自己主張 | フクロウのひとりごと

フクロウのひとりごと

愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
おもに吹奏楽の活動に役立つ情報を発信中!
バンド指導をご希望の方はお気軽にご連絡ください。

みなさんは、自己主張出来る方ですか。思ったこと、出せますか。どんなふうに自己主張されますか。それとも逆に、あまり思ったことを言えない人ですか。もしそうだとするなら、それはなぜでしょう。

 

こんばんは。

トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 

 

 

  思ったことを

 

自分のことから書きますね。

ぼくは、今はわりと思ったことを言える方なのではないかと思います。

でもね、昔はなかなか思ったことが言えず、飲み込んでばかりでした。

で、家に帰ってから悶々とするのです。

これ、とってもストレスだと思うのです。

思ったことは、言える方がいい。

もちろん、時と場合によるのでしょうけどね。

 

 

  言えない原因

 

以前のぼくが思ったことを言えなかったのは、ただ引っ込み思案だったからなのですが、

でも、思ったことを言えない、その裏側には、いろいろな思いがあるように思います。

 

  • 自分に自信がない
  • 立場上、言えないと思っている
  • 反対の考えの人がいたら気まずい、敵は作りたくない
  • これを主張すると、誰かが傷つくのではないか
  • 言わないでいた方が、当たり障りなく過ぎていくだろう…

 

そんないろいろな思いがあって、黙っている方がいいと思ってしまう…

 

 

  すべての人に

 

さて、世の中の、どんな考え方も、どんな主張も、どんな音楽も、

すべての人に賛同される、すべての人に受け入れられる、そんなものはないのです。

反対の人や違う考え方の人は必ずいる。

どんなものにも。

でもだからといって、それを避けて黙ってしまったら…

反対の人に会うのが嫌で、考えや思いをみんな封じ込めてしまったら…

それって行きつくところ、『存在している意味がない』ということになると思うのです。

いる意味がない。

 

 

  思ったことは

 

思ったことは、やっぱり伝えた方が、出した方がいい。

もちろん、TPOはあるでしょうけど…

『言えない立場』なんて、ほんとうはないはずです。

なにかの考え方や主張を出せば、それと反対の考えの人は攻撃されたと思うかもしれない。

でも、攻撃しようと思って言ったわけではないのでしょう。

誰かを攻撃するつもりで主張したわけではないのですよね。

なら、気にする必要は全然ないと思うのです。

世の中の全員に嫌われまいとする人は、世の中の誰からも愛されない人です。

たとえ嫌う人がいたとしても、その一方で、支持してくれる人や求めてくれる人がいる…

その方が、ずっといいとは思いませんか。

 

 

  どんなふうに…

 

その思ったことや考えを、どんなふうに出すのか、だと思うのです。

誰かをけなすことでしか、自己主張できない人もいますよね。

たとえば選挙演説を聞いていると、感じませんか。

自分の考えを主張することを、誰かをけなすことでしか出来ないのだとしたら…

もちろん、反対の考え方の人が、けなされたと結果的に思ってしまうことはあるでしょう。

それは仕方のないことですよね。ある意味、受け止め方、ともいえることです。

そうではなく、たとえば名指しで批判するのだとしたら…

そうしないと、自分の主張を外に出せないのだとしたら…

ましてや、批判のための批判(批判することが目的)なのだとしたら…

残念ですよね。それでは全然説得力がありません。

そうではなく、すなおに、健全に、まっすぐに。

 

さて、あなたは自分の考え、出せる人ですか。