ハイトーンどこまで出ますか | フクロウのひとりごと

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金管楽器のみなさん、ハイトーンってどこまで出ますか。

『ハイトーンはどうしたら出ますか』は、金管楽器でいちばん多い質問かもしれません。
 
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
 
 
 
高校の頃は…
 
まず、ぼくは高校の頃、ハイトーン大苦手少年でした。
2年生になっても、ハイBなんか未知の音でした。
音大受験を決めた2年生の夏休み、先生に、
「音大受けるんだったらハイBハイCはポンと出してくれんと困るな」
と言われ、涙目でした…
そんな子でも、出るようになったんですよ。
まぁ中には、楽器を持って1週間もしたらハイB吹いちゃう子もいますけどね…(;_;)
 
 
ハイトーンってどこまで必要?
 
さて、まず、ハイトーンって一体どこまで出せればいいのか…
トロンボーンでいったら、これまで楽譜上、ハイFより高い音は見たことがありません。
オーケストラやジャズやいろいろな楽譜に出会ってきましたけど、これまで見た最高音はハイFでしたね。
ベートーベンの有名な『運命』の終楽章にも出てきます。
以前リハで、ちょうどハイFのところから何度も返されたことがあったな…。嫌がらせ?(-_- )
 
でもまぁ楽譜上は、ハイFまで出せればOKみたいですね。それ以上があるのか知らんけど…
 
 
 
どこまで出せる?
 
さて、どこまで出せますか?
ぼくは、ハイFとかF♯とかまでなら毎日(練習で)吹きますが、
そこから上に挑戦することって、ほとんどないんですよね。
だって、どうせ使わないでしょ。
それに、トロンボーンがハイF吹いたところで、トランペットに普通の上のF吹かれたらおんなじだし。
なんだか虚無感があるのですよね(-_- )
とはいえ、挑戦したら、きっと調子のいい時ならダブルハイBくらいでしょうか…
 
 
ハイトーン選手権?
 
そういえば、どこかのなにか(なんだよ(^_^;)で、
『ハイトーンがどこまで出るか』みたいな選手権がありましたよね。
あれって、一瞬でも出ればいいのでしょうか。『ぴ』って…。
それとも、たとえば何拍、何秒とか伸びなきゃダメなのかな…。
とはいえ、あんまり挑戦しようとは思わないんですけどね…
 
 
 
楽器が変わっても
 
さて、アルトトロンボーンという楽器があります。
Es管です。
つまり、テナートロンボーンより完全4度高い楽器とも言える。
では、これを吹いたらハイトーンが完全4度上まで出る?
ずばり、出ません。結局アルトを吹いても、テナーで出るところまでしか出ないのです。
ぼくは指導の時に、トロンボーン以外の金管楽器を吹いてみせることもあります。
でも、たとえばトランペットを吹いたとしても結局、トロンボーンで出るところまでしか出ないのです。
つまり、楽器が変わっても音域は結局同じ。
これを『音域保存の法則』といいます。勝手に命名しました(・∀・)
 
 
ハイトーン、どうすれば出る?
 
さて、では、ハイトーンを出すコツは?
そんなものは、多分ありません。
普通の音域が、理にかなった吹き方で、より自然に響かせられるようになること。
それが結局は、ハイトーンのためにも大切なのではないでしょうか。
ハイトーンに特化した練習ばかりしていると、代わりになにかを失うことになるかもしれません。
だから、バランスよく。
ところで…
ハイトーンの限界って、なにによって決まると思います?
それは…
息が流れなくなるところ。それが、ハイトーンの限界。
逆に言えば、息が流れているうちは出るのです。息の流れが大切なのですね。
 
さて、ハイトーン、どこまで出ますか。
 
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