岐阜県に御嵩町という町があります。愛知県犬山市から名鉄広見線というローカル鉄道でつながっているのですが、その線の新可児/御嵩間は廃止が決まっているのです。乗れるうちにと思って、先日行ってきたのでした。
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
広見線
名鉄広見線は、国宝犬山城で有名な愛知県犬山市から可児を経由して御嵩までの路線。
いわゆるローカル私鉄で、その可児以遠、新可児/御嵩間は、
自治体が支えるのには限界がある…
廃止時期については未定のようですが、近い将来なくなってしまう路線…
乗ったことのない路線だったのですが、乗れるうちにと思って、行ってきたのでした。
もちろん、電車に乗りに行っただけではなくて、いろいろ調べて巡ってきたのでした。
御嵩ってね、中山道の宿場町なのですよ。
少しですが古い町並みや資料館、それから社寺仏閣も多い、のどかで自然豊かな街なのです。
御嵩駅
まずは御嵩駅。
インスタはどれもスクロールして見てください。
新可児御嵩間は単線で、交換駅(行き違いの出来る駅)もありません。
終点駅なので、線路は行き止まりです。
田園風景のなかを走る2両編成の電車に乗って、駅に着きます。
駅舎は木造。もちろん無人駅ですが、駅のなかに観光案内所があります。
電車は車掌さんがいないワンマン電車。いなかでよくあるスタイルですね。
可児で乗り換えたとき学生さんがけっこう乗ってましたが、ほんとに大赤字なのでしょうか…
お昼
お昼前に駅について、まずはちょっと早いお昼ごはん。
グーグルマップをたよりに狭い道をとおってたどり着いたお店は…
静かな可児川のほとりにある、喫茶店のようなお店。
「こんなところにお客さんなんか来るのかな…」と思って、中へ。

こんな日替わり弁当をいただきました。美味しかったです。
食べ終わって見ると、お客さんいっぱいでした。
どんな立地であろうと、美味しければお客さんは入るのですね…
御嵩の風景
御嵩、可児川の風景と、行ってみた『みたけ郷土館』。
郷土館は、古墳時代から近代までの御嵩の歴史が、多くの資料と展示で紹介されています。
土器なんかもたくさんあったのですが、あれってホンモノなの!?
1200年前に立派な寺院もあったのですね…
館内の写真は残念ながらないのですが(でも撮影禁止ではなさそうでした)、
展示はほんとうに豊富でしたよ。じっくり見て回りました。
インスタの後半3枚は、最後に行ってみた大寺山願興寺。
立派なお寺ですが、本堂は改築中でした。
来月完成予定なのだそうです。
商家竹屋
資料館のそば、宿場町のなかに、古い商家『竹屋』があります。
資料館もそうですが、ここも入場無料。
入ってみました。
立派な商家さんでしょ。
これだけ古い歴史的な建物と内装が残っているのって、すごくないですか。
そして建物だけではなくて…
建物から裏に抜けると庭があって、そのなかに茶室も。
それから立派な蔵があります。
インスタには写真はありませんが、蔵のなかには機織機もあって機織体験も出来るようです。
大智山愚溪寺
そして少し歩いて、大智山愚溪寺に行ってみました。
このお寺、本堂も立派なのですが、庭園が素晴らしいのです。
どうです、すごいでしょう。写真で伝わるでしょうか…
これをこんなふうに保つのって、毎日手をかけてあげないと出来ないですよね…
そして本堂にも上がってみることが出来ます。
拝んできました。
ここ、禅寺なのですよね?
座禅会とか、やっているのでしょうか。
このところ忙しくて行けていないのですが、
いつも座禅を組みに行かせていただいているお寺も、ここからそんなに遠くないのです。
いつも行くお寺は坂祝というところにあるのです。
犬山駅と可児駅
ひとしきり歩いて散策して、帰りも御嵩から電車で帰ります。
なにしろ可児までは全線単線。完全折り返し運転で、電車は30分に1本です。
もちろん交通系ICカードも使えません。
乗車駅証明書をもらって、可児駅でICカードに記録してもらいます。
最初の3枚が犬山駅。
犬山線、広見線、小牧線が乗り入れるターミナル駅です。
後半の3枚が新可児駅。
JRの美濃太田駅と多治見駅を結ぶ太田線の可児駅とも隣接しています。
名鉄広見線は、犬山からここまでは複線、ここから御嵩までは単線。
駅にはミュースカイ(セントレア行き特急)も止まっていました。
こんなところから出ているのですね…
ということで、御嵩の町をいろいろ回ってみたのですが、
思った以上にいろいろ見るところのある宿場町だと思いました。
もっと観光客がいてもおかしくないのに…
廃線間近の電車を撮りに来る人は何人か見かけましたけどね…
さて、岐阜県御嵩町、みなさんも訪れてみませんか。
