ホールを味方につける | フクロウのひとりごと

フクロウのひとりごと

愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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先日、久しぶりに行くホールで本番だったんですが、、
本番前日、ホールでのリハーサル…
なんだか自分たちの音が箱(ホール)に合ってないんですね…。
空間が満たされてない感じ。

大きさとかではないんです。
これはほんとにうまく説明できないんですが…


ホールの空間を感じながらリハを進めていくと、音が馴染んできます
音が馴染むのに2~3曲かかる感じでした。

これ、なにが変わったんでしょう?


吹き方は、何も変えていません。
ホールの空間を、ただ感じながら吹いていると、
何かが自動的に、音をホールに合わせてくれるんですよね。


よく、学校の吹奏楽部なんかだと、
ホールのいちばん後ろまで音を飛ばす意識で
なんて言ったりするかもしれませんが、
あれは、身体に力が入るだけで逆効果です。
せいぜい、やかましい音になるだけです。
そうではなく、なにも変えない。ただ空間を認識する、感じるだけ。
ただそれだけでいいんですね。


音って、お客さんに向かってまっすぐに飛んでいくものではなくて、
空間に広がっていくものなんですね。
少なくとも、そんなふうに思っていた方がいいと思います。
どんな楽器でも、です。


意識して、ホールに合わせて吹き方を変えることって、あまりありません。
せいぜい、よく響くから短めに吹こう、とか、あるいはその逆とかくらい。
それすら、そうあることではないのです。

箱に合わせて音が変わるのは、自動的になんですね。不思議ですよね。。
だから必要なことは、空間を、よく感じること。。


それから、学校バンドとかで、ホールで本番を吹いたあとに、
「まわりの音がよく聞こえなかった」という感想を聞くことがあります。
でも、まわりの音が聞こえないホールというのはありません
ただ、もちろん普段とは聞こえ方が変わります。
それに、よく慣れることが大切。


なにしろ、よく感じること、認識することがポイントだと思います。