人を嫌うということ | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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みなさんは誰かに嫌われたことはありますか。誰かを嫌いになったことはありますか。嫌いになるということはどういうことなのでしょうか。嫌うのにもエネルギーを消費すると思うのですよね。でもそれ、ムダじゃない?

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 


 

 

  嫌いになるということ

 

好きになるのには理由はない、でも、嫌いになるのには理由がある…
そんなことを聞いたことがあります。
なにか理由、きっかけがあるのでしょうね…

  • 馬が合わない
  • 考え方が違う
  • 虫が好かない
  • ただなんとなく…

まあいろいろあるのでしょう。
ぼくも、嫌われたことはあると思いますよ。きっとけっこう多いのではないですかね。
でもね…
 

 

  エネルギー

 

人にしろ、モノにしろ、もっと無形のものにしろ、
誰かを、なにかを嫌いになるのって、エネルギーを消費します。
「あんなのはダメだよ」、「あんなやつはダメだよ」…
そんなふうにふれ回るのだって、すごいマイナスのエネルギーを取られると思うのです。
きっとね。
でもそれ、ムダじゃないですか。
短い人生、時間もエネルギーも有限ですよ。
そんなことなんかに使っていていいの?
 

 

  圏外

 

ぼくにもいますよ。苦手な人。
ぼくは、そういう時は『嫌う』のではなくて『圏外』にしますね。
「この人はそういう人なんだ」と思うだけです。
そういうところがある、そういう人間なんだと思うだけですね。
その一面で、その人が『悪』になるわけではないし、世の中そんなに白黒二極ではない。
ただ、圏外にするだけなんです。
嫌うなんてエネルギーの無駄づかいはしません。
 

 

  2割の人は

 

人生どんなことをしたって、どんなことを言ったって、
おそらく2割くらいの人は、反対、反発、不理解、嫌い、なのです。
そんな話を聞いたことがあります。
みんなに、全員に好かれる人なんかいないのです。そして…
あなたのしたことや言ったことをどんなふうに受け止めるのかは、相手の問題なんです。
あなたの問題ではないのです。
ここ、ポイントです。
 

 

  価値観

 

人間には、それぞれいろいろな価値観があります。
思いもつかないような価値観で考えたり行動したりしている人だっている。
交わらないこと、理解できないこと、当然出てきますよね。
「ああ、この人はそういう人なんだ」でいいと思うのです。
すべての人と友だちになって、すべての人と仲良くやっていける、

そんな人、きっといません。
人間には誰にも(もちろんぼくにも)、かならずダメなところがあります。
その上で、そんな不完全さを認めた上で、信じたことを言ったり行動したりすればいい。
そして、エネルギーはプラスのことに使うのがいい…
そんなふうに思うのです。

さて、あなたは誰かのことを嫌いになったことはありますか。