お門違いの正義感

近ごろ聞かなくなりましたが、感染症の頃には『マスク警察』とか『自粛警察』とかいう人たちがいました。また、おかしな？正義感に駈られていろいろな運動をする人っていますよね。なぜそんなことをするのでしょう。

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

◯◯警察

みなさんは遭われたことはありませんか。マスク警察とか自粛警察とかいわれる人たちに…
ぼくはありますよ。
なんなんでしょうね、ああいう人たちって…
学校部活動がガイドラインを守っているかどうか監視して通報してくるような人もいる、
そんな話も聞いたことがあります。
その学校の生徒の保護者でも、ましてや学区の人間でもないのだそうですよ。
また、特定の個人の悪いところを名指しで告発するような発信を繰り返す人もいます。
「あんな人間はあのポジションにいるべきではない、みんなで引きずり下ろせ！」って…
いや、そこの当事者さんならわかりますよ。それは大変でしょうね、と思います。
ところが、そことはまったく関係も縁もゆかりもない人間が、そういう告発をする…
なぜ！？

世の中をよくしている？

それをすることによって、世の中がよくなると思っているのでしょうか。
誰かが助かると思っているのでしょうか。
自分は（関係ないけれど）世の中のためにいいことをしたんだという、自己満足？
もちろん、そのことについて関係がある人（被害を受けているとか）ならわかるのです。
そういう人たち（直接の関係者）が、そういう行動（告発とか）に出るのは当然ですよね。
（その前に、正攻法で解決しようとしても出来なかったのだとしたら、ね）
でも、関係のない人がどうして、そういう行動に出るのでしょうか。
関係ない人なのだから結局、それで世の中がよくなると思っているのだとしたら、それって…
単なる思い込みに過ぎないように思うのですよ。
（なんだかわかりにくい書き方でごめんなさい…）

正義感に駈られて？

もしかしたら、『正しいこと』に囚われてしまっているのかもしれません。
とにかく『正しいこと』を押し通すことが大切だと信じて疑わない人なのかもしれませんね。
でも、世の中には…
『正しいこと』が必ずしも人々のためにはならないことが、たくさんあるようにも思うのです。
『正しいこと』を押し通すことで恩恵を受ける人も、そりゃあ中にはいるかもしれません。
でも、それでかえってマイナスを被る人だって、少なくないかもしれませんよ。
『正しいこと』が、必ずしも正しくないことだって、いろいろあると思うのです。
そして、『正しいこと』は人によって違うかもしれないのです。

（とはいえもちろん、倫理にもとる、人権を汚す、公序良俗に反する行動は論外ですけどね）

自分基準の『正しいこと』を、あたかも世界満場一致の『正しいこと』のように喧伝するのって…
それってどうなのだろう…

もちろん、意見や考えを述べるのなら全然アリだとは思うんですけどね…

やっかみ？

もしかしたら、人を引きずり下ろすのが趣味なのかもしれませんね。
誰かの悪いところを片っ端から告発して、それでその人物が引きずり下ろされるのが快感…
そんな人たちなのかもしれません。
政治の世界にもないですか、そういうの…
どんな人でも、叩けばかならず埃が出るものだと思うのですよ。そうでしょ。
それなのに、「なぜ、この人だけが…」って思うこと、ないですか。
なんだかそこに『作為』を感じてしまうのです。
汚職だの資金隠しだのの事件報道、ぼくはそういうちょっと冷めた目で見ますね…
いや、その人がそのポストにいることで被害を被っている当事者ならわかるのですよ。
引きずり下ろそうと動くのは当然ですよね。
でも、まるで関係のない人間がそういう行動を起こすのって、単なるやっかみでしょうか…

暇を持て余している？

もしかしたら、とっても暇を持て余している人たちなのかもしれませんね。
いろいろ調べたり情報収集したりするのって、きっと想像以上に時間もエネルギーも要るもの。
それだけに、ほかにすることがない、とーっても暇な人なのかしれません。
でもね、そんなに暇なのだったら、もう少し有意義な時間の使い方ってあると思うのですよ。
そんな、マイナスのことにばかり時間を使わなくても…、と、ぼくなら思ってしまうのですが…