経済ニュースは休日に注意です(マーケットのインパクトを抑えるため)

まずはコチラを
http://mainichi.jp/life/today/news/20100529ddm008020050000c.html
つまり 日本振興銀行が金融庁の調査を妨害したとして業務の一時停止等のペナルティーを喰らったという話です。

では根幹の問題は何か?その辺のお話をしたいです。

皆さんは SFCGというノンバンクをご存知ですか?
私が厨房の頃(00年前後) 「腎臓売らんかい!」で有名な日栄(現ロプロ)と並び苛烈な取り立てで名を馳せたノンバンク、早い話金貸しです。
問題は振興銀行が何故かココから多額の不良債権を購入していた事です
その額 少なくとも1282億円(系列のJファクター分込みで)

で、その不良債権のうち700億円分が二重譲渡、つまり他の銀行も買っていたという事です。
通常 こういうトラブルでは先に買った方が法的な優位に立てるのですが(公信説、だっけ?つまり先に買っていた方が「公に見て信憑性が高い」と言える) 登記に関しては95%以上が振興銀行側が劣後 つまり 法的に不利になっています。
通常ですと (知らなかった場合)振興銀行が「善意の第三者」としてSFCGを「騙したな!」と訴える訳ですが SFCGは潰れちゃった訳で

結局の所何がいいたいのか というと 多額の資産が消えてなくなる可能性があること、ソレが銀行の基盤に大打撃を与えかねないこと、チェックに入った金融庁に妨害工作をした事 があります

あと個人的な疑問なんですが、何故振興銀行はSFCGという「決して評判の良くない」業者から多額の債権を購入したか?という事 です
何かウラがあるのでは?と思いますがこの辺もアンテナを高くしておきたい所です
まずはコチラを
http://obiekt.seesaa.net/article/151343953.html
つまりロシア海軍の主力艦が日本海に集結というニュースざます
つーかキーロフ級ってまだ「動けた」のね・・・

普通に考えれば北韓へのプレゼンス発揮 つまり圧力なんですが 規模が大きすぎて通常のソレではない つまり北韓の行動にしてはレスポンスが早過ぎる訳です

というのもロシアの立場的には北が暴走して 難民が流入したり極東のバランスが崩れたりしたら困るわけで 必要ならばスラヴァ級からのミサイルで北のミサイルランチャー吹っ飛ばすなんて昔言っていたお国柄
ちょっと目的はわかりません
三つ子のキャットシットワンのブログ-ボタinトイレ.JPG

三つ子的中国経済の見方です
どうもマスコミを見ると中国経済は楽観的ですね
別に楽観するのはいいんですが まるで統制国家みたいに一辺倒な見方は極めて危険です
我々は人生の節目節目で「自分で考えて」行動し「責任を受け入れる」べきです
だからこそ「考える為に」様々な見方があってもいいと思います

そんなつもりで書いてみたいと思います。

Q中国経済の強味は安い労働力ですか?
Aかつてはそうでした。
しかし、北京五輪を挟んだ人件費高騰(5年で1・5倍とも)と振興国の台頭で揺らぎつつあります。
例えばベトナム人の人件費は中国の3分の1程度で、カンボジアはさらに安く、また関税面での優遇があります。
寧ろ中国の強味は華南地方の産業集積(クラスター)にあると思います。
「中国にいけばなんでも手に入る」「産業集権があるから納期に有利」という事ですね

Q中国経済は長期的に見てどう感じますか?
A若干否定的です
「先老未豊」という言葉あるのですが現在の高齢化のスピードを考えると生産人口の増加は2015~20年あたりでマイナスに転じます。
働く人が減れば当然生産は減りますし、高齢者が増えて貯蓄を切り崩せば、当然資本が減少します。
今の日本が味わっているモノを味わうハメになりそうですが、高齢社会でも経済を回していく資本や技術があるのか?疑問です。

Q中国の海外進出ってどう思いますか?
A正直あまり成功していないように見えます。
南アフリカにはBEEという、ポリティカルコネクトネスがあって、南アフリカで活動する企業には一定割合の黒人を雇用する義務が有るのですが、人材を含めて全てを本土から持ってくる中国企業と摩擦があるそうです。
また資源高のオリ、オーストラリアのリオティント(世界最大級の資源メジャー)を買収しようとし失敗しています(その後スパイ容疑とかグタグタになった)
以前中国の対外投資の失敗率が7割と聞いた事があります
投資をするだけなら金さえあれば誰でも出来ます、しかし安定的な利潤を稼いでいるというニュースはなかなか聞きませんね。

Q中国人民元を引き上げるべきですか?
A長い眼で見れば引き上げるべきです。
というのも現在中国は低金利政策を余儀なくされています、というのも人民元を安くする為には金利を下げて対中(短期)投資を押さえ込み、むしろ海外へ資本輸出する必要が有るからです。
低金利政策、という事は安くお金を借りられますからバブルになりやすく、経済の安定を困難にします。
経済安定化の為の金融政策の足枷になりがちな低金利政策の放棄は人民元高になります

Q近年の中国金融市場をどう思いますか?
A上海証券市場には創業板(振興市場)に加え国際板も創設されました
またMUFJもしましたが、社債市場でも外資による人民元債発行解禁に動いていますし、09年11月には上海精算所が設立されています。
つまり今までの銀行中心の金融システムから、資金調達ルートの多様化を計っています
ただコレは銀行の過剰貸出を緩和したい、つまり銀行への負荷を下げたいという思惑を感じています

Q三つ子さんはどうして人民元に否定的なんですか?
A中央銀行が独立していないからです。
コレは金融と通貨を司る中央銀行が政府の言いなりだと、「カネないから刷ってくれよ」「国債売れないから金利下げろよ」となり、経済がグタグタになります。
また政府と中央銀行がセットだと中央銀行の信用で発行している人民元も、人民元の信用=政府の信用、となります
オレは中南海を信用した事はない(信用している人は手を挙げて~)
中国は確かに豊になりました、しかし「カネに関して貧乏人は信用できない、しかし金持ちだから必ず信用できるとは限らない」という事を意識して起きたいです

Q中国への進出を掲げる日本企業をどう感じていますか?
A胡散臭い・・・とまでは言いませんが、安易な期待はしない方がいいです。
例えば「アノ」NOVAですら、倒産寸前には中国進出を謡っています
「中国」といえば巨大市場の幻想に胸を膨らましがちです、投資や経営に必要な「冷静な頭」「真実を見る眼」を曇らせがちになりますから、注意すべきです

Q中国経済の実像を知りたいときはどうしたらいいのでしょう
Aジェトロなど真面目な情報機関を見たり、いろんな人に話を聞くのがいいと思います。
たいていの新聞記者は別に大学院レベルの経済知識がある訳でも中国通になれる程の専業でもありません(優秀な人程、出世して管理職になっちゃう)

Q最近書店で「中国バブルに乗れ」的な本についてどう思いますか?
Aヘドがでます。
「バブル」と言っている以上 おそらく著者は今の中国経済は異常で(やがて崩れる)と考えているんでしょう。
投資家に対して大切な資金をそんな所への投資奨励なんてキチガイとしか思えません
ハーメルンの笛吹きがメギドの丘へ向かっているような話です。
またこういう人は「投資で経済を発展させたい、現地と共存共栄したい」のではなく「波に乗って、バブル崩壊前とっとと売り抜けたい」 これじゃ家事場泥棒と一緒です
前に書きましたが投資だけなら小銭があればバカでもできます
しかし撤退タイミングはバカには出来ません
「中国バブル」に乗りたい人はその辺わかっているんでしょうか?
三つ子のキャットシットワンのブログ-コートを纏うボタ.JPG

昔 或る所に空腹で行き倒れの老人がいた
それを見た 3匹のうさぎ パッキー ラッツ ボタスキーは老人を助けようとした
戦闘力の有るパッキーは畜生を狩した
語学力の有るラッツは市場で薪を買ってきた
力も頭もないボタスキーは何も出来なかった
ボタは老人に頼み火をつけてもらった
「eat me!」ボタは火の中に飛び込み自分を犠牲にした
神はボタスキーの憐れみ 月に住まわせた
これ以来 月にはボタスキーが住むようになったと言う

コレは今昔物語にもあるれっきとした話です 「月にうさぎがすんでいる」とはちゃんと理由があります

三つ子のキャットシットワンのブログ-ボタとチコ.JPG

ヌコです 頼りになるヌコ傭兵のチコに変わって色々書きたいと思います 戦史が中心ですね。
例に因って「こんな考え方もある」で頼みます。

Q最近「300」を見たのですが どうしてスパルタ軍はあんなに強いのですか?
Aプロだからです
当時は国王の親衛隊以外は必要な時に農民や町人を徴兵して軍を作っていました(当然ろくな訓練もナシ)、というのも常に軍隊を維持するだけの経済力が当時の国家にはなかったからです。
では何故スパルタはそれが出来たか?
スパルタという国がドーリア人という民族が先住民族を征服、奴隷化(ヘロット)して成り立った国だからです
つまり奴隷や隷属市民をこき使って軍事力を整えていた訳です
逆に連中を押さえ付ける為に軍事力が必要ともいえます
何しろ 成人の試験に「奴隷の中から有能で反乱起こしそうなヤツを殺してこい」なんてあります

Q昔の戦争のマンガや映画を見ているとみんな密集しています
これじゃあ鉄砲や弓の的では?
A昔の戦争は(一部を除き)王様同士の戦争なんですが、一般の兵隊にはその辺、どーでもよく ぶっちゃけやる気も技術もありませんでした
また軍隊を動かす知識ある人材も貴族や金持ちオンリーでしたので 少ない人材で多くのやる気のない人間をコントロールするには一カ所に集めて 口頭で命令を出すしかなかったのがあります
文章にしても前近代社会は識字率が低いので難しいです
また19世紀に入るまで銃の命中率は低かった事もあります

Q武士道とは死ぬ事を見つけたり・・・って死ぬ事を推奨しているのですか?
A葉隠れを読めばわかりやすいのですが、意味合いは「人生の躓きは欲によるものであり、欲とは生きる為のモノだから、死んだと思い欲を捨てれば道は開ける」という意味です。
ここでの欲とは食欲や睡眠欲ですね
つまり意味的には「死中に活あり」ぐらいです
一部の酷使様がこの一文をアクセサリーみたいに扱ったりしますが 葉隠れは酒の飲み方や上司との付き合い方など江戸時代のサラリーマン読本みたいなモノです

Qどうして中国って歴史的に大国で技術もあったのに軍事的にはダメダメなのですか?
Aなまじ豊かなんで軍事への関心が低かった事や儒教の影響で汗を流す兵隊への軽視があったからと思います。
さらに言えば中国という国が「多民族」国家、つまり国内に様々な勢力がいてまとまりにかける事があるかも知れません。
逆に中国を征服するには中国人の中から友好的な連中を味方に付ける事が重要ですね

Q白人ってどうしてアジアやアフリカを見下していたのでしょうか?
A人間はたいてい自分達と異なる文化や民族を見下すモノです。
アッバース朝最盛期の頃はアラブ人はヨーロッパ(ダール・アル・ハルブ)を見下していましたし 中国や日本もヨーロッパ人を「南蛮」と読んでいました。
強いものが弱いものを見下す 自分達と違う存在を差別する、別に珍しくない事です

Qチベット人は平和的な民族なのですか?
A少なくとも仏教を受け入れる前(ボン教)はかなり獰猛な民族でした。
実際チベット系国家の吐蕃は一時的にですが唐の都、長安を占領したこともありますし、やはりチベット系のタングート 西夏は宋を脅して貢ぎ物を獲得しています。
昔 中国がチベットへ厳しいのもこの辺があると聞いた事があります(というより中原への西からの入口だから)

Qなんで中世ヨーロッパにはヴァレンシュタインみたいな傭兵がゴロゴロしていたの?
A中世ヨーロッパが封建制度、つまりガチガチの契約社会だからです。
王様が貴族へ兵隊を頼んでも「年間40日まで」とか「○○川の北側まで」みたいな制約がついており、契約に触れると戦争中でも平気で帰ったりします
ならば金さえ払えば自由に使える手駒が欲しくなるわけで・・・
自分で書いといてアレだが流石にヴァレンシュタインみたいな傑物はそういないかと。

Qイスラム世界ではマムルークやイェリチェリみたいにどうして異教徒奴隷の兵隊を使いたがったの?
A自分達と同じ系統の人間だと変に「色」がついていたりするからですね。
なら外部から利害関係がない人間を連れて来た方がいいと考える訳です。

Qモンゴル軍がアッバース朝の首都バグダッドを破壊した時 本当に100万人も殺されたの?
Aかなり怪しいです
というのもこの頃既にアッバース朝の力が落ち、バグダッドも イスラム世界の首都というよりイラク地方の地方都市といった感じになっていたからです
虐殺があったにしても数千人単位だったらしい

Q弥生人は縄文人を滅ぼしたの?
Aその辺はよくわかっていません
ただ、鬼頭宏氏によれば弥生時代前には縄文人の人口はかなり減っていたそうです。
縄文後期には日本列島の気候の変化で食料が減少し 人口密度が高かったせいもあり疫病が蔓延していたそうです(食料環境の悪化が疫病への抵抗力を弱めた)
まぁ弥生人という連中も何処から来たか?日本列島の原住民かは不明ですが、少なくとも「外部から来た弥生人が繁栄していた縄文人を滅ぼした」というのは「?」ですね、既に縄文社会はガタガタでしたから
また弥生人と現在の中国 朝鮮人のDNAの比較なんかも微妙です
中国や朝鮮は日本以上に民族の興亡が著しく おそらく2000年前と現在では全く別の人種でしょうね(少なくともストレートな繋がりは怪しいです)