おはようございます、Jayです。
FacebookやInstagramなどのSNSで「いいね」があります。
これは相手の投稿内容が気に入ればそれを相手に知らせる機能ですね。
日常会話でも何か良い事があれば「いいね」と言いますが、これを英語で言うと?
「いいね」=“sweet”(スウィートゥ)
例:
“I've got two movie tickets.”
「映画のチケット2枚あるんだけど。」
“Sweet.”
「いいね。」
“‘good’じゃないの?”
もちろん“good”も使います。
代表的なのは“good”や“awescome”などですね。
“sweet”は日本語で「甘い」という意味ですが、多くの人は甘味がお好きかと思います。
好きな物を食すと嬉しい気持ちになるかと思いますが、英語では「甘い」を意味する“sweet”に喜びを表す「いいね」という意味もあります。
“どれくらい喜びの表情を浮かべながら言うか”が一番重要なのは変わりませんが、単語だけを見ると“sweet”は“good”や“awesome”よりは控えめな喜びです。
だからと言って相手が“なんだあんまり喜んでいないのか”とガッカリするわけではありません。
例えばアメリカのスタバでフラペチーノを頼むとたまにサービスでチョコソースをかけるか聞かれます。
私はチョコソースが大好きなので快く承諾しますが、この時の私の返事は“Sweet.”や“Nice.”です。
これらはここで“Awesome.”を使うのと大差ないぐらいです。
もし“Awesome!”(ビックリマーク付き)と答えたら“えっ、そんなに喜ぶ?クリスマスプレゼントを開けた子供かよ…”と逆に引かれるかもしれません。(;^_^A
今日これを紹介しようときっかけはとある殺人犯と警察官のやり取りを見て違和感を感じたからです。
“Chris Watts”(クリス・ワッツ)というコロラド州に住む男の妊婦の奥さん(持病持ち)と2人の娘さんと連絡が取れないのを心配した奥さんの友達が警察に連絡します。
警察はクリスに状況を伝えて仕事から家に呼び戻します。
6:15~をご覧ください。
警察から“Just call that number. Someone will answer that phone 24/7.”(そこの番号に電話して。24時間いつでも誰かしらが出るから)に対して、クリスは“Okay. Sweet.”(了解。いいね。)と答えています。
確かにクリス自身が心配になって警察に電話したわけではないですが、少なくともこの時点で愛する家族と連絡が取れず行方不明になっているのに警察の返答に“Sweet.”は変です。
例えば私が彼らの隣人で警察から「今クリスさん家の奥さんと子供達が行方不明になっているからもし何か気づいたことがあればここに連絡して。」と言われて“Okay. Sweet.”と答えるならわかります。
この“Sweet.”は行方不明を喜んでいるのを表しているわけではなく、“電話すればいつでも連絡が取れる”という便利な事に対してです。
しかし当事者のクリスがいくら警察にいつでも連絡が取れる事がわかっても“Sweet.”ではおかしいです。
“Okay. Thank you.”や“Okay. I will (call you).”などでしょう。
家族が行方不明なのに彼はすごく冷静ではないですか?
彼はあまり感情を表に出さないタイプみたいですが、警察もこの違和感を感じたらしく、捜査を進めると実は彼が殺していた事がわかりました。
この事件は全米でも大きく報じられて、彼の取り調べ映像を解説しているのがあるのですがとても参考になりました(何の?w)。
そのうちそれもご紹介するのでぜひ日本の捜査官達は参考にしていただきたいぐらい見事なものです。
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Have a wonderful morning