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Banjoのクラシック名曲紹介ブログ

気ままに自分の好きなクラシック音楽を紹介しようと思っています。



民族音楽好きで有名なハンガリーの作曲家ベラ・バルトークのピアノ協奏曲です。
バルトークは、ビジュアル的には男性的で格好良いのですが、それに見合うだけの途轍もない演奏技術が必要となります。特にこのピアノ協奏曲第2番は類を見ないほどの演奏の困難さを持ち合わせていて、楽譜を見た瞬間、「あ、この曲は弾きたくないなw」と思ってしまいました。
でもやっぱりカッコイイですよね。

個人的な話ですが、この曲は僕の大学の卒業制作(小説)にも登場した作品。




前々からこの曲を紹介しようと思っていたのですが、語りをブログに書くのが大変でした。困っていた矢先にニコニコ動画で字幕付きの動画を発見したので、掲載しました。

まず、シェーンベルクは代表的な12音技法の作曲家で、現代音楽の入り口に立つ人物です。この作品では、12音技法が恐怖の描写に発揮され、大変圧巻です。

アウシュビッツ収容所に代表されるナチスのユダヤ人虐殺が題材となっており、そこから生還したユダヤ人の男性が、当時の状況を生々しく語っていきます。

最後はユダヤ人たちによるヘブライ語の「シェマ・イスロエル」の合唱が繰り広げられ、頂点に達した恐怖の中曲は幕を閉じます。


最近心が病んできているので、こうした曲の紹介が多い件w




注げ満たせよ 黄金の杯
盛れよ溢れよ 欲望の皿
純銀のナイフの先で肉が舞う


砕け銜えよ 本能の骨
吐けよ下せよ 煩悩の灰汁
純正の血は唇を染めるだろう


まずはこの眼で味わって
舌根から脳へと抜ける幸福
舐め回し髄まで啜り
これこそ生きることの堪能


さあ、晩餐を共にしよう
愛すべき美食家達(グルマンディーズ)
美味なる悪食の虜
この世に食せぬものなどない
身も心も蕩けて
眠れる花の中
溺れ死ぬ蜜蜂のように


掲げ奉げよ 贄の美少年
崇め讃えよ 巨漢の王を
人類の罪などここに在りはせぬ


混ぜて捏ねろよ 一滴の毒
捨てよ排せよ 無菌の卓を
真実は腐臭の底に嗅ぎとらん


酸いも甘いもまだ知らぬ
珊瑚色に隠れた肌の輝き
美しい君を前にして
いま渇望することの快楽


さあ、晩餐を共にしよう
優秀なる美食学(ガストロノミー)
先天性の稀なる舌で
筆舌尽くしがたき馳走を
今日も求めて彷徨う
さながら血に飢えた
哀れなる伯爵のように


老いてもなお衰えなき
浅ましくも愛おしきその食欲
頬張り尽くし食べ尽くして
これこそ生きることの恍惚


さあ、晩餐を共にしよう
選ばれし美食家達
美味なる飽食の虜
この世に食せぬものなし
食べて飲んで吐いて出し
泣いて笑い生きて死ぬ
弱肉強食なれの果て
それがすべてそれで終わりさ


どうかこの身が果てたら
収めてくれたまえ
残さずに胃袋のその中へ