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こんにちは。
神戸市北区にあるピアノ教室【tree音楽教室】です。
今日は久しぶりに娘のピアノのことを…
年齢より少し遅めにスタートした娘のピアノ。
ようやく?あっという間に?1年が経ちました。
以前の記事はこちら↓
元々、ピアノを始めるのが遅めのスタートになったのは、娘の意思を確認する為でした。
ママ(私)がピアノの先生だから…
家にグランドピアノがあるから…
周りのおともだちがピアノをしているから…
そんな”なんとなく”の雰囲気では始めてほしくなかった。
娘の気持ちがちゃんとピアノの方を向いているんだと確認出来たら、ピアノは始めよう…と心の中で思っていました。
どの習い事でもそうですが、
やるからにはきちんと取り組んで欲しい
辛いこと、しんどいことがあっても踏ん張ってほしい
日々、常々思っています。
それが、私の人生の大部分を占めてきた”ピアノ”であるならなおさら。
私の意思ではなく、彼女の意思でピアノを選んで始めてほしかったのです。
「ピアノやってみる?」
そう私からは聞いたことはありません。
私の変なこだわりで、その一言だけは私から言わないでおこうと決めていました。
そして1年。
2つの本番が終わり、もうすぐ3つめの本番で舞台に立ちます。
そんな中、先日レッスン中に初めて「泣く」という経験をしたのです
出来ないことを怖がらないで!
「レッスンで先生からアドバイスをいただいて、実践しようとしたけれど、それが上手く出来なかった。」
それが彼女の泣いた理由です。
頭では分かっているし、先生の言うことも理解できるのに、身体が思うように言うことをきかなかった(動かなかった)。
先生は優しく見守ってくださっていましたが、出来ない事に焦りだして、でもどうしても出来なくて…
悔しい気持ちと悲しいの気持ちがいっぱいになってしまった。
(私もレッスンには同席していました)
「いつもちゃんとすぐに出来るのに!」
「練習毎日ちゃんとしてるのに~涙」
そんな風に彼女は言いました。
私は娘に「ちゃんとって何?」とあえて聞いてみました。
すると娘は「完璧に出来る事だよ!」と教えてくれたのです。
完璧に出来ないから、悔しい、悲しい。
実は来て下さっている生徒さんの中でも、いわゆる【完璧主義】のお子さんはとても多いです
間違うのが怖い
完璧に出来ないのならしたくない
難しそうと思ったら、初めからやめてしまう
完璧を求めるあまり、思考が極端になってしまっているのかな?
完璧に出来ること=100点
完璧に出来そうにないこと=0点
じゃあ、完璧ではないけれど、がんばって練習している途中の曲はどうなるの?
100点満点の完璧な演奏ももちろん素晴らしいけれど、
私は「30点や50点の【今がんばっている途中の自分】をもっと褒めてあげてあげようよ!」と生徒さんにお話します。
(小さい生徒さんにはもう少し分かりやすい言葉を伝えます)
「わからないこと、出来ないことがあるのはがんばった証拠だよ!」
「初めから一人で出来てたら、先生いらないよ~笑」
そういうと、生徒さん達はこわばった顔が少し緩んで、ほっとした表情を見せてくれるのです。
完璧主義は悪いことではないけれど、小さな頃からその事を重視し過ぎるのは、あまり良いことではないですよね…
完璧を望むあまり、新しい事、多くの可能性を失ってほしくないと、切実に思います。
間違ってもいいんです。
分からなくても、出来なくてもいい。
一生懸命ピアノに向き合って、日々練習を積み重ねていくことだけでいい。
私達、ピアノの先生は、分からないことを教えるため、出来ない事を出来るようにする方法を教える為、レッスンをしています。
そして、生徒さん本人もまだ気付いていないような、素敵な個性や長所を一緒に見つけるお手伝いをするのも仕事です。
レッスンで泣きべそをかいていた娘は、ようやく次のステージに上がれたような気がしています。
「自分の出来ない事を知り、出来るようになるため努力する」
毎日少しずつ、地道な努力を積み重ねて、ピアノに向かい合っていってほしい。
”完璧かどうか”という定規を使うのはコンクールや、受験の時だけで十分。
レッスンではありのままの姿で、通って欲しい。
これは生徒さん達にも、娘にも思っていることです。
定規のようなまっすぐ完璧な演奏より、その人にしか出せない、個性や魅力のある演奏の方が私は好きです♡
音楽を通して素敵な出会いがある事を願っています⚘⠜
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