あっ,航空会社の1つ20億円するシミュレーターではなく,
ラグジュアリーフライトというお店(紹介記事)です。
現役パイロットやパイロット受験生もトレーニングに来る,本格的なシミュレーター。
羽田空港のすぐ近く,穴守稲荷にあります。
乗ったのは体験コース(3000円)。
羽田空港のRwy34R(C滑走路を北向き)を離陸して3000ftでレベルオフ(水平飛行),
右回りにサークリングして再びRwy34Rに着陸という,15分ほどのコース。
コクピット左席(キャプテン席)に座ります。
右席の教官(社長さん),
「FDは使いますか?」…,もちろん使います^^;。
「オートスロットルは?」…,アリでお願いします^^;。
CDUやMCP(モードコントロールパネル)のセットも全部やってもらえます。
まずランディングライトをつけて,
シートベルトサインをつけて…
シートベルトサインスイッチって,『ON』のほかに『AUTO』ってポジションがあります。
AUTOって,何?
テイクオフ。スロットルを押してN1(エンジン出力)を40%くらいまで出して…
「Stabilized」のコールを聞いたらスロットルについているTOGAスイッチ(Take Off & Go Arround スイッチ)を押します。
するとオートスロットルがエンジン出力を離陸上昇推力にしてくれます。
ラダーペダル(方向舵)で滑走路中心線を維持するんですが,これが微妙…(^^;
ちょっと踏んだだけで行き過ぎたり…
と,教官「エイティー(速度80ノット)」のコール。
ちらっと速度計を確認して,小さい声でぼそっと「checked」(^^;
そして「V1」で右手を操縦桿に戻し,「VR」で操縦桿を引きます。
なかなか上がりません。どれくらい引いたら上昇するのかな…,そーっと引いていきます。
「V2,Positive」のコールで,ぼそっと「Gear up」オーダー(^^;
あとはひたすらFDを追うのみ。。
FDっていうのはフライトディレクターといって,姿勢計のまんなかに十字のガイドが出るのです(もちろん実機にもあります)。
それに合わせていけば,ピッチ(機種角)とバンク(傾斜角)はOKなのですが…
これがなかなか…(>_<)
操縦桿の操作は,思ったよりもずっと繊細なのです。
大型旅客機って,もう少し大雑把なものだと思っていました…(^^;
そして180度旋回。
教官がMCP(モードコントロールパネル,速度,高度,ヘディングなどをセットする)にHDG157を入力すると,
ND(ナビゲーションディスプレイ)にコースが表示されます。
それに向けて旋回。
一発でぴたりの高度,ぴたりのヘディングにするのって,できないんですよ(>_<)。
でも,プロはできるんですよね。。
さて,操縦している隣でアフターティクオフチェックリストやランディングチェックリスト,MCPやギヤ,フラップなんかを全部教官がやってくれているんですが,聞く余裕なし…(^^;
ひたすらFDを追うのみ。
ちらっとVSI(昇降計)を見ると上がったり下がったりしているし,速度計も高度計も動いているんだけれど,
あぁ動いてるなー,と思って,でもとにかくFD(^^;
太ももと腕にはガシッと力が入っているし,口は半開きで,でも息は止めてる。
気づいてはいるんですよ。そういう状態に。。力が入りすぎだなー,と。
でも,気づいてもどうにもならんのですよ(^^;
力の入り過ぎはやっぱりよくないんだそうです。
オートスロットルを使いましたが,たとえばマニュアルでスロットル操作すると,手に力が入っていると出力に左右差が出たりするんだそうです。
2%ずれればもうバンク(傾き)入っちゃうんだそうです。
さて,ファイナルに向け,もういちど180度旋回。
ローカライザー(滑走路中心の延長線を示す電波)が近づいてきます。
少しオーバーシュート。あれれ…。修正しつつ,電波に乗せます。
今度はパスが少し低くなってしまいました。
最終的には,なんとか着陸。
「ナイスランディング!!」と言っていただけました(^^)
「ライセンス持ってるんですか?」…いえいえありません(^^;
「どこで勉強したんですか?」…どこでおぼえたんだろう…
計器の見方や基本操作は知っているものね…。
ラインパイロットさんのブログとかで勉強したのかなぁ…,たぶん…。
終わって,かなり疲れました(>_<)
やっぱり身体の使い方って大事ですね。
身体の使い方が悪いと,疲労ハンパないです。たった15分なのに…
でも,めっちゃ楽しく貴重な体験。
今度はもう少しプロシジャーおぼえてまたチャレンジしたいです!!
もちろん,まったくのシロウトさん(ぼくもそうです)が楽しむのにもオススメのお店です!!

