムさがチャーチルが19世紀的と感じさせたのかも知れません