こんにちは、大成信一朗です。

 

「あなたの貯金はいくらありますか?」

 

いきなりこんなことを聞かれて、「失礼だ」などと思ったかもしれない。

そう思っても、我慢して次の質問に答えてほしい。

 

「あなたは心にゆとりを感じられるだろうか?」

 

心のゆとりとお金のゆとり。

一見、関係ないように見えて、実は繋がっている。

なので、心の余裕を持ちたいのであれば、お金の余裕を持たなければならず、これは成功するために必要である。

 

そこで、成功するためのマインドセットである「心のゆとりとお金のゆとり」について話す。

 

心のゆとりとお金のゆとり

心のゆとりとお金のゆとりは基本的に正比例の関係である。

お金に余裕がある人ほど心に余裕がある。

反対に、お金が少ない人ほど心に余裕がなく不安でイライラしている。

 

アイブリッジ株式会社の「心のゆとり」と「お金」に関する意識調査の結果、「心のゆとり」と「お金」には関係があると思いますか?という問いに、80%の人が「ある」と答えた。

 

あなたも実感できると思う。

お金がある時は心にゆとりが感じられ、気持ちがポジティブで、人に対して寛容で余裕のある態度が取る。

お金がない時は心にゆとりがなく、気持ちがネガティブで、人にイライラをぶつけたり攻撃的な態度を取ってしまう。

 

このように、心のゆとりとお金のゆとりは関係がある。

 

お金のゆとりを得る方法

心のゆとりを持つには、お金のゆとりを持つ必要がある。

ところで、お金のゆとりと聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか?

資産、収入、貯金、現金、…。

 

お金のゆとりとは貯金である。

 

株や土地などの資産は換金しなければならず、また値段が暴落することもあるので、お金にゆとりがあるとはイマイチ感じられない。。

収入が多くても、支出が多いと手元に残らない。

現金が多いと確かに心に余裕が生まれるが、現金を手元に置いておくのは、盗まれたり財布を落としたりのリスクがあるため、不安もある。

 

なので、価値が変動することがなく、紛失するリスクがなく、最も安全で安定している貯金に私たちはお金のゆとりを感じるのである。

だから、心のゆとりがほしいのであれば、貯金を増やす必要がある。

 

しかし。

「貯金をしてもすぐに使ってしまい、結局貯金できない」、「給料が少なくて月末には何も残らないから貯金なんてできない」なんて悩みを持つ人は少なくない。

そんな人におすすめなのが貯金専用口座と自動天引きである。

 

貯金専用の口座を作って、給料が入ったら一定額を貯金専用口座に自動で振り込むよう設定するのである。

マネー本の名著『バビロンの大富豪』では10%を勧めている。

 

「そもそもお金が残らなくて貯金ができないで悩んでいるのに、そこから10%引いて生活するなんてできっこない!」と思うかもしれない。

しかし、不思議なもので、人間はある分だけでなんとか工夫してやり繰りするので、意外と生きていける。

それに、足りない分は副業を頑張って埋め合わせるという手もある。

 

また、「ただでさえ足りないのに、天引きしたら自己投資に回すお金もなくなる!」なんて思うかもしれない。

自己啓発に限らず、何かの目的でお金を貯めたり使ったりする必要があるなら、貯金専用口座のように、例えば自己投資専用口座みたいにそれ専用の口座を作って、そこに自動天引きしよう。

天引き貯金や専用口座については、こちらの記事で詳しく解説している。

 

 

天引き貯金は成功者がお金を貯めるために実践してきた方法であり、心のゆとりが持てる以外にも多くのメリットがあるので、ぜひチャレンジしてほしい。

 

 

天引き貯金の他、成功者(お金持ち)が行っている習慣に家計簿がある。

こちらも余裕があったら、チャレンジしてみよう。

 

 

貯金専用口座を作ったら、絶対に守ってほしいルールがある。

それは、何があっても絶対使わないことだ。

 

『バビロンの大富豪』などでは一定額貯まったら投資に回すと書かれているが、お金のゆとり(心のゆとり)を持つためなら、投資専用の口座を作るか、定期預金などローリスクの運用をしよう。

 

なぜ、投資に回さない方が良いかと言うと、

貯金はお金のゆとりであり、お金は心のゆとりである。

なので、貯金が減るということは、お金のゆとりが減るというであり、お金のゆとりが減れば、心のゆとりも減ってしまうからである。

 

投資にも回さない貯金専用口座のことを不滅口座と言う。

不滅口座はドクター・ジョン・F・ディマティーニが提唱する方法である。

彼は引き寄せの法則のブームを起こした『ザ・シークレット』に登場した人物である。

引き寄せの法則と聞くと、スピリチュアルなイメージがあるが、彼自身は人間行動学の世界的な権威である。

 

彼は自身の著書『お金に愛される人のルー』で、不滅口座について語っている。

不滅口座を簡単に説明すると、毎月収入の10%を貯金し、絶対に使わない口座である。

絶対に使わないので、減ることがないし、残高が0になることがない、永遠に残る口座。

だから不滅口座という。

 

「なんで絶対に使っちゃいけないんだ?」と疑問に思ったかもしれない。

不滅口座にセルフイメージが高まるという大きなメリットがある。

セルフイメージが成功に大切な理由はこちらの記事で詳しく解説している。

 

 

なぜ、不滅口座でセルフイメージが高まるのかというと、先に自分にお金を支払うことで、「自分は他人よりも大事な存在である」と潜在意識が認識するからである。

また、お金が増えていくのを見れば、誰もが「自分は豊かだ」と感じられ。

さらに、貯金があることで、安心感を得られる。

これらの理由で、セルフイメージが高まる。

 

一番最初に自分に支払うメリットはセルフイメージのアップ以外にもある。

 

 

心のゆとりを持つために不滅口座を作ろう!

「お金の余裕は心の余裕」という言葉があるが、その通りである。

だから、心のゆとりを持ちたいのであれば、お金のゆとりを持たなければならない。

お金のゆとりを持つには貯金が一番の近道である。

貯金をするには自動天引きが一番である。

そして、貯金を絶対使わない不滅口座にすれば、セルフイメージがアップし、成功に近づける。

 

心のゆとりを持って、さらに成功したいのであれば、今月から不滅口座を作って、お金のゆとりを得よう。

 

大成信一朗