おはようございます。
今日は映画の記事にしようと思いましたが、変更(笑)映画の話題はGW中にでも書く事にしました。
以前、1枚目のアルバム「栄光の旅立ち」から「衝撃のファースト・タイム」や4枚目のアルバム「4」からサックスが印象的な「アージェント」を紹介。
今回は伝説のバンド フォリナーの1枚目のアルバム「栄光の旅立ち」を紹介します。
その前に・・・
john-mmは最近この方のアルバムを久しぶりに聴きました。
やはり名盤!高中正義さんの1981年の大作「虹伝説」・・・は聴きやすい曲がたくさん!
高中正義さんのギターを活かしたながら、絵本を連想させる名曲が収録されています。
イタリア人画家ウル・デ・リコの絵本「虹伝説」を元に作られたサウンドが良い。
YMOの2枚目のアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」(1979年)も次代を先取ったようなサウンドが印象的なアルバムでしたが、この「虹伝説」もリリースから33年経っていますが、全く色褪せない作品に思えます!
ハードロック/へヴィメタルファンの方や、聴いた事のない方にもお勧めのアルバムです。
自分的には1曲目「PROLOGUE」や4曲目「THE SUNSET VALLEY 」そして最後を飾る超名曲「YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE」はお気に入り😊
⭐️追加⭐️
「YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE」
機会があったら高中正義さんの事も、このアルバムの曲を絡めながら書きたいです。
さてフォリナー・・・
70年代に生まれたアメリカのジャーニー、カンサス、スティクスなど(前記の2バンドは以前紹介しましたが、スティクスも良い・・・いずれ紹介したいです)は色々な側面で窮地に・・・
70年代後半にディスコサウンドやパンクが流行って、彼らの存在は忘却されるかの様になる。
アーティストとしてテクニカルなサウンドを追求していた彼らは、当時の時代の流れに合ったメロディを活かしながらヒットを生む音楽に路線変更。
ロックの中に楽曲指向という要素が生まれる。
マネジメント・サイドや音楽業界の仕掛けから生まれた「産業ロック、コマーシャルロック」は大衆みんなにわかってもらえるような音楽を追求しながらヒットを飛ばす!
80年代になるとMTVが出来る時代になると、商業的にもますます追い込まれることになり、「産業ロック、コマーシャルロック」は更に加速。
後にメロディアス・ハード・ロックの原点にもなった「産業ロック、コマーシャルロック」は数々の名バンドを生む。TOTO、エイジア、サバイバー、ナイトレンジャー(このバンドもかっこよかった)、ヨーロッパ、ボンジョヴィ、ハート、ミスター・ビッグなど・・・
フォリナーもこの流れを汲むようです。
1977年リリース。邦題「栄光の旅立ち」。
イギリス人のミック・ジョーンズとアメリカ人のルー・グラムなど英国人3人、アメリカ人3人のバンド。1976年結成。
哀感があって(特にアルバム3曲目「つめたいお前」全米6位)、ヒット性に富む曲が収録されている名盤!
キーボードやピアノを活かしながら且つミック・ジョーンズのレスポールのギターを絡ませるメロディ作りは印象的。
ルー・グラムの抜群のボーカルが楽曲に更なる輝きを与えています!
ルー・グラムとミック・ジョーンズ
他アルバム8曲目の「人生は闘い」のかっこよさ!やアルバム最後の10曲目「アイ・二ード・ユー」などアルバムは全米チャート4位。
フォリナーはたくさん良いところがありましたが、隠し味的にキーボード、シンセの使い方が絶妙に良かったかも!?
TOTO、ボストン、エイジア、ジャーニーなどと共によく聴いた愛聴盤でした。
左からキーボード、シンセサイザーのアル・グリーンウッド(自分的にこのキーボーティストは好きです。良い!)、ギターでバンドの中心的人物のミック・ジョーンズ、素晴らしい歌声でバンドに華を添えるボーカル、パーカッションのルー・グラム。
左からドラムのデニス・エリオット、ベースのエド・ガリアルディー、優れたミュージシャンでギターのイアン・マクドナルド
それでは曲を・・・最初のエレクトリックピアノの音色、ミック・ジョーンズの短いながら曲に合ったギターソロ、その後のコーラスなどアルバムを代表する哀愁漂う超名曲「つめたいお前」
アルバムの最初を飾るに相応しい名曲「衝撃のファースト・タイム」ルー・グラムの歌声が光ります。
デニス・エリオットのドラミングもかっこいい「人生は闘い」アルバムの中で一番ハードロックしている印象の曲
自分的にアルバムで一番好きな曲「アイ・二ード・ユー」
始まりのドラム、ギターのリフ、シンセサイザーの使い方、ルー・グラムの歌声と完璧。
ハードで正統派のロックを聴かせてくれます!
コーラスも素晴らしい。
途中のイアン・マクドナルドのサックスソロ、シンセ、ギター、ルー・グラムの歌声とかっこいい名曲「ロング・ロング・ウェイ・フロム・ホーム」
後の傑作アルバム・・・4枚目のスタジオアルバムとなった「4」(1981年)に繋がるような骨太なサウンド、テクニカル+ポップを融合したフォリナーの1枚目のアルバム「栄光の旅立ち」は捨て曲なしの印象で、とてもお勧めのアルバムです。
ハードロック/へヴィ・メタルを始めて聴く方や、前記のようなメロディアス・ハード・ロックを聴きたい方にもお勧めです。
聴いていない方は是非!
フォリナーの話題は機会があったら「4」を中心に紹介したいです。(以前は「4」からサックスが素晴らしかった名曲「アージェント」を紹介しました)
↓
「4」(1981年)
また貼ります。
「アージェント」
アルバムジャケットも印象的!
栄光の旅立ち(紙ジャケット仕様)/フォリナー
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1. 衝撃のファースト・タイム
2. つめたいお前
3. スターライダー
4. ヘッドノッカー
5. ダメージ・イズ・ダン
6. ロング、ロング・ウェイ・フロム・ホーム
7. ウーマン・オー・ウーマン
8. 人生は闘い
9. お前に夢中
10. アイ・ニード・ユー
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また書き込みます。