感動の初優勝 | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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ここ最近、2つの感動的な優勝に出会いました。ひとつは今月19日にオートポリスでおこなわれたスーパーフォーミュラ第2戦、もうひとつは一昨日26日のボートレース多摩川での第51回ボートレースオールスター。

 

こんばんは。

トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 

 

 

  牧野任祐

 

スーパーフォーミュラは、国内最高峰のフォーミュラレース。

F1の次に速いといわれるマシンで争われるシリーズです。

このスーパーフォーミュラに参戦して今年で6年目の牧野任祐という選手がいます。

大阪出身。

6年前の鈴鹿での彼のデビュー戦は鮮烈におぼえています。なにしろ…

ルーキー初参戦でポールポジション、つまり、予選トップだったのですから!

全日本F2→全日本F3000→フォーミュラニッポン→スーパーフォーミュラと続いてきた、

国内最高峰レース、その中で、デビュー戦ポールなんて選手、ほかにいたのでしょうか…

 

 

  オートポリス

 

先日19日に決勝がおこなわれた今年のスーパーフォーミュラ第2戦は、九州のオートポリス。

誰が勝ったかなー、とYouTubeのダイジェストを見ていたら、牧野選手が優勝。

実況では、「初優勝」と言っています。

えっ、初優勝!? いままで勝ってなかったっけ? ほんとうに?

未勝利というイメージがなかったのですよね。それくらい、速い選手。

その後、チェッカー後のチーム無線の動画を見つけて、観て感動。

こちら…

 

 

きっと誰でも順風満帆ではなくて、たくさんの苦労や努力をしてきているのでしょうけど…

だからこそ、ですよね…

ほんとうにおめでとう!!

レースの映像が観たい方は探して観てくださいね。

 

 

  ボートレースオールスター

 

そして、一昨日26日には…

ボートレース場って全国に24場あって、きっと年間に数百のシリーズがある。

その中で、SGと言われる最高グレードのシリーズは、年間8つ。

一昨日決勝がおこなわれたボートレースオールスターは、その中のひとつ。

予選と準優勝戦を勝ち抜いて決勝1号艇、つまりポールポジションを獲ったのは…

デビューしてまだ4年半、弱冠23歳の、定松勇樹選手。佐賀の選手です。

もちろんSG初優出(優勝戦進出)。

 

 

  プレッシャー

 

決勝は26日。そのメンバーと枠番は、前日25日の準優勝戦で決まります。

準優の結果を見た時から、『定松くん勝てるかな…?』と思っていたのです。

SG優勝戦1号艇の精神的プレッシャーって、きっと半端ないです。

そのプレッシャーに負けて敗れていった選手は少なくない。

そんな優勝戦を、これまでいくつも見ました(ボートレースを観るようになって15年くらい)。

優勝戦は最終日のいちばん最後におこなわれます。

きっと1日が果てしなく長く感じられることでしょう…

そして、優勝戦の録画を見たのですが…

堂々としたイン逃げ。とても落ち着いているように見えました。

すごいやつだな、大したもんだ。プレッシャーなんてないのか!? と思ったのですが、

涙の勝ち上がりインタビューを見て、やっぱり大変だったんだな、と思ったのでした。

ほんとおめでとう!!(映像は探して観てくださいね)

 

 

  精神力

 

ぼくもレーシングカートでレースに参戦していた時に言われたものでした…

最後にいちばん大切になってくるのは精神力だ、と。

じつは記録上は2回の優勝があるのですが(1回は2クラス混走だったので実感なし)…

初めての優勝はカートを始めてちょうど1年ほど経った頃。二十数台で走るレースでした。

2番グリッドから迎えた決勝、2周目にトップに立ったのですが最後までデッドヒート。

もう普通の精神状態ではなくなるのですよ。どうしても勝ちたい!

あそこで冷静さを保てるやつが、勝ちを重ねるのでしょうね…

ステージよりずっと緊張します。でも、走ってる時はそれどころじゃないとも言える…

まあ、勝ったといってもフレッシュマンクラスですけどね。

エキスパートクラスに上ってからはいつも中段を走る選手なのでした。なつかし…

 

さて、みなさんはこれまで見た中で印象に残るレースはありましたか。