先日、大雨の中、ずっと気になっていた美術館に行ってきました。
雨だけど、美術館室内だし、大丈夫だろ~って思ってたら、
駅から少し歩いたので、足元びっしょりになりました。笑
11号線「云锦路」駅、7号口から徒歩10分程度。
住所:上海徐汇区丰谷路35号
周りには、いくつか、他にも美術館があるようですが、
駅からこの美術館に行く間には、お店などは、何もありませんでした。
歩いていると、目の前に、この赤い大きな建物が、どーんと現れます。
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美術館全体像はこんな感じで、すごい大きいです。
これで、私設の美術館だなんて、驚きです。
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この美術館は、飛行機の格納庫をリノベーションした美術館で、
設計は、日本人建築家・藤本壮介。
私は昔、日本でこの建築家の展示を見たことがあり、
実物の建築が見たい!!と思っていたんです。
以前調べた時は、私には興味がわかない展示をしていて・・・;
最近、調べたら、ジャコメッティだったので、これは行かなきゃ!となりました。
建物に入ると、吹き抜けの明るいフロア。
入り口入って右側は、カフェ?なのかな??
営業しているのかも、よくわからない感じでしたが・・・
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入り口入って、目の前には、このオリーブの木。
これは、キャプチャがついていて、美術作品でした。
↑この木の左下の降りたところに、チケット売り場があります。
チケットは、火曜日~金曜日120元。
土日は、150元です。
日本の展覧会に比べて、高い!
平日と、週末で料金が違うとか、日本には、見たことなかったので、ビックリ。
学生は75元だそうです。学生には優しいんだね・・・
中は、すごく広かったです。
作品数もかなりあって、見応えありました。
私の、中国語&英語の読解が正しければ、
最初は、ジャコメッティの家族の作品から始まり、
デッサン、小さい彫刻、
段々大きな彫刻の展示になり、
ジャコメッティの写真(結構有名な写真家が撮影した物もあり)、
ジャコメッティの制作風景を撮影した映像等もありました。
最後に、代表作、「歩く人」が展示されていました。
あの細さは、思っていた以上の細さでした。
特に小さい彫刻であるほど、本当に本当に細い。
すごく繊細で、美しかったです。
身近な人がモデルの作品を固めたコーナーがあって・・・
日本人の友人の方がモデルの、デッサンと彫刻がありました。
あとね・・・
愛人がモデルの作品と奥さんがモデルの作品が、すぐ近くにあって、
うわーと思いました。
まあ、昔の芸術家って、こんなもんだったのかなーとは思いますけど・・・
昔ならなんとも思わなかったけど、「妻」という立場になると、複雑です。
最近、本とか読んでも、昔とはやっぱり、思うことが違ったりするのですが、
それを、こういう風に、アート見てても実感するとは思いませんでした。
この空間の右側に、「歩く人」等が展示されていました。
流石、元、飛行機の格納庫。
天井が、高い!
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↑左側は、これまた、やってなさそうな、カフェスペース。
誰もいませんでした。
漢字だと、ジャコメッティって、全然読めないなー・・・
展示は、7/31までです。
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月曜日休館
火~木: 10:00-21:00
金・土: 10:00-24:00
HP:http://www.yuzmshanghai.org/?lang=zh-hans
日本の上野とか新国立とかでやったら、
すごい人になりそうな展示ですが、
平日で雨だったこともあってか、ガラガラ。
ゆっくり見れました。
贅沢なひと時でした。
建物見れた(入れた)し、
何より、中の展示が、すごく良かったので、大満足です。