みなさんは吹奏楽コンクールを聴いて心動かされた、感動したことはありますか。思い入れとか技術的にすごいとかではなく、音楽的な感動ですよ。ぼくは何度かあるのです。その時のことを、きょうは少し書いてみます。
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
全国大会
あれはたしか、2012年の全国大会だったように思います。高校の部。
東海支部三重県代表、白子高校さん。
自由曲がトスカだったのですが…、聴いて、涙がぽろぽろ流れたのですよ。
すっごく音楽的でドラマチックだったのです。
もちろん白子には行ったこともなければ知り合いもいません。
顧問の先生は大学の後輩だったのですが、面識があるのかないのかわからない程度。
あのときは、「なんちゅうもんを聴かせてくれたんや!」って思いましたね…
その次が淀工だったのですが…、「淀工さん、ちょっと待ってくれ!」って思いましたよ。
あのときたしか白子さんは銀賞だったと記憶しますが…
賞なんかどうだっていい!
いや、なんで銀賞?って思った記憶があります。
尤も、あのレベルまで行くとね、
どこをどういう角度から聴くのかで賞なんか変わってくるでしょうからね。
課題曲は淀工と同じだったのですが、正直、淀工のより「好き」でした。
尤もあのときは、淀工さんには直前のホール練習を見せていただいていたのです。
たしか大阪俗謡だったか、いや、ダフクロだったかな…
だから事前に入っていたということはあったのかもしれません。
学校に
その全国大会が終わって、白子高校に連絡を取りました。
メールだったか電話だったか忘れましたが、練習を見学させてほしい、と。
どんな合奏をされるのか、ぜひ見てみたい。
もう「○○マジック」って言いたいぐらいですよ。
顧問の先生に久しぶりに会いましたが、とてもこまかく音楽のディティールにこだわった合奏。
いい演奏をされるバンドの先生って、みんなそうですね。
音楽のイメージがとてもクリアで、だから合奏がこまかい。
音楽愛も感じます。これまで見てきた素晴らしい先生方はみんなそうでした。
岐阜県大会
あれはいつだったか…、支部大会ではなく岐阜県大会だったと思います。
学校名を書いてしまいますが、県立岐阜商業さんです。
自由曲、なんだったかな、たしかやっぱりオペラの曲だったように記憶しますが…
(って、なんの曲かおぼえてないんかい!?)
それがまたとても歌があって音楽的で、不覚にも泣いてしまったのです。
ここで泣くとは…
県岐商さん、あれからイメージ変わりましたね。
どんな練習をされているのか、顧問の先生はどんなお方なのか、全然知らないのですが…
岐阜方面も、それぞれ個性的な先生方でいい活動をされていますね。
別の学校ですが、やっぱり聴いて感心して練習を見せていただいたことがあるのです。
そういえば、校歌を書かせていただいた(編曲)学校もあったような…
滋賀県大会
こちらは滋賀県なのですが、とある年の、
あれって地区大会だったか県大会だったか忘れてしまったのですが…
学校名を書いてしまいますが、石山高校さん。
これ、言語化が難しいのですが…
音というかカラーというか個性というか、なんだかとてもいいものを持っているバンドだな、
というのがとても印象に残っているのです。
バンドの音の個性が、とても素晴らしく好感。
この先どんなに進化成長しても、この個性は絶対なくさないでほしいと思ったのでした。
石山高校さんには、コンクール前のお披露目演奏?かなにかを聴きに学校まで行ったことも…
もう何年も前だと思いますが…
心動かされる
世の中には学校吹奏楽や吹奏楽コンクールを悪く言う人がいますよね。
なんにも知らない残念な連中のくせに、なに言ってんだって思います。
音楽を聴いて心動かされる、そういう経験ってもちろんコンクールに限らずあります。
そんな心を持っていることをうれしく思います。
クルマを運転しながらFMを聴いているでしょ。
とね、ソルフェージュしたりコード分析したりしてる…
あぁ、そんな聞き方しか出来なくなったのかと悲しくもなるのですが、でも、
感動する心だってまだちゃんと持ってる。
それが、結局いちばんの、音楽する原動力になるのですものね。
さて、みなさんは、コンクールに限らず音楽を聴いて心揺さぶられたこと、ありますか。
