ただいまの七十二候より、
季節の花、木蓮(もくれん)を
ご紹介します。
木蓮(もくれん)は
春に葉が出てくるのと同時に
紫紅色の花が咲く落葉低木で、
紫木蓮(しもくれん)とも
呼ばれています。
原産地は中国南西部で、
日本には、平安時代より前に、
薬用として持ち込まれました。
木蓮の蕾を乾燥させたものは、
辛夷(しんい)という生薬になりますが、
日本では、木蓮によく似た花に
辛夷(こぶし)があります。
なんと 1億年以上も前から存在し、
白亜紀の地層からも
化石が発見されており、
「地球上最古の花木」と
呼ばれているんです!
こちらのサイト からお借りしました
また、木蓮の蕾(つぼみ)は、
必ず北を向くことから、
「 コンパスフラワー 」
という別名もあります。
これは、蕾が生長する過程で、
光がよく当たる南側が膨らみ、
先端が北を向くことから起こる現象です。
こういった植物を、
「方向指標植物」といいますが、
春の山に入る人達にとっては、
木蓮の花が方位磁石の代わりに
なってくれるのだそうですよ。
すごいですね~😊
氣学(九星気学風水)では、
北は、万物の創生を表す方位であり、
宇宙の真理を示す方位でもあります。
地球上で最古の被子植物が、
恐竜がいた時代から、
北を向いて咲き続けているなんて!
すべては、繋がっているんですね✨✨✨
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