昨日は、年に一度の「カレーの日」。
所属教会では、年に一回、男性陣がカレーを作ってくれる。
何週間も前からスパイスを仕込んで作る、本格派!
礼拝の後、女性陣は座っているだけで、
テーブルセッティングから後片付けまで、
男性と若い子達がやってくれるという、
主婦にとっては夢の一日である。
味覚障害の私も、市販のルーとは全然違う、複雑なスパイスの味で、
楽しくいただけた。
教会で、手術のことを告げた時、
「私も片方取ってるのよ」と教えてくれたおばさまが、いた。
60代とおぼしき彼女、お父上は牧師をなさっていたとか。
それ以降会う度に、どうお?と声をかけてくれる。
食事のテーブルで、たまたま隣り合わせ、体調の話になる。
「抗がん剤、やっぱりキツいです~」
乳がん経験者である。
牧師の娘である。
優しく労わってくれる、と思う?
「神さまは、耐えられないような試練にはあわせないわよ」
それを、説教ぶるでもなく、
「あっちのスーパーの方がトイレットペーペー安いわよ」
というような調子でさらっと、おっしゃる。
教会付属の幼稚園で働いていたというが、
小学校の教頭先生の方が似合いそうな、背筋のぴっ!と伸びた彼女。
敵わないなぁ~。
「副作用はそのうち治まるから、だいじょぶよ」
40代で摘出手術をしたという。
(ということは、かれこれ20年!?)
今のような吐き気止めもなく、
想像のつかないような辛い思いもなさったのだろう。
あ、
たまたま隣に、じゃないんだ、きっと。
私と話すために、隣に来てくれたんだ。
やっぱり敵わないや~~~。
強さと、優しさと、聡明さと。
こんな風に歳をとりたいな、と思う。
味覚障害で、おいしく食べられない、とグチったら、
「口がダメなら、目で味わうのよ」と、にっこり^^
ハイ、おっしゃるとおりです。
今日は早速、公園にお花見に行ってきました。
また写真UPしますね。