おはようございます、Jayです。

 

 

新型コロナウィルスが世間を騒がせてから早1年以上になりますね。

昨年の9月にイギリスで変異種が確認されるなど、従来のとは違ったものが見つかり始めています。

こういうのを「異形」と言いますが、これを英語で言うと

 

「異形」“variant”ヴェリアントゥ)

 

例:

“The UK variant of COVID-19 was found in last September.”

「新型コロナウィルスのイギリスの異体(変異種)は昨年9月に見つかった。」

 

ウィルス以外にも、料理・スポーツなど様々な場面で使われます。

料理の例:

“This ramen noodles is a variant of miso ramen.”

(意訳)「このラーメンは味噌ラーメンをベースにして作られたものです。」

スポーツの例:

“Rugby is a variant of football and football is a variant of rugby.”

(直訳)「ラグビーはフットボールから派生したものでフットボールはラグビーから派生したものです。」

 

“スポーツの例のやつどういう事?”

皆さんは「フットボール」と聞くとどのスポーツを思い浮かべますか?

イギリスで“football”というと「サッカー」の事で、ラグビーはこのサッカーから派生しました。

アメリカで“football”というと「アメリカンフットボール」の事で、アメフトはラグビーから派生しました。

イギリスもアメリカも“我々の‘football’こそ‘football’だ”という自負があるので上記のようなややこしい例文が出来上がるのです。(;^_^A

わかりやすくすると↓

イギリス向け:“Rugby is a variant of football and American football is a variant of rugby.”

アメリカ向け:“Rugby is a variant of soccer and football is a variant of rugby.”

 

“日本語で「種類」の事を「バリエーション」(variation)と言うけど、‘variant’と似ているけど何か関係あるの?”

どちらも古代フランス語から来ていますが、おそらく語源は同じもしくは近いかと思います。

 

あっ、ちなみに“variant”は「異形の」という形容詞にもなります。

“variant spelling”=「異形の(異なった)綴り」(“disc”と“disk”など)

 

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Have a wonderful morning