車イス選びのポイント | 蟹、退治中 (乳がん生活)

蟹、退治中 (乳がん生活)

2012年12月 乳がん告知
13年2月 右乳房切除術(HER2 3+、ER +、Pgr -、リンパ管侵襲あり)
3月から抗がん剤(AC)、ハーセプチン、ホルモン療法の
術後治療を提示されるも、若き主治医の方針は一転、二転。
主治医を変え、ハーセプチンとフェマーラで治療中に
転移発覚

車イス。

我が愛車EKワゴンと一体化しております(苦笑)





いつから積みっぱなしなんだろう?

杖1本の許可が出てからですね、きっと。
片手に杖、片手にカートで
買い物ができるようになってから
車イスの出番はほとんどなくなりました。


ここまで骨が回復すると思ってませんでしたから
車イスは必需品として購入したのですが
今の状態なら、必要な時だけレンタルでも良かったかな?
と思います。
嬉しい誤算、というヤツです(*^^)v



でも眠らせておくのはモッタイナイ。
ちょっとでも有効活用しよう、と
選んだ時の決め手を書くことにします。

誰も使わずにすめば一番いいんですけどね。


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車イスには、自走式と介助式があります。

公共施設やスーパーにあるのは自走式。
タイヤが大きく、ハンドリム(手で回して漕ぐ輪っか)が
ついています。

手元にあるレバーブレーキとは別に、
人に押してもらう時のグリップに
介助者用のブレーキがついています。
病院などに置いてある古いタイプだと、
これがついていない物もあります。
ブレーキがあるとないとで、押しやすさが随分違うそうです。
特に坂道。

電動もあります。


介助式はタイヤが小さく、ハンドリムはついていません。
軽くて、値段も安いです。
老人施設に行くと自走式と介助式の両方を見かけます。


腕力があって自分で漕げるなら、
手動の自走式を選ぶことになりますね。



選ぶ時のポイントは、専門のサイトがありますから
そちらを参考になさってください。

ここからは、私はこうだったよ、という話。
一つの例として、参考にしていただければ、と思います。


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市の福祉センターで借りた車イスの
返却期限が近づいてきた頃、
歩行器でお世話になった介護用品店に頼んで
車イスを2台持って来てもらいました。

車への積み下ろしが娘でもしやすいように
軽めの物をお願いしました。

確か1台は14kg、もう1台は9kgくらいだったと思います。
どちらも上の写真のように
軽自動車に載せることができました。


自走式車イスの重量は、標準タイプで15kgくらい、
軽量タイプで10kgくらいだそうです。
14kgの方は、積み下ろしできないことはないけど
小柄な女性ではちょっと大変、といった感じでした。

9㎏の方は積み降ろしは楽だし、
自分で漕ぐにも、軽い方が漕ぎやすいと思いました。

が、小型軽量を追求したが故に
ハンドブレーキのレバーが極端に短く、
ブレーキをかけるのに力が必要でした。


このレバーは握りやすくブレーキをかけやすい


立ったり座ったりは、必ずブレーキをかけた状態でします。
その度に力が要るとなるとストレスになりそうです。


一週間の無料お試し期間が終わって、
残念ながら2台ともお返しすることにしました。



次に、病院の近くにある介護用品の店に行ってみました。

軽量タイプのが、三種類ありました。
店頭で実際に乗ってみて2台に絞りました。
1台は確かハンドリムに凹凸がなくつるっとしていたので
却下したんだと思います。
2台をそれぞれ1か月ずつ有料レンタルして、
座った感じの良い方を最終的に購入しました。

ハンドリムに凸凹があって手が滑りにくいので
漕ぐ時に余分な力が要らない。


車イスを購入する時は
乗ってみてから決めることをお勧めします。
それももしできれば、実際に使う所で乗ってみると、
どんなのが使いやすいかわかって良いと思います。

レンタルなら気に入らなくても
月単位で取り替えてもらえますから、
とりあえずレンタルがいいかもしれません。




おまけ

あると便利なのが、
ホームセンターで300円くらいで売ってる手袋。
薄手の綿で、手のひら側にゴムの滑り止めがついてます。
手が汚れない滑らない。

あとスーパーで買い物してると、
他のお客さんのカートが車イスを漕ぐ手と同じ高さで
ぶつかりそうになる時があります。
副作用で傷んだ爪や皮膚を守るのにも役立って、
いつもリュックに入れて持ち歩いてました。

軍手よりはおしゃれでしょ?


ありがとうございます


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