無理をしなくていい幸せ | 蟹、退治中 (乳がん生活)

蟹、退治中 (乳がん生活)

2012年12月 乳がん告知
13年2月 右乳房切除術(HER2 3+、ER +、Pgr -、リンパ管侵襲あり)
3月から抗がん剤(AC)、ハーセプチン、ホルモン療法の
術後治療を提示されるも、若き主治医の方針は一転、二転。
主治医を変え、ハーセプチンとフェマーラで治療中に
転移発覚

土曜日、夜の9時頃。
突然睡魔に襲われました。

今まで経験したことのない強力なヤツです。
土曜の深夜にテレビで映画を見た後で日曜日の礼拝で牧師の退屈な説教を聞いてもこんなには眠くなるまい
と思うほどのヤツです。
(T先生ご免なさいあなたのことではありません。)

特に疲れている訳でも寝不足でもないのにとにかく眠い。
もうダメ、寝る、と歯も磨かず、浮腫の包帯も巻かずにベッドへGo。

夜中に目が覚めたら、喉の奥右上辺りがピンポイントで痛い。
ありゃ、風邪かしら?
トイレに行くついでにうがいして歯みがきして再びベッドへ。

朝になって、喉スプレーをシュッシュッ。
喉の腫れには飲み薬より
直接痛い所に届くスプレーの方が
効くような気がします。
何となくですが。

そうこうする内に寒気が。
あーこりゃやばいぞと葛根湯飲んで膝と腰に湿布を貼り、
パジャマを長袖に着替え、肌掛けにくるまって、
日曜は一日中ごろごろして過ごしました。

前の晩あれだけ眠かったのは、
身体が休めって言ってたんですね。



月曜は、熱は下がったけれども
喉と目の奥が痛くて引き続きゴロゴロ。

火曜は喉がちょっと痛いだけ。
でも眠くてやっぱりゴロゴロ。

今日水曜日は、朝から台風関連報道を見ながら
たまった洗濯をぼちぼちと。
喉も痛くないし、だるくない。



以前なら、喉が痛いくらいなら
暖かい格好をして動いてたんですけどね。
それで1週間くらいグズグズが続いたりして。

今はちょっと風邪気味だなーと思うと
あっという間に熱が38度台後半になってしまうので
さっさと寝ることにしてます。



それだけ恵まれた環境にいるんですよね。
仕事や子どものこと、親の介護などがあったら
休みたくても休めないですもんね。


置かれた環境に感謝しつつ
どっぷり甘えています。
甘えるのも、少し上手になった気がします。

たとえば、台所の洗い物。
熱がある時水を触るの嫌じゃないですか?
以前なら、黙って流しに立っていました。
心の中で、手伝ってくれたらいいのに、と思いながら。
それが、「水触りたくないから洗ってほしい」と
言えるようになりました。

主人は気が利く方ではないので
黙っていたら何もやってもらえませんが
言えば大抵のことはやってくれます。
感謝感謝。




ところで、
葛根湯飲んだのに熱が上がっちゃった、ってこと
ありませんか?

それってちゃんと効いてるってことらしいです。
葛根湯には体温を上げる働きがあるので、
風邪のひき始めの寒気がするような時に飲むと
いいんだそうです。
熱が上がって汗をかき始めたら、
それは熱が下がってくるしるしだから
飲むのをやめる、と。


ふむふむ、と漢方のホームページを見ていたら、
喉の痛い風邪に葛根湯は効かない、とありました。
あら、じゃあ私のは無駄だったのかしら?
漢方は奥が深いからなー。

ま、治ったから良しとしようっと。(^^;)




ありがとうございます

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