白いムクゲの花を見つめています。
本日は花の風景です。
The Box
その箱には何が入っているの?
これからわたしは
ちょっぴり怖い話をします。
『開かずの箱』
日本昔話を基に
ちょっぴり怖い話を語ります編
「匠を呼んだ日」
むかし、ある村でのお話です。
あれはちょうど、大きな八幡様を
建設することになった時のことです。
腕の立つ超有名な匠を
わざわざ遠くから村に呼んだのです。
匠が連れてきた弟子は・・・
仮にAさんとしておきましょうか。
Aさん(アシスタント)たった一人だけ。
アシ、一人だけで大丈夫なわけ?
村人たちは不安でいっぱいです。
匠は、まずは小さな木の切れ端を
作業小屋に運び入れました。
「匠の怪しい音」
匠は、作業部屋の中で
木の切れ端で何かを作り始めました。
どこのパーツ作ってるのかしらね。
とっかかりとして小さな木を加工する匠に
村人は興味深々です。
「翌日の朝」
ギーコギーコ ギーコギーコ
トントン カンカン・・・
小屋から音が聞こえます。
のこぎり、トンカチ、のみの音です。
村人たちが小屋の中を覗くと
まったくもって初対面の小僧が
ものすごい速さでいい仕事をしています。
変だなー変だなー
怖いなー怖いなー
おかしいなーおかしいなー
あなたは誰?
村人たちは
小僧の顔を見てびっくりしました!
「小僧、やる男」
小僧のお顔は完全に無表情。
まるで能面のようです。
ちょっとー、あの方お仕事早いけど
お顔が怖いんですけどー
村人たちは、恐怖を感じて
作業小屋には決して近づきませんでした。
小僧はたった一人で
一週間という驚異の早さで
八幡様を完成しました。
完成した日。
誰もいない作業小屋のまん中に
木彫りの人形が入った白木の箱が
ぽつりと残されていました。
この無表情な顔は!
村人たちはすぐにわかりました。
その顔は、あの小僧でした。
小僧は木彫りの人形だったのです。
「奉納」
村人たちはちょっと怖かったので
人形の入った箱に厳重に釘を打ち
完成した八幡様に奉納しました。
やがて月日が経つと、村人の誰も
この箱の中身を見ることもなくなりました。
その箱は・・・
「開かずの箱」
と言われるようになったのです・・・。
私はこう思いました。
建築物を造るよりも・・・
動く木彫り人形
を作る方がすごいですよ!
そちらをメインに活動しては?
そう匠の方へ伝えたい日。
今日も一日がんばりましょう!
どちら様も
熱中症など体調にはお気をつけて
お過ごしくださいませ。
いい一日を
夜の追加です
おつかれさまです
本日のお話しは関西の民話がベースです。
毎日、このブログやインスタで
その日あったことや見たこと
考えたことなどを書いて
誰かに見ていただける幸せを感じています
私もブログを見て、お写真を拝見して
どなたかの感じたこと、文章を読むのが好きです。
人って表面ではわかりませんよね
人の心中はその人にしかわからないです。
文章にはいろんな力があると思うのです。
そこから伝わるものを感じて心で受け止めます。
解釈は人それぞれかもしれないけれど
私はすべてポジティブに解釈します
お仕事では多くの誰かにお会いしますが
基本的には一人で何か趣味をしたり
おでかけたりして、カメラで風景を切り取り
こうして写真を載せて文章を書いたりして
楽しい時間をいただいています。
いつもありがとうございます
今日の仙台は曇り空
お洗濯ものは乾きませんでした。
晴れでも曇りでも、私は私。
明日は一日中、大きい会議です。
がんばります
どちら様も
体調にはお気をつけて
夜はごゆっくりおやすみくださいませ
本日もフォロー、いいねを
ありがとうございます!
どちら様も
楽しい時間を
お過ごしくださいね
仙台市宮城野区榴岡 仙台駅東口
でロケりました