おはようございます、Jayです。

 

 

日本を訪れているバイデン大統領は「一つの中国」(台湾は中国の一部)を同意しつつも、もし台湾が攻撃されたら軍事的に取り組むと発言しました。

それが台湾に対しての責務だからだそうですが、この「責務」を英語で言うと

 

「責務」“commitment”(カミットゥマントゥ)

 

記者とバイデン大統領の例:

“Are you willing to get involved militarily to defend Taiwan if it comes to that?”

「もしそうなったらあなたは台湾を守るために軍事的に関与する気がありますか?」

“Yes.”

「はい。」

“You are?”

「そうなんですか?」

“That's the commitment we made.”

「それが私達が交わした約束です。」

 

バイデン大統領はこれを持ち出す前にロシアのウクライナに対する軍事行動について述べていました。

軍事的に関係のない学校や美術館を攻撃するのは彼らの文化を潰そうとしている事。

同じように中国が台湾を軍事的に制圧しないための発言でした。

↓こちらがその動画です(英語)

 

 

 

“‘duty’も「責務」だと思うけど何が違うの?”

“duty”は道理的もしくは法的な責任を意味します。

例えば税金がそうですね。

ですので関税などが免除される「免税店」は“duty-free shop”と言います。

 

“commitment”は責務の中でも“前向きに取り組む責務”と言った感じ。

“針1000本飲みたくないから”という理由で約束を果たすのではなく、“交わした約束があるのも理由の一つだけどそうしたいから”といったニュアンスですかね。(「走れメロス」が良い例)

ですので“commitment”は他に(例文で出てきたように)「約束」や「義務・誓約」といった意味です。

 

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