テナーとバストロ | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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ほんとうにまだまだ多いのだけど…
学校に指導に行くと、バストロを、テナーのマウスピースで吹いている…
もう、少なくとも半分以上そうだと思います(´・_・`)

テナーとバストロの違いがわかってないことも…

ロータリーが2つあるのがバストロ、ではないです。
ロータリー1コのバストロもあります。
テナーとバストロの違うところは、、
ベルの大きさと管の太さ。
ヤマハだったら、型番が『YSL』で始まるのはテナー
『YBL』で始まるのはバストロです。


テナーとバストロ、当然マウスピースも違います
ヤマハだと、今はラインナップが別になっているのでわかりますが、
バックのマウスピースなら、基本的には1~3番がバス、4番以上がテナーと考えてください。
バストロを、ヤマハの48やバックの61/2で吹いていること、ほんとに多いです(´・_・`)
シャンク(楽器にはめるところ)が同じ(太管なら)なので使えてしまうんですよね…
でもそれは、たとえば弦楽器でいったら、バイオリンの弓でチェロを弾くようなもの。
打楽器だって、楽器に合ったマレットじゃないと鳴りませんよね…

で、テナーとバストロの使い分け、守備範囲ですが…
バストロは、3rd(4パートの場合なら4th)。
要するに、いちばん低いパート
ですが、そこをテナーで吹くのもアリです。
でも逆に、上をバスで吹くことは通常ありません。


どうしてトロンボーンにはテナーとバスがあるのか…

昔、トロンボーンは、合唱の補強だったのです。
教会で賛美歌などを演奏していました。なので、天使の楽器。。
合唱は、ソプラノ、アルト、テノール、バス
だからトロンボーンにも ソプラノとアルトとテノールとバスがありました。

古典派(モーツァルトとかハイドンとか)の時代になると、トロンボーンはオーケストラでも使われ始めます。
でも最初は、宗教曲などでやっぱり合唱の補強が役目でした。
ちなみに交響曲で最初にトロンボーンを使ったのはベートーベン
で、オーケストラに来たらなぜかソプラノがいなくなって、
アルト、テナー、バスの3点セットになったのです。
そのうちアルトがテナーに変わって、テナー、テナー、バスに。


ただし、昔のバストロは今のとは違います
管の長さがテナーより長くて、F管とかG管てした。
今のバストロは、テナーと同じ長さ(B管)ですが、
バスらしい音が出るように管を太くベルを大きくしてあるんですね♪
なので当然、マウスピースも違うのです。

合唱のアルトやテノールのパートをバスの人は歌わないでしょ。
バストロは、いちばん低いパート専用なのです。