2月8日は「 事八日(ことようか)」
これ、ちょっと複雑なんですが、
12月8日にもあるんですよね~。
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「 事八日(ことようか)」は
「 事の神(ことのかみ)」を祀るお祭りで、
事の神を、
歳神様(お正月の神事)とするなら、
事の神を、
田の神様(祭事や農作業)とするなら、
どちらになるかは、
地域によって異なるんです。
そんな区切りの日であり、
本来の旧暦では
季節の境目でもあったので、
魔に魅入られやすい日と考えられ、
妖怪が現れると言い伝えられたり、
邪気祓いの行事が行われるようになりました。
そのため、この2日間は、
忌み日(いみび)として、
慎みをもって過ごすようになり、
針仕事も休みとされていたことから、
針供養が行なわれるようになったと
言われています。
針供養は、
折れたり曲がってしまった針を、
豆腐や蒟蒻など柔らかいものに刺して、
これまでの働きに感謝をし、
裁縫の上達を願う行事です。
古来より、日本には、
全ての物に魂が宿り、
「八百万の神」として
崇める風習がありました。
ちょっと複雑な「事の神」も、
そうした存在なのでしょうね。
今日はぜひ、
皆さんの身近な生活の道具に、
感謝の気持ちを伝えてみてくださいね ✨
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