トロンボーン奏者で山梨大学大学院准教授の大内邦靖さんの記事,
『重度の顔面神経麻痺からこうして復帰した!』
興味深く読みました。
ぼく自身は顔面神経麻痺になったことはないのですが,
まわりで何人か,管楽器吹きで顔面神経麻痺の経験者がみえます。
もちろんみなさん回復されて普通に演奏活動なさっています。
なので,顔面神経麻痺って放っておけば自然に治るものだと思っていました。
そうではない場合もあるんですね…
いろいろ知らないこともあり,勉強になりました。
みなさんもぜひ読まれることをオススメします。
誰の身にも降りかかる可能性のあることですから…。
さて,その記事の中で印象に残った言葉が…
不調の時には「休む勇気」を持つことと、
失敗の反復練習をしないように心がけることが大事…
随分前のことですが,ぼくも吹けなくなったことがあります。
いわゆる,つぶれる,というやつです。
その時は焦って,とにかくこれができなきゃ,あれもできなきゃ,と,
無理やり音をならべて吹くことに囚われたんですね。
その時に身につけた悪い癖に,あとあとまで悩まされました。
あとになって思い返せば,不調そのものよりも,
それによって無理や無茶をして,悪い癖をつけてしまうこと,
悪いイメージや非効率的なユースや無理な吹き方を身体が記憶してしまうこと,
このことの方がずっとマイナスなんですよね…。
その後いろいろな経験で,からまった糸を解くことができてきました。
休むことによって得られるものもある。
楽器から離れてみることが有益なこともあるんですね。
不調の時には一人でかかえこまないで,信頼できる先生に頼る。
あるいは,一旦楽器から離れてみる。
大切ですね。