おはようございます、Jayです。

 

 

G20(主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議)でロシアが発言する時に、日本の鈴木財務大臣はアメリカ達と違って退席せずに残ってロシアを非難しました。

退席しようが退席せずに非難しようが、抗議の意を示すという意味で根本は同じ事といった主旨の発言をされていましたが、この「同じ事」を英語で言うと

 

「同じ事」“(the) same thing”(ダ・セィム・シング)

 

例:

“To leave or not to leave, basically they are the same thing in terms of protesting.”

「退席しようが残ろうが、抗議する事という意味では基本的には同じ事です。」

 

話したり使う時は基本的に“the”が入ります

と言いますのも“the”は何かを特定して話す時に使い、「同じ事」と言う時はすでに特定の何かと何かが話題に上がっていますよね?

ですので“the same thing”となります。

でも外国人の日本語で文法が間違っている箇所があっても私達は自動的に脳内で補完するように、“the”を忘れていても(契約書などではない限り)ネイティブにはまず通じるのであまり“忘れたらどうしよう”と思わなくて大丈夫です。(^^)/

あと、「〇〇と△△は同じ事」と言ったり「〇〇と△△は同じ」とだけ言う事もあるかと思いますが、英語でも“thing”を取り除いて“〇〇 and △△ are the same.”と言う事も出来ます。

 

もし皆さんが鈴木大臣の立場で同じように抗議の意を示すとしたらどんな行動に出ますか?

日本もアメリカもいろいろな考えがあってそれぞれの行動をしたと思いますが、私は鈴木大臣が残った事を称賛したいと思います。

確かに退席するのも一つの戦略かと思いますが、“子供達の手本となる行動だろうか?”と疑問に思いました。

もちろん自分が嫌な事されたり犯罪に巻き込まれそうならその場から離れる(逃げる)のは大事だし賢い選択です。

飛躍し過ぎかもしれませんが、この“抗議⇒退席”がイジメに繋がらないといいなと思います。

決してロシアがいじめられていると言っているわけではありません。

単に退席するよりもしっかり相手の言い分を聞いた上で抗議・反論するのが大切ではないかなと思っただけです。

 

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