しおんパパtalltree、いよいよ押し詰まって参りましたね。
あっ、今日はレコード大賞の発表なのですね。はっきり言って、どの曲も知りませんでした。一応こどもも成人してるので、妖怪ウォッチすら初めて聴きました。
以前は大晦日の紅白の前にやってて、誰が受賞するか、ハラハラドキドキしながら見たものですが、CDの売り上げが落ちて、いわゆる大衆歌謡というものが消滅したのですね。
AKBその他あの女子集団だけが枚数は行っているようですが、あれは「おしゃべり九官鳥」や「せっかちくん」欲しさに、買わずもがなのグリコを大量購入するのと同じ現象です。
さて、やや暗い話で恐縮ですが、漫才コンビで相方に死なれた後、また売れた芸人はまれです。コンビとして売れなかった場合や、強烈な個性の持ち主(例えば平和ラッパ)は別として、例え相方を替えて登場しても、やはり以前のコンビを連想してしまう、これはお笑いとしては「致命的」です。笑えないのです。
これと同じように、歌の世界でも「喪」の歌と心中するケースがままあります。歌の内容が強烈だけに心を打ち、ヒットしますが、その後はその歌のイメージに引きずられ、いわゆる一発屋になってしまうケースは多いですね。
「愛と死を見つめて」「ロード」「会いたい」他にもあるでしょう…しかし…。ここで話がレコ大に戻りますが、唯一といっていい例外があります。
ちあきなおみ「喝采」。1972年の大逆転受賞でした。9月発売での受賞は史上初だったそうです。私、中学3年生で、担任の先生が歌ったのを覚えています。
ちあきなおみはこの後も「劇場三部作」をはじめ、ヒットを飛ばしました。「喝采」は80万枚売れた、彼女自身の最大のヒット曲ではありますが、それだけにとどまらなかった点で偉大ですね。
そして、恩師服部良一の引退とともに、家で鼻歌でも一切歌わなかったといわれる笠置シヅ子(私どもには審査員の柔和なオバチャンでした(笑))と同じように、愛する夫の死とともに、歌の世界ときっぱり縁を切った潔さはみごとだと思います。
何だか別の世界を見ているような、レコード大賞の放送を眺めながら、ふと思った次第でした。
誠にお粗末さまでございました。
流れに取り残されたオジサンは古い「今日も恋の歌 うたって~る~♪」コメントはいつも大歓迎!
