楽器(に限らないのかもしれませんが)を練習していて、なにか思うようにいかないことがあったら、
さて、どうしますか。どんな方法を使いますか。上達することって、一体どういうことなのでしょうか。
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
思うようにいかないこと
みなさんは、練習していて思うようにいかないことってありますか。
ぼくは、もちろんあります。
ない、っていう人は、きっといないんじゃないでしょうか。
もしいたら、よっぽど才能?があるか、それとも理想が低い人?
さて、そんな、思うようにいかないことがあったら、どんな方法、やり方を使いますか。
いろいろなやり方
- ひたすら繰り返す。反復する
- 力ずくで、無理矢理なんとかする
- なぜ思うようにいかないのか分析する
- よく観察してプランを練る
- 声で歌ってみる
- レッスンを受ける
- うまくいっている人を、よく観察する
- 休憩して気分転換する
- しばらく楽器から離れてみる
- 気分を入れ替えて、別の課題に取り組む
…
まだあるかもしれません。
さて、なにが有益なのでしょう。そして、どれが有害なのでしょう。
その課題によって、有益なやり方はいろいろかもしれません。
1番目と2番目は、あまりオススメできませんね。
でも、ついついやってしまうことってありませんか。
あなたは、どんな方法、やり方で解決しますか。
変化
うまくいかないことが、うまくいくようになる。これって、どういうことなのか…
変化、ですよね。
うまくいくようになるということは、変化が起こったからです。いい変化が、ね。
だから、なんの変化もなく反復ばかりしたり、無理矢理なんとかしようとするのはマイナスなのです。
さて、変化。
なにかが、プランが変わっていくことが、うまくいく糸口。
でも、もちろん、闇雲ではいけません。
どんなふうに変わっていったらいいのか、どんなプランにしたらいいのかを見いだすためには、
観察や、分析や、別の方法(歌ってみるとか)や、ヒントを得ること(レッスン)や…
そういうなにかが必要なのですね。
任せる
そんな『変化の素』を得ることが出来たら、それで、どうするのか…
『こうしろ』と自分(の身体)に強いることではなくて、『任せる』。
どこかにそういう感覚が必要なように思うのです。自分の身体に任せる。
誰かになにかを任せるのが苦手な人っていますよね。じつはぼくもそうです…
任せるって、信頼していなかったら出来ませんよね。
信頼することが、どうやら必要そうです。自分を、ね。
さて、変化。
人間って、変化を無意識に避けようとする生きものですよね。
変化を素直に受け入れる、そんな姿勢も、練習には必要そうです。
おぼえがきのつもりで、きょうは書いてみました。
あなたは変化を受け入れられる人ですか。信頼を持てる人ですか。