先日、ライブを聴きに行って、終わってから話していたことで、やっぱり、と思ったことがあるのです。
コードネームをどう捉えるか…
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
コードネームの読み方
先日、Mr.Kenny's にギターの荒川さんのライブを聴きに行ったのです。
ゴキゲンだったのですが、終わってサックスの椿田くん(彼とは同期同郷なのです)と話していて、
楽譜の読み方の話になって、コードネームをどう読むかで、彼は、
『度数で読む』と言ったのです。
IIIm7、VI7、IIm7、V7…みたいな感じで読むということですね。
もちろんいろいろな曲があるのでそればかりではないでしょうけど、これってつまり、
コードを、その調性の機能として認識して読んでいる、ということにほかならないのですよね。
その調性の機能として
これはぼくもそうで、たとえば Em7、A7、Dm7、G7…、なんていうコードを見ても、
(尤もこれならわかりやすいからアレですけど…)
そこがどんな調性で、そのコードはその調の中で何なのか、
それがわからないと意味を為さないのです。
たとえばジャズのスタンダードでも、中で転調する曲って多いでしょ。
『All The Things You Are』みたいに…
調性と、その中での機能がわかってはじめてアドリブやアレンジができるのです。
スコア分析でも
スコアを読んで曲の勉強をするとき、分析するとき、
いろいろな情報をスコアから読み取りますが、その中のひとつに、和音分析があります。
もちろんぼくもしますが、ぼくの場合は…
移動ド人間なので、スコアの各パートの音を、その調性の移動ドで読んでいきます。
特にまず、ベースラインから。
そして、その個所の構成音が、たとえば『レ・ファ・ラ』だったら、あぁ IIm だな、ってなる。
で、調性がB♭だから、『Cm』だな、となるわけです。
その調性の中での機能、これが、とっても意味が大きいのです。
ただのCmでは、『CとEsとGがあるのね…』って意味しかない。
それでは、あんまり分析する意味がないのですよね。
調性が大切
調性って、大切なのです。
その調性の中で、その音が、そのハーモニーがどういう意味を為すのか、
それを把握してはじめて意味がある。
ジャズのアドリブでも、スコア分析でも、おんなじなのですね。
椿田くんはとっても音楽的なソロをするミュージシャンだと思うのですが、
その楽曲の捉え方の一端が知れて、やっぱりな、って思ったのです。
さて、みなさんはどんなふうにコード分析してますか?

