コンサートにトークは必要か? | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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MCやトークが入るコンサート、昔より増えてきているように感じます。開演前のプレトークで作曲家が出てきて話すこともあります。みなさんはこういう傾向、どう思われますか。ぼくはいいことだと思っているのです。

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 


 

 

  トーク

 

コンサートの曲間にトークが入る。曲の紹介や、聴きどころ、メンバーの紹介や裏話、謝辞…
こういうの、もし知っている演奏家ならなおのこと、ぼくは楽しみでもあります。
人柄が感じられたり、息抜きになったり、はたまた、
「この子ってこんな声なんだ…」って意外なところがわかったり…
面識ない演奏家のトークでも、なんだか距離が近くなった感じがして、いいと思うのです。
去年聴きに行った玉木優さんのコンサートも、トークも楽しめたのですよ。
また、開演前のプレトーク。これ、もしあればそれに間に合うように行きたいですね。興味津々。
 

 

  ステージで話すこと

 

コンサートで話すのなら、トークも練習を、って言う人もいます。でもね、
ありのままでいいと思うのですよね。変に着飾らず。
トーク、たしかに、上手い人やそうでもない人や、いろいろです。
ぼくもすることがありますよトーク。何度もやりました。
上手いかどうか…、、上手くはないですね。
苦手でもないけど得意でもないです。
これとこれとこれを話すぞ、って意識が他所に行っちゃうとダメですね。
そして、ついつい話しすぎて時間がきつくなったりしたことも…
だからといって、原稿をただ読むだけでもつまらないだろうし…
(書いていってうまくいったためしがない…)
 

 

  残念だったトーク

 

コンサートにトークが入る、それはぼくはどちらかというと、いいことだと思うのです。
でも、残念なものも、中にはありました。
どんなトークが残念だったかというと…

  • 次回のコンサートやCDなどの宣伝を延々としゃべり続ける
  • 演奏よりもトークのほうが完全に長いコンサート(一体なにを聴きに来たんだろう…)
  • お客さんに質問ばかりするトーク(そして当然、薄い反応)

なんだか何かの集会に来たんじゃないだろうか、みたいなトークは、ちょっといただけません。
そういうことはもちろんまれなのですが、中にはそういうコンサート(のトーク)もありましたね…
 

 

  トークを入れる意味

 

さて、コンサートにトークを入れる意味、効果ってなんでしょうか。どんないいことがある?

1,休める。
金管楽器なんか特に、延々吹き続けることは出来ない楽器です。ほどよい幕間は必要。
それに、お客さんだって、音楽を聴くのにはエネルギーがいると思うのです。
だから、ひと息つける時間って、やっぱり必要だと思うのですよね。

2,転換のつなぎ
コンサートによっては舞台転換ってあるでしょ。ときにはそれがけっこう大がかりだったり…
ただ転換を見せられるのよりは、その間、気の利いたトークでもあった方がいいと思うのです。

3,距離感が縮まる
演奏家とお客さん、ステージのこっち側と向こう側に隔てられた距離が、話すことで縮まる。
聴いている方も、演奏者に対して親しみが持てる。
気の利いたトークなら、それもひとつの楽しみでもある。

4,思いが伝わる
演奏者の思い、気持ち、それはもちろん音楽を通して伝わるものではあるのだけれど、でも、
トークから伝わるものもあると思うのです。それは、言葉からだけではなくて。
音楽から伝わるもの、トークから伝わるもの…

5,プログラムには書ききれないことが伝えられる
コンサートにはたいていプログラムがありますよね。
それには曲目解説などもあったりする(これにも秀逸なものがあるのですよ)。
でも、そこには書ききれないようなこぼれ話って、あったりするでしょ。
そういう内容のトークも楽しいですよね。

トークを入れる意味、入れない意味、どちらもあると思うのです。
でも、あっていいと思うのですよねトーク。それもまた、コンサートの楽しみのひとつです。

さて、コンサートでのトーク、あなたはどう思われますか。