年賀状 | モン太 のブログ

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ベンゾジアゼピン断薬後の日々などを書いて行きます

年も開けてゆっくりながら仕事もスタートしました、今年もよろしくお願い致します

今年1回目のブログで明るい話題ではないのですが、自分が向精神薬を辞めなきゃだめだと決めた大きな1つの出来事などを書いてみます

もう約6年前になるのですが、自分の父が自ら死を選びました、当時はまさかと思っていましたが、暫くして間違いなく向精神薬からだと分かりました

当時離れて暮らしていましたが色々な症状が酷く本当に辛いと言う事は電話などで話はよく聞いていました、特にムズムズを感じたり落ち着いて座ってられないなど、今だったらあきらかにアカシジアだと分かりますが当時は自分もほぼ医療を疑う事なく服用していた為、今のようには何も分からず「ちゃんと先生の言う通り薬飲んでるのかい?」などとも言ってしまっていました

自分も常用量離脱でダラダラになりながらなんとか働いている時でしたが、原因が薬とは同じく分かりませんでした

父の死の後服用していた薬を見ればリボトリールを始め強いベンゾが数種類と坑鬱薬、気分安定薬など多くの薬を飲んでいました、それからもしかしてと調べ、これは父も自分も薬からだと・・・

父の死は薬が原因だと親戚、近所の方などに話しをしても信用する人は誰一人いませんでした

それから自分も減断薬に入り地獄の体験を重ね今にいたり、父の事も自分の事も疑う余地などないです

これからも自分が父に言ってしまった言葉、何も出来なかった事、ずっと忘れる事はできないと思う・・・

あと自分も体験した事で父のあの薬の量、服用期間、年齢、症状などからも、もし気がついてもどんな辛い生活が続いたかも分かる気がします

自分は薬を辞めなきゃ、と思うきっかけも父でしたが服用したきっかけもどこかで父の影響がありました

不規則な時間の仕事の中、食生活などもいい加減で不眠などが始まり、ある冬の風邪から突発性難聴になり、そこから服用になるのですが

父が以前やはり不眠から眠剤、ドクマチール、テトラミドなどが良く効いたよ、などと話していたのが頭に強く残っていて、父に効果があるなら自分にも良いだろうと思っていた事も実際強かった

人からの影響、特に両親からは大きな事だと感じます

最近また、友人、仕事関係、お客さんなどと話していても本当にこの手の薬を飲んでいる人が本当に多い・・・

何かを感じてくれそうな人には話しをします、自分が当時今よりずっと少ないネットの情報しかなく、もし直接話しを聞いていれば道の選び方が少しは変わったかも知れないからです


そして色々な所で声を上げる事も必要かなと思う、声を上げて被害者の救済になるわけではないかも知れないが、それでも声を上げて訴えたいと思うのは、あまりに理不尽な事だと感じずにはいられないからだ



今年も父に数枚の年賀状が届いていました

でも返信に送る言葉はいまだに分かりません