昨日見た池上彰の番組で中国のアフリカ進出がありました
今手元に1冊、本があります 「アフリカに吹く中国の嵐、アジアの旋風」 今読んでいる最中ですが、読み終えた時、自分なりのレポ作ろうと思っています。
ポイントは「中国のアフリカ進出の実態」「インドの動向」「地元経済との関係」等を考えています
また軍事的なテーマも考えていますが 本気ですればかなり時間がかかりそうですので まぁ乞ご期待という事で
今回はサブプライム問題についてまとめてみたいと思います
あまり専門的な事ではなく、気楽に読んでみて下せぇ。
では、いくでゲス。
まず、最初に証券化商品(CDO)について触れておきたいと思います。
コレは負債(住宅ローン)を証券化して一般投資家に販売したモノですが、お金の流れは
投資家→銀行→住宅ローン借入
となります。
何故証券化する事が重要なのでしょうか?
それは「リスク分散」にあります。
リスクとは金利の要素、つまりリスキーになる程金利が高くなります(リスクプレミアム)
そこで証券化のミソなのですが、 例えば
1)ある所に5人の投資家がいた 1人辺りの投資額は1000万円 つまり投資総額は5000万円
2)住宅ローンを借りたい人が5人、1人辺りの借入額は1000万円、つまり借り入れ総額は5000万円
3)貴方は銀行、つまり投資家からお金を借りて 住宅ローンを貸し付けて利鞘を稼ぐ立場である
そこで問題、貴方が投資家のお金を住宅ローンに貸し付ける時、次のどちらが有効でしょうか?
A)1人の投資家に1人の借入人を付ける、つまり借入人が破産したら投資家は投資分が全部帰ってこない
B)1人1人の住宅ローンを5等分して 200万円ずつにし、それを5人分繋いで、1000万円の証券を作り投資家に渡す、コレなら住宅ローン1人分が払えなくても200万円の損失ですむ
答えはB)です、A)は投資家から見れば「払うか払えないか」の「0か1」の選択に対して B)は住宅ローン5人分全員が払えない限り0にはなりません。
さてここでもう一度「リスクはリターンになる」事を思い出して下さい、仮に住宅ローンの金利が10% リスキーなA)の投資家への利払いが7%なら 銀行の利鞘は3% ですが リスクが少ないB)の投資家への利払いが6%なら銀行の利鞘は4%になります。
つまり銀行はリスクを分散させた事で利鞘を増やした事になります。
これを分散投資の利益といいます。
この方法を使えば
1)投資家は安全な投資先が増えてハッピー
2)銀行は利鞘が稼げてハッピー
3)住宅ローン利用者は 銀行からお金を借りやすくなってハッピー
となります。
そしてここからがミソなんですが、住宅ローンが借りやすくなったという事は「住宅の販売が増える」という事であり、「住宅価格が上がる」という事になります。
またこのことに関して、イラク戦争後の(経済政策としての)低金利政策と日本や中国が米国債購入という形でのアメリカへの資金提供が援護射撃をしました。
住宅価格が上がれば銀行からすれば「住宅ローンが焦げ付いても住宅を処分すれば回収できる」と考え、住宅ローン利用者もどうせ住宅価格が上がるなら、と「財テク感覚」での購入が増えました。
バブルです、バブルと寝た女たちです。
ところが破局は突然やってきます。
先程 証券化商品のメリットで「誰かがこけても他のみんながカバーする」ぐらいの説明をしましたが 「皆がこけたら」どうなるでしょうか?コレを市場リスクといいます。
はい、皆でこけました 正確には「こけるのは20人に1人ぐらいだろう」な予測が本当は「5人に1人」になっていた訳です(ここの数字はかなりアバウトです) バブルなもんだから誰彼構わずお金を貸したんで リスキーな奴(NINJA、NoIncome、Nojob、NoAsset、つまり収入なし仕事なし資産なし、な連中)が増えた訳です。
銀行も支払い不能にたいして担保の住宅を巻き上げます
が、皆が一斉に住宅を売りに出したんで住宅価格は暴落、それが投機目的な連中も住宅を吐き出して どんどん暴落のスパイラル状態になりました。
アメリカの悲劇は続く
当然投資家達の証券化商品も怪しくなる訳ですが、投資家達は証券化商品に対して「保険」を掛けていました。
CDS(CreditDefaultSwap)といって「貴方の債券が支払い不能になれば肩代わりします」という金融商品です。
まぁ早い話 「保険金払って」となります 正直寝耳に水な保険会社はパニクります。
この余波で潰れたのがAIGですな また政府系金融機関のファニーメイやフレディマックなんかもドボンします。
こうなると手が着けられません、お金を持っている人達も 人に金を貸すとき「アイツ本当に大丈夫かよ」と疑心暗鬼状態になります。
その被害を受けた国の一つが韓国、韓国は外貨建ての固定資産は沢山あったのですが 流動資産 つまり手持ちの現金が乏しかったんです
こういう場合他人から借りてやり過ごすんですが 皆疑心暗鬼で誰も外貨貸してくれない、韓国は輸入大国ですから支払いが滞ると食料や燃料にも響きます。
迫る決済日!外貨はない! キーセンでもして稼ぐか(笑)?
助け船を出したのは日本でした、具体的にはスワップ協定 つまり もし韓国がやばければ(国際的に信用のある)円を(国際的に信用の低い)韓国ウォン と交換してやる という内容です。
別に善意ではありません、韓国の借金 その大口債権者が日本の企業なんで連鎖倒産防止作の一種です。
まぁ脱線しましたが、この危機で今までアメリカのバブルの汁をすっていた連中(日本、中国、アジア)やアメリカから投資を受けていた連中(ヨーロッパ、中東)が割を食い 現在に至る訳です。
かなりはしょった上に 間違いがあるかも知れませんが 漠然とした考えが少しでも整理できれば と思います