その人の好きな本を知れば自ずとその人が見えてくる
という事で作家のお話


昔々、ある国で貴族に反乱を起こした農民達・・・
貴族を引っ捕らえたのはいいが、その中に「貴族は自分達と違う高貴な種族」と信じる善良な年寄りがいた。
この爺さん まだ12、3歳くらいの貴族の娘、つまり姫君を捕えて 納屋に縛り付け 全裸にして 「こんな素晴らしく高貴な娘が、わし等と同じ人間の訳無い」とうそぶく
そして 無理矢理 漏斗で水を飲ませまくる
娘は気丈にも 我慢する訳だが まぁ耐えられず「漏らす(というより、ぶちまける)」訳ですな
それを見たジジィ「ヒャヒャヒャ、もっ漏らしおった!この娘も所詮わし等と同じ薄汚ねぇ人間じゃ!貴族がなんぼのもんじゃ~」と狂う

なんかポルノ小説みたいですが、これを書いたのはれっきとした直木賞作家です。


はい 佐藤賢一です
件の下りは「赤目のジャック」から取りました、変態ですね、羨ましいです

まぁ傭兵ピエールなんかはまだまとも何ですよ、まだ。
ただ、ガリア戦争を題材にした「カエサルを撃て」 なんかは 主人公が捕えた敵将(ジュリアス・シーザー)の愛人 を群衆の前で全裸にして まぁ女性器を晒させて「見ろ!毛(アンダーヘア)がないぞ、ローマの女は文明的だな!」とやる訳ですよ(ローマではその辺処理するのが文明的とされた)

他の作品も・・・・その、アレですが、この佐藤賢一、ただのゲテモノなら良いんですが 極めて読みやすく そして面白いから 始末におえないんですよ

間違いなく現在の作家では人気、実力ともに一流です。

通勤通学の時間潰しやお子様の読書感想文に佐藤賢一は如何でしょうか?


三つ子のキャットシットワンのブログ-食材ウサギ.JPG

死の商人 ボタスキー(笑)
コレまで三つ子の見立てでは日本は兵器輸出に消極的という見解でした。
理由として
1)日本の兵器は日本の用兵思想に基づいて開発されているため、どうしても海外運用ではミスマッチを起こしがちである
2)日本の兵器は米露中欧製と比べ、実戦経験が圧倒的に少ない
3)日本の兵器を海外輸出した場合 どうしても技術流出という問題が発生してしまう
というデメリットがありました。

しかし、最近気になる記事が
ロシア、ベトナムの原発受注へ
http://kyoto-seikei.com/10-0210-n2.htm
まぁ ロシアが日本やフランスを打ち破りベトナムの原発建設の案件を勝ち取った・・・という話です。
技術で優れた日本が敗れた理由としてロシア側が日本が打てない手を打ってきた事があります。
ロシア、ベトナムへ潜水艦輸出
http://obiekt.seesaa.net/article/135925219.html
ベトナムは近年の中国海軍の台頭に遭わせて軍拡をしたいという意志があります。
一方ロシアも(石油や天然ガスとちがい)地方に散らばる軍需産業を活性化させて 地域活性化をしたい思惑や南北から中国を挟みこんで中国に対して優位に立ちたい思惑が見え隠れします。

兵器と工業製品、インフラの同時輸出は「オフセット取引」と言いますが 中東なんかでは割と盛んに行われています。

インフラ整備とは巨大ビジネスで日経新聞等でも度々 次世代の日本の主力産業と言われています。
また技術や資金などの問題と共に非常に政治的な問題でもあります。
原発、とはその国のエネルギーと軍事に直結します、そんなモノに関していくら技術やコスト面で優れていても一企業(一国)に依存する訳には行きません。
日本も(中東が石油の中心にも関わらず)なるべくエネルギーの供給先を分散化させたいと考えている・・・・と言えばわかりやすいでしょうか。

インフラビジネスの場合 程度の差こそあれ 政治的思惑が絡むのは避けられません。
そのような環境下で 日本が躍進するためにはどうすればよいか?
勿論 技術を磨いたり、アジア開発銀行(ADB)経由等での資金提供プランも大切だと思います。
しかし、長期的には「オマケで武器の販売」という選択肢も出て来ると思います。
マクドナルドのハッピーセットを連想すればいいかな?と思います。

日本には「政治家の無能を企業人と官僚が補う」と言う変な「伝統」があります。
企業にとり振興国のインフラ需要の取り込みは死活問題です。
政治に変化がなくても企業が独自に兵器を販売する・・・そんな日がくるかも知れません。

例えば東芝は米国の原発メーカーウェスチングハウスを54億ドルで買収しました
東芝は勿論日本のメーカーですが 合衆国 ジョージア州の原発開発では米国政府の援助(政府融資保証)を受けています。
コレは日本の企業でありながら外国政府との合従連衡が可能との意味があります。
例えば将来的には日本のインフラ企業が海外の軍事メーカーと組んで 振興国へ売込をする バックにいるのは外国政府・・・なんて事はありえるかもしれません。

ポイントは
1)今後 振興国のインフラ需要が企業にとって重要になる
2)インフラ受注獲得の為 兵器輸出をセットにしたオフセット取引の需要も増大する
3)日本は 自国の兵器システムを輸出するか 他国と組んで他国の兵器システムを輸出する選択を行う可能性がある


という事です
人によっては ナウシカを第二次世界大戦に見立てる人がいます

例えば
・風の谷
小国 農業国家 平和主義 しかしガンシップに象徴される(小粒ながら)強力な軍事力を保有し、必要なら女子供、年寄りも動員する
→戦前の「理想的な」日本

・王蟲
圧倒的な数量、破壊力
→B29の絨毯爆撃やT34、つまり連合国の圧倒的な物量

・ナウシカ
母性的な女性、自己犠牲を厭わない
→卑弥呼等に代表される日本のリーダー像

つまり、「連合国の驚異に曝された、理想的な小国を、少女の自己犠牲が救う」というナショナリズムに溢れた展開ですね。
http://nomano.shiwaza.com/tnoma/blog/archives/006543.html

コレも面白いんですが、個人的には別の見立てを
原作編です
・トルメキア
強大な軍事力と拡張主義を持つ国
しかし 内部では権力闘争に明け暮れていて 徐々に国力の疲弊が見られる
→ナチス・ドイツ

・土鬼諸侯国
複数の民族を皇帝の権威と宗教的抑圧でおさえつける国
広大な国土を持ち 蟲や菌による焦土戦術を多様する
→ソビエト連邦

・辺境諸国
かつては「エフタル」の名で統一されていたが、現在はバラバラになり トルメキアの宗主権下にいる 小国群
→旧ハプスブルク帝国の東欧諸国(チェコ、ハンガリー、ルーマニア、クロアチア等)

・大海ショウ
人間等あっという間に飲み込む腐海の爆発的膨脹
→自然の脅威、つまり冬将軍

・土鬼の坊主
平気で軍事に口出したり 指揮官やったり、失敗すれば辺境送り
→ソビエトの政治将校

・ヴ王(トルメキア王)
既存の権威にはあまり興味がなく、成り上がり臭い(余の血は常に古くて新しい、と発言) 恐らく兵隊には人気がある(土鬼から抑えた財産を分配)
→アドルフ・ヒトラー

・皇弟ミラレパ
最初は名君であったが いつの間にか暴君へ
カリスマ性はある、自分の作った宗教にのめり込む
→スターリン

ここで置き換えをしてみます
ナウシカを東欧諸国の名家出身、トルメキア戦役を独ソ戦と見れば・・・


トルメキアを中心とした辺境の軍が土鬼へ進攻
辺境の小国の指導者の娘ナウシカの率いる部隊はクシャナ率いる南方方面軍に編入され、腐海から土鬼南部方面の進攻を行う
しかし 土鬼側の大規模な焦土戦術により軍は疲弊し 絶望的な都市篭城戦を強いられるようになる。
一方菌による焦土戦術により国土を疲弊した土鬼は辺境への植民を目的とした侵略を企む・・・

ぽい、ですね

こう考えればイロイロ ネタができます

何故土鬼皇弟は気違い地味ていたのか?
土鬼という国が皇帝の軍事力(技術力込み)と宗教的権威に因って成り立っていた国だから。
つまりトルメキア軍にフルボッコにされると各部族が土鬼皇帝を軽くみて 反旗を翻す可能性が大いにあったからだと思います。
最低トルメキアに協力するとか

またクロトワの存在も面白いです
彼は軍大学院出身の平民なんていっていましたが、士官学校のような「国家」が「軍の人材」育成するのって実は近代、少なくとも18世紀以降なんですよね
というのもそれまでは「軍=貴族の私兵、臨時雇いの傭兵」なんで 国家が「常備軍」を持っていなかった訳です
つまりトルメキアは少なくとも軍に関しては近代的な組織構造、その萌芽があったと言えそうです
こう考えると案外ナウシカの世界って中世から近代への過渡期だったのかも知れません(トルメキアも絶対王政っぽいし)
おそらく完全な近代になれなかったのは 資源の枯渇による産業革命が起きなかったからだと思います
あの時代には既に機関銃の描写はあります
なのに装甲騎兵がまかり通っている・・・
恐らく銃器の性能が低いか セラミック装甲が頑丈か なのでしょう
なら重機関銃なり野戦砲を配備してトリウマに曳かせるのもアリでしょうね
それが出来ないとすれば 「兵器を大量生産するための資源がない」と考えられます

一方腐海に沈んだ都市には資源が手付かずで残っていると思います あの時代の人間に腐海に侵入して都市鉱山を開発するインフラはなさそうですから
つまり連中が腐海を焼きたい というのは「近代化の為の資源(と旧時代のテクノロジー)を確保したい」そういう可能性があります


今 テレビでベンチャーの話やっています。
いつも疑問に思うんですが どうして日本ではベンチャーといえば若者限定何ですかね?
当たり前の話だけどビジネスには技術や資金、経験やノウハウ、人脈が「絶対に」必要です。
こういうモノは年長者の方が豊富なハズなんですが、ね

例えばアメリカではエンジェルという個人投資家が起業家をバックアップしたりします。
至極当たり前の話、社会経験の浅い若者がヒットしていきなり大金を手に入れたら・・・・変になります、確実に
コレを諌めるのは年長者の役目ですね(メンターなんて言います)

日本のベンチャーがうまくいかない最大の理由は「若者がだらし無い」からではなく ベンチャーを育てる下地がないから・・・そう思います。
痩せた土地では果実はなりません。

あと、アメリカ人が特別 「起業大好き」 というより「アメリカという国が起業家を集めやすい」という事もあるかも知れません
シリコンバレーはICで動いていると言いますから
ICとはIndianとChinese ですね


閑話休題 今回はベンチャー・・・・ではないんですが、インターネットを利用した野心的なお話。
ひょっとしたら 知っている人 利用している人はいるかも知れません。


「NCネットワーク」ってご存知ですかね、つまり日本中の製造業をネットワークでつないで ビジネスマッチングをする訳です。
ある製品を割高でも売る方法はあります、顧客の欲しい時に売るんです。
えっ 当たり前?さに非ず。

今みたいな不景気だと どうしても納期や生産数について煩くなりがちです(コレは好景気でも同じです、どうも長期的に「在庫を持たず生産調整」な傾向があるように思います。)
そして企業経営は信用第一です、無理な納期を受けて、「やっぱ無理でした」ではお話になりません。
ならどうするか?多少割高でも他人の協力を仰ぐしかありません。

つまりアマゾンの製造業バージョンと思って下さい


このNCネットワーク、設立は97年頃で東京の町工場の人達が始めたのですが、取扱高は既に日本最大のエレクトロニクスメーカーの日立グループを越えたそうです。

実は私 三つ子の大学の先輩の実家が京都で町工場をしていたらしく、当時取引先がなくて経営的にしんどかったのですが NCネットワークで仙台の取引先とマッチングに成功して息を吹き返したそうです。


我々はベンチャーといえばGoogleやamazonなんか連想しがちです
そして 米国の成功を見るたびに「日本はもうだめだ」と気を落しがちです

しかし案外 身近な所に成功しているモノがあります
空を見上げるのもいいですが たまには足元に目を向けて見るのもいい、そんなお話です


行く水の流れはたえずして、しかも本の水にあらず(方丈記より、川は何時も同じように流れるがその水は常に変化している、物事は一見変化に乏しくても常に変化は起きている)


若干感傷的になりましたね お粗末様でした
もし貴方が「娼婦の息子」と言われたらどう思うでしょう?
女性なら「ドーターよ!」なんて言うんでしょうね

今回はそんな話

例によって オブイェクトより
http://obiekt.seesaa.net/article/151528953.html
まぁ ツィッターでの議論に負けそうな奴が「オマエラ如きクソヤローに俺様の知性を費やす事はない」なんて呟いた訳です

たいした話ではありません
現役国会議員の秘書 でなければ・・・・・
お名前は勝見貴弘さん 民主党所属、犬塚直史参議院議員の秘書です

このblogでは私の「意見」なり「分析」なり「妄想」は書きますが 「命令」は書きません
ですから コレだけ覚えておいて下さい
「民主党」「犬塚直史」「勝見貴弘」
出来れば参議院選挙まで覚えておいて下さい。

大切(でもないですが)もう一度
「民主党」「犬塚直史」「勝見貴弘」

と変なコト書いていてもアレなんで真面目な話をします

当たり前の話ですが 社会には100人いれば100通りの考え方があります、だからこそ「自分と違う考え方が存在する」事を理解する必要があります
コレは日本国憲法で「思想の自由」「言論の自由」「表現の自由」等で保証された「基本的人権」であると同