みなさんは、人の演奏を聴くときに、どんなふうに聴いていますか。
いいところを見つけられる? それとも、あら探しばかり?
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
吹奏楽の発表会で…
打楽器奏者の吉岡理菜さんが、こんなことをつぶやいてみえました。
吉岡理菜Eppa(打楽器)@YoshiokaEp_perc
「後ろに座ってた学校が演奏終わるたびにショボいとかピッチ悪いとか文句ばかり言ってて、なんか、残念でした」と生徒。残念だよね。あったかいサウンドだったとか意思のある音だったとか、もっと色々なものを感じ取れる耳と心を育ててほしいと願うばかり。今日は朝から一日吹奏楽の研究発表会でした。
2019年06月01日 17:42
みなさんもコンクールやコンサートで、こんな生徒さんたちに出会ったことはないですか。
あるいはこんな聴衆になってしまったことはないでしょうか。
なぜ、あら探しばかり?
なぜ、こんな聴き方、あら探しばかりするようになってしまうのでしょうか。
きっと、大人が悪いのでしょうね。
その子たちのまわりには、あら探しや文句ばかりのダメ出し大人たちがいるのでしょう。
もしかして、その子たちの先生がそうなのかもしれません。
たしかに大人にもいますものね、人の悪いところばかり見つけるのが得意な人が…
ダメ出し文化のまったく残念すぎるところです。おーい大人、大丈夫ですか!?
なにか良いことあるのでしょうか
さて、あら探しばかりして、なにかいいことってあるのでしょうか。
ほかの団体の悪いところを見つけて安心する?
それを指摘したら、優越感にひたれる?
悪いところを見つけて、自分たちは耳がいいんだと証明したい?
それとも、ダメ出しする練習でしょうか?
でもそれ、なんの意味がありますか?
そんな偏った聴き方では、音楽をほんとうに感じることなどできなくなってしまいます。
よその悪いところを見つけても…
よその悪いところを見つけて、反面教師にする?
自分たちは、ああならないように?
それって、なんの成長の足しにもならないのですよ。
それ、前に書いた、否定形指示とおんなじですから(5月27日のブログ『不完全な指摘』)。
「ああならないように」…
じゃあどうなりたいのか、その具体形はどこにもない。
しかも、その否定形は無意識のうちに自分たちの中に刷り込まていく。
『ああならないように』って思ってた、そんな演奏を、明日にはきっと自分たちがやっているんです。
人の悪いところばかり見つける人は
人の悪いところばかり見つける人は、自分のことも、悪いところばかり見てしまう人です。
よその悪いところばかり見てしまう人は、自分たちのことも悪いところしか見つけられない人です。
ここがダメですそこが合いませんこれが出来てません…、ダメ出しばかり。
それ、ひとつも成長に寄与しません。行き先がないから。
人のいいところを見つけられる人は、自分のいいところにも気づけて、それを育てていける人です。
あんなふうになりたい
もし、よその演奏の、いいところ、自分たちにないところ、好きなところ、心が動いたこと、
そんなところに気づけたなら…
そして、ああなりたい、あんな音を出したい、あんなふうに奏でたい、あんな演奏したい…
そんなふうに思うポイントが1つでもあったなら、それはきっと、間違いなく明日への糧になる。
そんな聴き方ができたらいいですね。
こんな先生もみえますよ。
ちーりん@cizsax
@fukurou293 @fuetetsu @YoshiokaEp_perc 「他の学校の演奏を聴いて良かった所を最低でも5つ見つけよう❗音がきれい、とか音程が合ってた、だったとかじゃないのがうれしいな~🎶」とお願いしてます😉
2019年06月01日 20:53
さて、あなたはよその演奏を聴いたら、あら探しばかりしますか。
それとも、いいところに気づきますか。



