みなさんは文章を書くのは得意な方ですか。話すにしても書くのにしても、ある程度の文章力って大切だと思うのです。また逆に、文章から読み取る力も大切ですよね。自分を含め、これもなかなか出来ていないものです。
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
どんなにいいことを言っていても
たとえばSNSなどで…
「あぁすごくいいことを書いているなぁ…」と感じて拡散してあげようと思っても…
読んでいるうちに、「なんだかなぁ…」ってなる。
言っている内容は共感するし、いいことを書いているのだけれど、
残念ながら文章が『日本語、不自由ですか?』的なものだったりすると…
説得力激減ですよね。
話し方にしてもそうで、すごく伝わる人もいれば、なんだか説得力のない人もいる。
政治家さんなんかでも、話すのを聞いていると、
『じつはなんにも考えていないのでは?』って感じの方もおられますよね(違?)。
だから、人に何かを伝えようと思ったら、やっぱりある程度の文章力は必要だと思うのです。
人の話を聞かない
逆に、人の話を聞いてない人もいますよね。
「それはお前だ!」という声が聞こえてきそうですが…
そうです私です(笑)。
いや、聞いてはいるんですよ。ただ、あたまに入っていないだけです。
(それを『聞いてない』というんだよ…)
あたまになるべくモノを入れたくないのですよね。でも…
話はちゃんと聞きましょう。
どうしたら人の話を『聞ける』のでしょうか。それはもしかしたら…
大切なところはどこなのか、要点をつかみ取る能力、なのかもしれないと思うのですよね。
自分勝手な解釈
会話をしていて(リアルでもネットでも)、
話がどんどんおかしな方向に行っちゃうことってないですか。
たとえば、「ラーメンは好きだけど、カレーの方がもっと好きです」という発言に対して、
- 「ラーメンは嫌いってことですか」とか…(いや、ちゃうやん)
- 「好きな料理はなんですか」とか…(だからカレーだって言ってるやん)
- 「オムライスを嫌うのはよくないです」とか…(そんなこと全然言ってないし…)
- 「いいえ、シチューの方がおいしいです」とか…(いや、そういう話じゃなくてね…)
- 「食品ロスが増えていることは問題です」とか…(そんな話は全然してないよねぇ…)
そうしてどんどん、会話があらぬ方向に迷走していく…
ありませんか、そんなこと。つい先日も…
なにしろ「そういう話じゃないんだけどな…」って思ったこと、誰でもあると思うのです。
書いてあることを書いてあるように読めない人、少なくないのだそうですよ。
気をつけたいですね!
言葉の使い方
言葉の選び方や使い方も、気をつけたいところです。
事実なのか、考えなのか、感想なのか、主張なのか、客観的なのか、主観的なのか…
たとえばそのどれなのかによって、言い方って変わってきますよね。
考えや感想なのに、それを断定型で言われたりすると、かえって、
『あぁ、この人は自分に自信がないんだな』って思えてしまうかもしれません。
そういう言葉の端々って、じつは大切ですよね。それから…
文章でいったら、句読点をどこにどれくらい入れるのか、漢字で書くのかかなで書くのか、
そういうことでも、印象って全然変わってくるものだと思うのです。
句読点
句読点と言うことでいえば、最近ちょっと気になる記事を見つけました。
みなさんは、句読点、ちゃんと使っていますか。
ぼくのLINEを見てみると、ちゃんと句読点を使う人が多いですね。
SNSなどを見ても、『どうして句読点をつけないの?』と思うことがあったのですが、
こういうことなのですね…
ぼくは、閉じカッコの前には省いています。あと、箇条書きにも付けません。
絵文字で終わる文章には、絵文字が読点の代わりと見なして読点を省いています。
でも、それ以外の時にはちゃんと読点(。)を付けます。LINEでも。
べつに怒っていませんし、もしそういうふうに受け止められるとしたら、困ったことですね!
伝える意思、受け取る意思
言葉や文章(話すにしても書くのにしても)、それって何のためにあるのでしょうか。
誰かに何かを伝えるためですよね。だから大切なのは…
伝えようという『意思』、受け取ろうという『意思』だと思うのです。
でもこれ、演奏でも同じですよね。
ここ、きっといちばん大切なところなのだと思うのです。
意思をもって話す。意思をもって聞く。
さて、みなさんは文章、伝えること、上手な方ですか。人の話をちゃんと聞ける方ですか。