十八梯 in 重慶。 | コイケの庭。~蘇州ときどき重慶~(2017年秋に本帰国)

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婚約していた旦那ちゃんの上海赴任により、
いきなり上海で新婚生活がはじまったコイケのブログです。
2016年7月より、上海から蘇州へ引っ越しました。
そして、旦那ちゃんの仕事の都合で、時々重慶に滞在しています。
2017年9月末に日本に本帰国しました。

重慶の古い町並みを見ることができるという観光スポット「十八梯」。

「較場口」駅の近くにあります。

解放碑を見たついでに、駅の近くで地図を見たら近かったので、

近くまで行ってみました。

 

日本語の情報は少ないのですが、

中国のガイドブックでは、有名なスポットなのだそうです。

 

「十八梯」ってなんだー??と思っていたら、路の名前でした。

でも、今、重慶はこうした古い町並みを壊しているそうで、

私が行った日も、重機で近くの建物を壊している真っ最中でした。

かつての有名な観光名所としての十八梯は、多分もうありません。

 

私が行った時、もう夕方近くだったので、

この先はいけませんでしたが、ローカルな雰囲気の細い道でした。

(なんせ、私の滞在していたホテルからここまで1時間半くらい以上かかるので、

暗くなる前にホテルに戻るには、早めに帰らないと・・・なのです;)

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十八梯の駅側の入口付近から写真を撮りましたが、

観光客と思われる方々が、写真を撮ったりしていて、

今でも観光地ではあるようでしたが、

私が見た古い写真では、この道の両サイドに、

ずっと古い家が建っていて、今とは全然違う雰囲気でした。

 

十八梯は、この写真の右の方を通っています。

周辺も古い建物ばかり。

もう誰も住んでいない様で、取り壊し真っ只中でした。

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家の上になだれ込む瓦礫。

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放水しながら、重機で壊しています。

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この、上の写真の手前の建物、中国の建物には珍しく、木造でした。

日本の古い建物みたいです。

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日本には古いものを良しとする文化があり、

古い町並みの保存などに力を入れていると思いますが、

中国はそうではないようです。

 

昔の中国の姿がどんどん見れなくなってしまうことは、

残念に思います。

 

さて。さあ帰ろうと、駅に戻って、改札を入ってから地図を見たら・・・

私が行きたかった、重慶爆撃の博物館の場所が、バッチリ地図に載っていました!

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地図中央付近の緑の下線を引いた場所です。

「遺跡」とあり、防空壕の跡地らしいのですが、

ネットで調べると、ここに資料館があるようです。

ココに行ってみたかったのですが、場所を具体的に書いてあるものが見つけられず、

今回行くことができなかったのです。

まさか・・・駅の地図に書いてあるなんて思いませんでした;

重慶的には有名な観光地だったのでしょうか・・・

ちなみに、地図の左下に青線を引いてあるところが、「十八梯」です。

「十八」で写真が切れちゃっていますが;

 

写真も載っていました。

中国語の方に、「日本」とは書かれていないのに、

英語の説明には「日本に爆撃された遺跡」と書かれているんですね。。。

事実だけど、複雑です。。。

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これで場所がわかったので、次回重慶に行ったら、

行こうと思います!!!