三つ子のキャットシットワンのブログ-紙を貪るボタ.JPG

小説編です
気楽に殺ります(笑)

「地球連邦の興亡」佐藤大輔
ハイ、知る人ぞ知る 三巻王 でございます。
コレは4巻までありますが・・・
近未来、宇宙に進出した人類はネイラム第1氏族との25年に渡る宇宙大戦 第1次星間大戦にかろうじて勝利しつつあった。
しかしソレは新たな人類同士の内戦の幕開けでもあった・・・

戦争集結による軍需特需の終焉と経済危機、それが内戦の火種になる話なんですが この本のミソは人類唯一の国家「地球連邦」に対する話です。
歴史上多くの国家が栄え、滅んだ
始皇帝の秦やナポレオンのフランス 有能なリーダーに権限が集中しすぎた為、彼等の没落がそのまま国家の没落につながった。
帝政ドイツや大日本帝国はリーダーを官僚や参謀がサポートする体制を取ったが、「責任」をとらないスタッフの増大は政策を無責任にしやがて官僚組織の肥大化と戦略の欠落を招き 滅びた。
アメリカとソ連は官僚制度に対して 権力者がチェックを入れ 暴走を抑えようとした がソレは官僚のモチベーション低下を招いた。

人類全てを統括する地球連邦政府は 各民族の反発や内戦の危機 来るべき宇宙人との大戦に対してどうあるべきか?そういう話です。

「A君(17)の戦争」豪屋大介
はい この方も新刊は4、5年は見ておりません。
内容は・・・ウィキペディアでも見てください(笑)
世の中の本質を中高生にもわかりやすく書いてあります。
「戦争の本質は金儲け」「戦争の理由は金儲け、安全、名誉」「争いは何も生まない?戦いだけが全てを解決して来た」「お馬さんはよく食べる(つまり馬車で軍隊を支えるのは困難)」「王様は孤独」「戦争なんて相手を全滅させることに意味がない」「人間完璧じゃないから何処かの失敗は他で取り返せよ」等等・・・
なんかいい年こいて思想に縛られた連中に聞かせてやりたいですね。
現代のアメリカの戦略なんかも反映されています。
・戦争するならなるべく人が死なないのがいい→廃墟から収奪は出来ないし 敵に打撃を与えすぎると 後で恨まれる(テロの下地になる)
・他所の国の国内の対立(内政問題)を国際問題化させよう→他所の国の内乱が減れば難民もへるし
・戦争は敵の王様だけ狙おう→一般民衆を殺しても恨まれて団結するだけだし、王様がやられぱなしだと民衆も見限る
中々深いですねぇ~

なんかオタクなネタばっかですが 一応天地明察とかレッドゾーンは読んでいるんですよ