1933老場坊。 | コイケの庭。~蘇州ときどき重慶~(2017年秋に本帰国)

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婚約していた旦那ちゃんの上海赴任により、
いきなり上海で新婚生活がはじまったコイケのブログです。
2016年7月より、上海から蘇州へ引っ越しました。
そして、旦那ちゃんの仕事の都合で、時々重慶に滞在しています。
2017年9月末に日本に本帰国しました。

5月に、1933年に建てられた屠殺場をリノベーションした施設、

1933老場坊に行ってきました。

目的は、写真を撮る為!

すごい変わった建物があると知って、旦那ちゃんにオススメし、

旦那ちゃんも撮りたい!とのことで、一緒に行ってきました。


屠殺場って、私は最初読めなくて・・・

そしたら、旦那ちゃんはすんなり読めました。

私は調べましたよ。

「トサツジョウ」と読み、食肉解体場のことだそうです。

「とさつ」ってPCに入れても、変換されませんでした。


食肉解体場!?って思いましたが、

今は、レストランやショップが入り、結婚式まで行われる施設となっています。

・・・元食肉解体場で結婚式って考えると、

ちょっと・・・って気もしますが、今は、若者が多く集まる、

オシャレスポットになっているみたいでした。

カメラ持った人が、あちこちで写真撮影してました。

ま、私たち夫婦も、その一員でしたが。


場所は、地下鉄4、10号線「海倫路」駅から、徒歩20分くらいでしょうか。

途中は結構ローカルな雰囲気ですが、

「1933老場坊」という矢印の看板が何カ所かあったので、

迷わず行けました。

(帰りは、行きと違う道を通ったら、若干迷子に。笑)

途中にも、雰囲気ある建物多かったです。

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この右側の赤い面白い建物が見えてきたら、

斜め向かいに、1933老場坊があります。

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上の写真の赤いのがついてる建物を別の角度から取ると、

雰囲気が全然違います。

個人的には、この下の部分のグネグネしている配管のデザインが、

面白くて好きです。


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この日も、結婚式があったようで、

建物の前には、この中国式、結婚式用にデコレーションされた車!

中国の結婚式は、旦那さんが、奥さんとなる方の実家に、奥さんを迎えに行きます。

そのお迎えも、儀式っぽくて、色々手順があるらしいです。

で、奥さんの家から、この車で、式場に来るんだそうです。

だいたいは、レンタカーらしいですよ。

(新郎新婦が乗る車が一番派手で、親族が乗る車は、リボンだけとかのを良く見ます)

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そして、1993老場坊、外観が、こちら!


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・・・そんなにオシャレじゃなくない??

って、私は思いましたよ・・・

でもね!!すごいのは、中なんです。



中央の入り口を入ると、

左手に、中庭のようにひらけた空間が。


吹き抜けになっています。

この日はあいにくの雨だったので、

建物に入ったのに、傘が必要という、不便な設計でした。笑

でも、やっぱりすごい!!

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進めば、進むほど、何この建物!!

どうなってるんだろう??って感じでした。





途中には、こんな感じで、ぽつぽつと、オシャレなショップもあったり。

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多分、ココが、この建物の中心部。

屋根がある、吹き抜けの空間。

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下は、なんか、もう、廃墟感が・・・

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モデルさん撮影会が、いたるところで行われていました。

セクシー系だったり、カワイイ系だったり、コスプレさんだったり、

チャイナ服を着ているモデルさんもいました。

それを、数名のカメラマンで、色々移動しながら撮ってってる様でした。

確かに、気持ちはわかります。ほんとに写真映えする建物です。

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このフロアの上部が、結婚式場(披露宴会場)みたいでした。

まさかの床がガラス張り。

・・・高所恐怖症には怖すぎる会場です。

そして、スカートの方は、見えちゃうよーコレ・・・

私が見た時は、会場準備中の様で、ウェイターらしき、

ズボン姿の男性しか見えませんでした。

上海の結婚式は夜が多いそうなので、もしかしたら、結婚式中、

この下のフロアは入れなくなるのかもしれませんね。

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私、建築見るの好きとしても、写真好きとしても、テンションあがる場所でした。

それにしても、こんな迷子になりそうな建物、

どんな感じで屠殺場として使われていたのか、

全く見当がつきません。

建築好き、写真好きには、ぜひオススメしたい場所です。

イギリスの建築家の設計した建物なんだそうです。


晴れた日に、もう一度行きたいな。