練習やレッスンや指導をしていて気づいたこと、備忘録、ちょっとしたメモ、どこかに書いてますか。
ぼくは今は、『ひとりごと』というタイトルのリプライチェーンにして、ツイッターに書いているのです。
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
練習メモ
みなさんは、なにか練習メモはつけられていますか。
練習していて気づいた、ちょっとしたこと、その、備忘録みたいなもの。
ぼくは以前はそれ用のメモ帳を、楽器ケースに入れていました。
フセンに書いて、楽器ケースの中に貼っていたこともあります。
それ専用の、自分にしか見えないBBSをつくって、そこに書いていたこともありますね。
今は、ツイッターの中に [ひとりごと] というタイトルの書き込みをつなげてリプライにして、
そこに書いて行っています。
ひとりごと
この、[ひとりごと] 、いくらひとりごととはいえ、誰もが観られる場所に書くわけなので、
ある程度、書けることは限られてはきます。
もしかしたら、誰かのヒントになるかもしれない、という意味も込めて書いています。
ただ、これが絶対正しい原理、ではないので、読んだ方の自己責任で受け止めていただいて…
多分に考察的要素が大きいかもしれません。
これ、いつから書き始めたのか辿ってみたら、いちばん元は2017年の7月でした。
なにかのヒント(自分にとっての)になれば、という意味もあるのですが、なのに…
自分ではほとんど読み返した試しがないのですよね…(汗)
今になって読み返すと…
読み返してみました。
一体何を言っているのかわからないものもあります。
違うんじゃないの? と思うこともあります。
うん、そうだよなぁ、と思うものもあります。
そういえば、そんなことで悩んでいたなぁ…、と思うものもあります。
そんなこと意識してたんだなぁ…、なんて思うものもあります。
ツイッターに書くのですから、いろいろ反応もいただきました。
いちばん反響が多く、自分でも『そうなんだよね…』って思うのは、こちら。
概して思うこと…
以前にくらべて、シンプルな吹き方になったんだなぁ…、ということ。
余計なものを捨てていくことが出来ているのだとしたら、いいことなのかなぁ…、とは思います。
練習メモ
みなさんも、練習メモをつけておられる方は少なくないかもしれません。
レッスンで言われたことを書き留めておられたり、
練習で気づいたことを書き留めておられたり、
こうなったらこうする、こういう時はこれをチェック、こんな不調はこうすれば治る…
そんなリストを書いている人もおられるかもしれませんね。
ぼくも昔は考えましたよ。どんな不調にも対応できるマニュアルを作ってやろう、って。
でもね、そんなものはありませんし、出来ません。
日々変化
成長とは、変化です。日々、変化しています。
以前の気づきは、今はもう役に立たないかもしれません。
以前教わったことは、今はもうクリア済みのことかもしれません。
だから、ぼく自身の [ひりとごと] もそうであるように、それが、今の自分の役に立つとは限らない。
そして、無思考な鵜呑みがいちばんいけない。
『あの時これでうまくいったのだから、これさえやればうまくいくに違いない』…
そんな盲信は、最も危険です。
答えはそう簡単に見つかるものでもない
楽器、金管楽器の絶対原理なんて、みなさんあると思われますか。
『呼吸が大切だ』…
じゃ、アンブシュアなんて関係ないの? 違いますよね。
これが大切だと言ってしまうと、それとは別のものが不必要に軽視されてしまったり、
それで、かえってうまくいかなくなってしまう人だっている。
やっぱり、自分で考えて、よく観察して、無理をせず、いかに自然に逆らわず道を見出すか。
決して、無理矢理ではなく、ね。
楽器がそんなに単純だったら、誰も苦労はしません。
五感、場合によってはそれ以上のものを総動員してかかる知的な作業、
それが、練習というものなのでしょうね。
さて、みなさんは練習メモ、つけられていますか。