映画『響けユーフォニアム』が公開されていますね。以前にお勧めされたこともあったのですが、観たことがなかったのです。で、後学のため?に先日映画館で観てきたので、きょうはその感想を書いてみたいと思います。
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
北宇治高校
響けユーフォニアムは、北宇治高校吹奏楽部の物語。
映画の公式ページはこちら。
ぼくはこれまで観たことがなく、
だから北宇治高校にこれまでどんなストーリーがあったのかも知りません。
今回初めて観て、なんというか…、正直ちょっと感動しましたね。
これまでの自分のいろんなことが重なるからだと思うのですが、
吹奏楽経験者さんは共感できるかもしれませんね。
ネタバレにならない範囲で、感想書いてみますね。
オーディション
コンクールに向けたオーディションが、今回のストーリーのひとつのテーマになっています。
これ、ぼくは現役の中学高校のときには経験がないのですよね…
そして、指導してきた学校たちも、
オーディションでメンバーを絞らなければならないバンドってそんなになかったのです。
全然なかったわけでもなくて、そこにはいろいろなドラマ?がありましたけど…
もちろん、大学に入ってから、また、出てからはいくつかのオーディションは受けてきました。
くやしい思いも経験があります。
オーディションではないですが、ではパート割りはどうしていたのか…
ぼくがトロンボーンを始めた高校、ぼくが入ったときにはトロンボーン1年生だけだったのです!
「おまえ男だからパートリーダーな」…
先輩に言われて、だからパート割りってほとんどぼくが決めていました。ソロとかも。
大学もね、3年生になったらトロンボーンは上がいなかった。
だからぼくが1人で決めていました。
今考えたら、よくやってたなぁ、と…
ツッコミどころ
さて、映画についてのツッコミどころをいくつか…
まず、「結果を求めること」と「楽しくやること」は二者択一なんかではないと思うのです。
結果を求めることの反対側にあると思っている楽しさって、ほんとうの楽しさなんかではない。
そして、ただつらいだけの練習には、結果なんかついてこない。
そんなふうに思っているのです。
本気で音楽を追求することは、本質的には『楽しい』ことです。
でもそれは、ときにとてもしんどいし、決してラクではない。
ラクなことは楽しくなんかない。本気でやるから、『楽しい』が得られる。
そして、音楽を追求することは、本質的に『楽しい』のです。
それから…
全国大会に行くバンドたちの練習内容は、決してあんなふうではありませんよ。
滝先生
顧問の滝先生…
なんだか全然、学校の先生っぽくないですよね…
そして、どこまでも冷静でクレバー。そもそも、
チューニング室であそこまで落ち着いている先生って、あんまりいなくないですか。
悪く言えば、あんまり人間味を感じないというか…
冷静でなければならないのでしょうけど、あんなふうにはなれないわぁ…
でもね…
「コンクールに特化した演奏というものがあるのかは疑問」との言葉には共感します。
ないと思うのですよね、そんなもの。
部長さん
そして部長の黄前さん…
映画を観ながら、これまで関わってきたたくさんの部長さんたちのことを思い出していました。
でもね…
あんな頼りなさそうな部長さんは、なかなかいないですよね。
みんなもうちょっとしっかりしていたかな…
だけど、あんなまっすぐな部長さんも、なかなかいないかも…。いや、いたかな。
あのまっすぐさには、ぐっと来たかな…
なんだかいろいろ思い出していました。
これまで見てきた部長さんたち、みんな、ひとり残らず、すてきな部長さんたちでしたよ。
映画を観終わって映画館を出てスマホを見たら…
夕映えの作詞をされた学校の先生から、歌の楽譜(を作って送ったのです)のお礼のメールが…
読んでいたらぽろぽろ泣いてしまいました。
ところで、あの自由曲知ってますか。なんの曲?





