足音が
一つ
二つと
無くなって
いつか
忘れてしまって
思い出せなくなって
それでも
それでも、
愛おしくて
何もかもが
大切な筈だと
そう呟いて
落ちていった
隙間から
彼らが覗く
流星のよう、
黄昏に歪んだ
世界のよう。
足音が
一つ
二つと
無くなって
いつか
忘れてしまって
思い出せなくなって
それでも
それでも、
愛おしくて
何もかもが
大切な筈だと
そう呟いて
落ちていった
隙間から
彼らが覗く
流星のよう、
黄昏に歪んだ
世界のよう。
何も知らないと
夢にまで見た
理想に呼吸を失う
僕は何を見た?
僕は何を得た?
掴んだものなんて
いつもささやかで
在り来たりなものばかり
それでも一つ一つ
丁寧に並べてみたり
僕が知っている事
僕が分かっている事
もう聞こえないふりは
疲れてしまったんだ
当たり前の現実は
僕を愛してくれない
本当に欲しいものを
摩り替えてしまって
「愛してください」なんて
口に出せなくて
救われたいと
溢れだしたことを
何度も夢にまで見て
僕は何を選んで
何を捨ててここまで来た?
それは優しくも残酷で
傷だらけの僕の世界
居場所すらない
苦しい世界の果て
僕はまた、今日も此処に在る
それは優しく暮れる
足跡は遠ざかって
掠れた声も
もう遠い。