上手な吹奏楽部は感謝の心を忘れません | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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上手な吹奏楽部に共通していることのひとつに、感謝の心を忘れないことがあると思うのです。活動できたり演奏できたりするのは、いろんな人の働きがあってこそ。決して当たり前ではないのです。そのことを忘れない。

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 



最初に書いておきますと、きょう書くのは、現在の指導校たちのことではないです。
これまで過去に経験してきたいろいろなこと、また一般論として書いてみます。
 

 

指導者 

 

指導してくださる先生方、忘れていませんよね。
コンクール、いい賞だったら報告する、悪い賞だったら報告しない…
いい結果が獲れたら「○○先生に連れて行っていただいた」
望む結果でなかったら「○○先生が疫病神」…
いい加減にしなさい!
そんな他力本願でどうしますか。
どの先生方も暇ではないのです。
時間を割いて、みなさんのために教えにきてくださっているのです。
指導するために勉強もされます。教える方も、いろいろと努力されます。
みなさんのために…
それが当たり前だなんて思っているから、上に書いたようなことになるのではないでしょうか。
それが当たり前だなんて思っているから、ちっともいい演奏ができないのではないでしょうか。
決して、当たり前なんかじゃない。
そのことを忘れない吹奏楽部が、いい演奏をするのだと思いますよ。
 

 

作曲家 

 

たとえばコンクールの課題曲…
スコアを読んでいるとね、どれほどの思慮と思いでこれを書かれたのかが伝わってきます。
楽譜を読んでいるだけで感動させられます。
その書かれているひとつひとつから、いろいろなことが伝わってきます。
さて、そんな楽曲に込められたいろいろを、みなさんはわかっていますか。
必ずしも理屈でわからなくてもいい、感じ取っていますか。
「楽譜に書いてある音が出さえすればそれでいいじゃん」なんて思ってはいませんか!
この曲を書いてくれた人に、聴かせられる演奏ですか。
また、そこを目指していますか。目指してきましたか。
単に技術だけではないのです。
いろいろな作曲家さんが魂を込めて書かれた楽曲、それがあるから、演奏できているのです。
ましてやその楽曲にケチをつけるなど、言語道断ですよ!
 

 

運営 

 

たとえばコンクール、その運営に、どれほどの人が関わってどれほどの準備をされているか。
ホールに行って打ち合わせをしたり、チューニング室や控え室の割り振りや導線を考え、
タイムテーブルを整えて齟齬がないか確認して、
係員がどれだけ必要なのかを割り出してお手伝いを頼み、
審査員に依頼をして依頼文を送り、場合によってはホテルを取り、
審査集計や表彰の準備をしてコンピューターや賞状印刷の準備を整え、
審査員の先生方は朝から晩まで集中して審査され(大変でしょうね…)、
プログラムなどを作成準備して、写真撮影や録音録画業者を手配して…
そのほかにもたとえば著作権の処理業務などもあるでしょう。
いちいち考えただけでも気が遠くなりませんか。
そういう人たちが奉仕してくれているおかげで、コンクールがあるのです。
決して、当たり前なんかではないのです。
 

 

顧問 

 

顧問の先生方って、部活の時間だけではないのです。
たとえば楽器運搬車の手配をしたり、いろいろな書類を作ったり…
なにか行事の前とかになるとプリントが配られたりするでしょ。
あれ、ひとつつくるのにどれくらい時間がかかると思いますか。
(ぼくはやったことがないのですが…)
ただ文書を作るだけじゃない。
そのためにいろいろ調べたりスケジュールを考えたり…
そしていろいろな連絡、たとえば家庭への連絡なんかもあるでしょう。
練習を休んだ子がいれば、連絡を取ったりもするかもしれません。
いろいろな会計業務もあるでしょう。
それに加え、指揮を振られる先生であれば、そのための勉強もされるでしょう。
学校の先生ってね、こういうこと全部が、ボランティアなんですよ。
知っていましたか。
そんな先生方のおかげで、部活動ができているのです。
 

 

両親 

 

そして、両親、親御さんです。
部活動ってね、保護者さんの協力なくしてはできないものです。
送り迎えしてくださることもあるでしょう。
もちろんお金も出してくださるでしょう。
楽器が個人持ちではなくても、いろいろかかりますからね、お金…
以前、毎月の部費が払えないといってやめていった子がいました…
ほんとうは楽器、やりたいのだろうに…
その子の話、傾聴しました。
親御さん、いろいろと心配もされるだろうし、応援もしてくださる。
コンクールだって、たくさん聴きにきてくださる。
そういうご両親ご家族の協力があってはじめて、部活ができているのです。
決して、当たり前ではいのです。

そんなたくさんの人たちの協力があってはじめて、活動ができる。
上手な演奏をする吹奏楽部は、そういう人たちへの感謝の心を忘れません。

さて、みなさんの吹奏楽部はどうですか。