ルリンから友達カップルが
ここ、ケルンに遊びに来ていた。
ドームに登ったり
デュッセルドルフでラーメンを食べたり、
木組みのおうちが美しく立ち並ぶフロイデンベルグに
遊びにいったり、
おいしい料理を作ってもらったりと
楽しい日々だった。

忙しい日々を過ぎ、ふと気づくと
ヨーロッパは夏時間。1時間遅くなるわけ。
すっかり忘れていたので
時間の迷い子になったけど…
夏時間や冬時間に変更される日って
それによるいろんなアクシデントが起きてるんやろうなぁ。


夏時間がくると
急にあたたかくなり、急に日が暮れるのが遅くなる。
8時を過ぎても外はまだ明るい。
少し前まで4時半で暗くなってたのに
本当に不思議。

春のあたたかい風の匂いをかいでいると
ドイツに来た当初の事を思い出して
なぜか不安と切ない気持ち。
この1年で得たものは、自分の人生において
どの1年をとったとしても
1番といえるくらい本当に多い。
失ったものは今の所無いと思える。

4月4日の飛行機に乗ります。
不安と楽しみといろんな気持ちを抱えて
日本の地を踏む。

たぶん少しの間は、いろんな事に戸惑うだろう。
電車の切符の買い方にすら…

久しく会ってない方々、
ぜひお会いしましょうね。
イタリア旅行

ナポリ編

ローマで涙の再会のあと、そのままナポリへ。
泥棒の街と言われるだけあって
中央駅のまわりが、最早おそろしく怪しい…
ヨーロッパ旅行はもう余裕、と
自負していたが
ここは少し勝手が違う。
南米とアジアとを合わせたような
独特の雰囲気のある街だ。
ヨーロッパとは思えない。
ドイツで平和ボケしていた私の気持ちを
改めて引き締めさせる。
10年以上前に行った香港の猥雑さを思いだした。

ただ、混沌としていて怪しい街は
その分おもしろかったりもするもんで。
緊張感を持って歩く路地裏や、露店での買い物は
刺激的。
おまけに安い。
食料品やスーパーは特に安くもないのだが、
衣料品、靴が安い!安くてかわいくて、おまけに「Made in Italy」
合計4足も買ってしまいました…

母は始め、そうとうビビっていましたが、
そもそも旅行好きで、旅先での安い買い物が大好きなので
時間がたつに連れ積極的になってゆき、
そのうちバッグを買い足さなきゃいけないほど
買い物していた。
たくましいねえ~

ホテルもとても感じが良く、
特にフロントの人が親切。
イタリア人やスペイン人特有の喋り過ぎで(たぶん)かすれた声が、
オリオにそっくりで
すごく親しみが湧いてしまった。

ナポリといえばピザ!
オリオ似フロントマンに教えてもらった
地元の人が行くような、ピッツアリアに行く。
メニューは2つだけ、マルゲリータとアマレナ。
本場のマルゲリータに舌鼓。
生地がおいしい
釜で出来た焦げ味と、カリとモチっとした食感に
ハマった。
ピザのはしっこを残しがちの母、
相変わらずやってましたが
隣のイタリア人のオッサンも同じように、キレイにピザのはしっこ残してた。
おまえら、こどもか。

パスタはもちろん海鮮メインで。
ペスカトーレや、ボンゴレばかり食べていた。
これまた魚介のダシというものを
久々に堪能して、母なる海の味に涙が出そうだった。
母も初めての本場のパスタに
おいしいおいしいと連発。



ナポリ旅行中に
何も犯罪にまきこまれなかったのが
自慢になりそうなほど
怪しさ2000%の街であったけれど
かなり楽しい、刺激的。
ヨーロッパ初の母にいきなりナポリは、
驚きだったよう。
これ、ヨーロッパちゃいます。
と説明したい所だけど
予想外に、とても楽しんでいたので良かった。
ヨーロッパっぽさは、
これから行くローマでたっぷり味わってもらいましょ。

という事で、ナポリ編終了。
ケルンに来て10日近く…
はやっ。



同じドイツといえどもベルリンと違う事も多く
イライラする事もしばしば。
でも新しい街での生活というのは
こういうものです。
最近すこしずつ土地勘をつかみつつあって
素敵なお店をみつけたり
馴染みはじめているのかな
と思っています。

私の住む家は、なかなか便利な場所にあるので
毎日のように街歩きに出かけています。
REやICEなどが走る線路のすぐ前にあり
電車が通るとテレビの画像が乱れます。
寝台列車の中までガッツリ見えるのは
なかなか興味深いですが。




ケルンに来てから何をしてたかというと。

◎ケルン観光
ケルンといえばドーム、ドームといえばケルン。
6年前にもここケルンに寄った時、
駅から見える壮大なドームの迫力にやられたもんですが、
相変わらず、圧巻です。
ちょっと黒ずんで、ゴテゴテのゴシックの
今にもコウモリが飛び出してきそうな悪魔的な雰囲気が
好きなのです。
制作に500年かかってるって知ってました?

天気の良い日はライン川沿いを散歩。
水位がギリギリなんですけど
大丈夫でしょうか。


◎ルフトハンザ本社訪問
川の向こうにルフトハンザの本社を発見。
見学に行くも、あまりの飾り気の無さに驚く。
受付もおばちゃんだし、ひとけも無いし…
サービス精神の無さはドイツらしいのかな。

地下のくら~いお店で、グッズをみつけて
少し購入。なかなか素敵。



◎ボン観光。
ケルン~ボン間は、ベルリン~ポツダムくらい近くて
電車で30分くらいで着いちゃうのです。
西ドイツ時代、ボンが首都だったのを
覚えていますか?
しかし、これが首都だったとは思えないほど
こじんまりとした何もない街…
小綺麗ではあるけど。


◎ハリボ大人買い
ボンに来た目的は、ハリボの本社に行くこと。
工場見学などはできないんだけど
工場直営店で、いろんなハリボが買えます。
レアハリボ、
ハリボグッズ、
とにかくハリボ天国で、大興奮。
ハリボ、普段はそんなに食べないんだけど
この日はいろんなハリボを試食して
大人買い。

HARIBO macht kinder froh und Erwachsene ebenso♪


◎映画鑑賞
Das Leben der Anderen
アカデミー外国語映画賞をとった映画。
ドイツ映画としては、本当に久しぶりのことらしく
かなり湧いたそう。


訳すと、他人の人生 別の人の人生
という感じかな

舞台はベルリン、壁崩壊の5年前から始まるお話。
DDRで厳しく国民を取り締まる国家警察の男性と
彼に見張られる作家。
真面目一辺倒に義務を果たし生きてきた主人公は
自由奔放に生きる魅力的な作家の人生に
引きつけられ、感情を移入しはじめる。
そして、彼を見張りながら、彼とその恋人を守ろうと
奔走する事になる…

ひさびさに、号泣しました。
分断の歴史が持つ暗い背景と、
その中でも失われずにいた
人間らしさ。
ベルリンKarl-marx-Alleeの有名な本屋での
ラストシーンには
心の中で、
泣きながらスタンディングオベーションでした。



◎ひさびさドイツ語
ティモの友達のマルティアスとその彼女、友達に
食事に招かれました。
ひさびさにがっつりドイツ語に囲まれて
勉強になりました。
マルティアス、おとこまえ~ 彼女、超キュート~


◎フローマルクト
ケルンにもありました。
私の好きなフローマルクト
こじんまりとして、本当に地元の人が自分の物を
持ち寄った感たっぷりで
面白かったです。
そこで商売っ気のあまり無いおじいさんがやっている
中古プレイモービルショップに出会い
一体10セントという安さで
これまた大人買い。
今、部屋で50体近いプレモが
整列しています。


◎TASCHEN
日本にいた頃から、気に入ってよく見ていた洋書の
出版社「Taschen」は
なんと本社がケルンでしたー!

またも本社見学に。
って、ただ会社の前にいっただけ。
「Taschen」路面店では「Taschen」本が充実!
これは楽しい。





ところで、明後日から私、イタリア旅行にいってきます。
ママと現地で待ち合わせ。

自分のパソコンをネットカフェでつなぐ事に成功しました。
これで日本語で色々出来ます。

以前ほどマメにネットできなくなりましたので、
皆様ご理解ください。
って、勝手に依存してるだけですが。



さてさて、

ケルンに来てはや5日…
不思議とまだ慣れないです。
当然といえば当然なのですが、やはりベルリンにすっかり馴染んでいたので
寂しさとか、心細さとか
ないまぜの複雑な気持ちなのでしょう。


出発の日は、
ありがたい事に
まりこさんとカーステンさんが車で送ってくれるという事になり
夜行列車だったので、夕飯は友人カップルの家でみんなで
焼き肉パーティー。

料理好きのMoosカップルおすすめの
豚タン、ずり、レバーなど
日本の焼き肉屋さんで食べたら相当な値段の
肉たちも
こちらでは安く手に入るのです。
ホルモン系、ドイツ人は好んで食べないのねえー

しかし、安い豚タンをみつけて
うまくさばいて、おいしい料理にして提供してくれるMoosカップルの生活力とか、
グルメっぷりとか、尊敬に値します!
2人には言葉では言い表せないくらい
お世話になったし、親しくなったのです。

別れ際、切ない切ない気持ちになって
そういうの、苦手な私は
こういう時、またすぐ会える というのが常套句で
寂しい雰囲気をごまかそうとするんだけど
彼女の泣き顔と
泣き虫彼氏が、顔筋をフルに使って
涙をこらえてるのを見て 
私なんかのために泣いてくれるのか…
と、心が震えました。

またね と家をあとにする時
見送ってくれた彼氏の声が
「ざづぎじゃん~まだでぇ~」
と完全に泣きじゃくり声になっていたので
後ろ髪いっぱい引かれる気持ちで
去りました。

やり残したこと、心残り、
この街にいっぱい残しておこう。
そしたらまた戻れるでしょう?



午後11時
まりこサンとカーステンさん
そして、荷物係として見送りに来てくれたものの
その重すぎる荷物に若干引き気味のモトイくんと
4人でHauptBahnhofへ。


駅に着いて愕然…
私が乗るはずの列車が30分遅れ。
店はほぼ全部閉まっていて、時間つぶしのためにお茶する場所すらない
この一国の首都の中央駅ってどうよ!?

やっとみつけたマックカフェでお茶をしてると、
私の列車60分遅れに表示が変わった…

シャイセDBが!

ここで、まりこさんとカーステンさんとお別れ。
ヨハネスづたいで知り合ったまりこさんだけど、
仲良くなれて、いろいろお世話になって
こうやって最後、見送りにまで来てもらえるなんて
やはり縁があったのだとうれしく思います。


そして遂に見送り団、最後の1人となったモトイくんと
2人で余裕こいてゆっくりしてたら、55分遅れに表示がかわった…
えーー早まるなよ!!!
あれーー?時間がない?
なんでそうなるの?
という感じで
大荷物を抱えてあわててホームへ向かう2人。
別れを惜しむ間もなく
列車に飛び乗る私。
外から荷物を投げ入れるモトイくん…

あっという間に電車は動きだした。。。
このバタバタ感はなに!?


あわてて
窓を開けて
身体を乗り出し さよならモトイくんー と手をふる私
小さく見えなくなるまで
手をふりつづけてくれるモトイくん。
モトイくんが見えなくなる刹那に
さよならベルリンー と小さくつぶやく。


人の少ないコンパートメントで
小さくなって夜を明かしたら、そこはもうケルン…
ベルリンからお届けする最後の日記となりそうです。

昨日は思い出深いLychenerのWGに
行き、Fさんやオリオに
しばしのお別れを。

今日は夜に友人宅で食事をよばれて、
そのまま夜行で出発…

いろんな思いはあるけれど、
もう1つの故郷ができた事をありがたく思って、
また戻ってくる事を確信して
新しいことをはじめましょう。

新しいことを楽しみましょう。


次はケルンの生活をお伝えします。

Bis bald--!!
今日はヨハネスと、
おそらく最後であろうデートでした。

仲良くなりたいな
と思うようなドイツ人と、
本当に親しくなれた事は奇跡のようです。

たくさんの外国の友達が出来るのも素晴らしいけれど、
1人の友人と深く付き合うのも、また素晴らしい。

最後に、DJ Mixmoods(ヨハネス)から
オリジナルミックスのCDをプレゼントしてもらいました。


またすぐに
ドイツか日本で会う約束をして
笑顔でお別れ。


帰り道、ちょっぴり泣けた。
さみしいんじゃなくて、うれしくてサ。
私の部屋に20人近くの人が集まって
お別れパーティー。(日本食パーティー)

こちらでは、誕生日パーティーもお別れパーティーも
当事者が主催しなきゃいけないから
たいへんだ。

朝から様々な料理のしこみ。
とある親切なカップルに手伝ってもらって

天ぷら
鶏の甘辛煮
いんげんの胡麻和え
サラダ
茶碗蒸し
炊き込み御飯

フルーツポンチ
ココナッツゼリ-

など、無事作る事ができて
好評でした。

みんな本当にちゃんと来てくれた事が
とても嬉しくて。
やっぱり、人のつながりは
大切にするものだと、
改めて思うのでした。

もどってくるからさ!


全部掃除して、1人になったら妙に寂しくなって
疲労とあいまって
今日はほぼ電池切れ状態。

引っ越しの準備をせねば…
さて、もうそろそろ3月です。
こちらへ来て1年がたとうとしています。


3月で日本に帰ろう
と思っていたところに、ヨハネスが
とても魅力的な会社を紹介してくれました。

日本ともつながりのある広告代理店、
資生堂のパッケージデザインとかもしてる…
しかも、ミッテ!
もちろんデザイナーの仕事。
ひゃーー

またとないチャンスに、悩みました。
帰るか残るか。
これって岐路なのか…

帰る理由も、私にはたくさんあって…


そして、間をとってみた!


とりあえず一旦帰るけど、この家をこのまま人に貸し
日本から再チャンスをうかがう。
半年後をめどに…

というわけで、
帰国します。
3月から4月までケルンにひと月住むというオマケ付きで、
4月の初旬には日本にいます。

桜を見に帰ります。


今日は引っ越しの準備や、
明日のお別れパーティーの準備やらなんやらで
へとへとに疲れました。

こちらでは、
誕生日もお別れパーティーも
主催しなきゃいけないのは自分なのです。


いちいち、ベルリンの風景をかみしめながら
感傷的になる日々が続きます。

およそ1年ちょと前に、会社をやめる時
盛大な送別会をしてもらったのを
思い出します。
こう、わりと頻繁に自分のお別れパーティー的なものを
経験するのも珍しいんじゃないかと思ったり。


またとなく、いろんな事が変わった約1年。
人生はわからんもんダ と
つくづく思うのです。

変化を恐れちゃ、だめですよ。

なんかもう、バタバタと
終わりを迎えてしまった。

各賞も発表されました。
「Tuya's Marriage」という中国の映画が
金熊賞です。
その様子などもネットで見られます。
女優さんのガッツポーズとピースが
ダサかった…

でも映画は興味深いので
機会があれば観たいと思います。

http://www.berlinale.de/de/das_festival/preise_und_juries/preise_internationale_jury/index.html




毎日のようにポツダムの記者会場や
映画館に通っているとラッキーな事もあるもんで。

ジェイミー・ベルに偶然会いました。
「リトルダンサー」の踊る少年といえば
知ってる人もいるかな?
めちゃ好きだったんだわ…

普通に私の前に立っていたのよね
子供の姿の記憶しかないから、まさか、でも、似てる
と思いつつ観察してたら
「ジェイミー!」と呼ばれて部屋に入っていったので
やっぱり、と納得。

だけど、妙にイキった、がんばり過ぎの髪型の
中途半端にかっこいい、中肉中背の青年になってたなぁ。
ちょっぴりショックでした。
今回の彼の映画「Hallam Foe」はなかなか良かったみたいだけど。




毎日毎日映画を見続けていると
なんとなく慣れて、
そして目が肥えてきて
最初に観た「さくらん」でなんであんなにテンション上がって
たんやろう
と少し恥ずかしくなります。



さて、
あれから観た映画

「カインの末裔」奥秀太郎

プレス試写にて、
会場に入る時に横に、小汚い日本人の兄ちゃんがいるなー
と思ってたらその人が監督。
舞台挨拶してた…
若いのに、深いなぁ。
ちょっと一筋縄ではいかない、
簡単に噛み砕けないような
飲み干せないような
どろっとした濃い映画。

古田新太と内田春菊が良いです!

この監督、私と同じ歳と後で知り
衝撃を受けました。
この泥臭さ、粘り、淀み、濁り… どこで身につけたんだろう。


「鉄コン筋クリート」
これはプレス試写なかったのですが、
家の近所の映画館でやっていたため
運が良ければ観られるだろう、との甘い考えのもと
行ってみたら満員御礼。
当然チケットなんてとっくに売り切れ。

ところが、
偶然に知り合いに合い、しかもその友達が来られなくなって
チケットが一枚浮いたとの事。
なんたる幸運。

かなり評判が良かったように思う
満員で、ほとんど席を立つ人もいなくて
最後には拍手。

手描きフレームのアニメーションは
かなりいい!!
3Dのばきばきリアルなアニメが主流の中で
この感じはとても良い!!

ただ内容が、後半、正直退屈だった。
自分の中のもう一人の悪魔みたいなのとの葛藤って
もういいって、って感じ。
昔、漫画で読んだ時はすごく新鮮だったけど
もはやテーマとかキャラとか
使い古されちゃった感があって
シロのキャラとか素直に受け入れられなくなってた。
なんでしょう、この違和感。

ロビーでマイケル・アリアス監督を発見。
ひと目でわかった、履いてるズボンで感じた…
彼は、
才能のあるオタク外人である。



「ANGEL」フランソワ・オゾン
マジなのか、狙いなのか
笑える箇所がいっぱい。
でも、
英語で時代劇にしてしまったせいなのか
私の思うオゾンらしさがあまり感じられなかった。
私が感じとられなかっただけなのか?
悲しい。
せっかくの常連、シャーロットランプリングの妖しさも
うまく使いきれてないしな…

最終日とあってプレス試写も満員で、
通路で観るハメになった。
キツかった。

記者会見で
一貫して、フランス語で話すオゾン監督。
英語以外で話す監督を初めてみた。
話せないのか、話さないのか
フランス人らしーーー!と
感動!

英語とドイツ語とフランス語が入り乱れて
これぞ国際映画祭といった感じのConferenceとなった。


「日本の形 謝罪」
短編映画で上映されていた、たった4分の作品。
ラーメンズの小林賢太郎が出演。
やたらウケてましたよ
このセンスが外国人に通じる事に感動した。
このシリーズ、もっと観たいし
もっと観せたかった。
他の短編に比べて、ダントツにユーモアのセンスある内容
だったと思う。



とりあえずこんな感じ。
明日が本当に最後。2つほどチケットを取ったので
がんばるつもり。


○写真

ジェニファーロペス、アントニオバンデラスの会見に
ちょこっとお邪魔。
この2人はすごーーーい人気!
ただし、映画の評判は最悪だった…


「ANGEL」一同
Michael Fassbenderが
ニヤニヤしながら、
煙草ぷかぷかしながら席についてたのが
印象的。日本では有り得ない…


映画「選挙」のキャンペーンをやってました。
それこそ、選挙状態。











「硫黄島からの手紙」
のPressconference(記者会議)に参加してきました。

映画の感想はまた追って書くとして。
今回はPressconferenceについての報告…

残念ながら、通常アジア系の映画では
あまり人は集まらないのだけど
さすがにクリントイーストウッド監督の話題の映画だけあって
一番では無いかと思うくらいの記者の数。


ざわつく記者陣たちのもと、ついに監督、出演者の登場
イーストウッド監督に続き、颯爽と登場する日本人たち
渡辺謙、二宮和也、伊原剛。
拍手喝采で迎えられる。
かっこいーじゃない、日本人も!どうよどうよー!
と誇り高い気分になって鳥肌がたつ。

生で見たイーストウッド監督は、
びっくりするくらいカッコイイ。
美しいとさえ思える。

渡辺謙も、伊原剛志も背がスラリと高くて
威風堂々としていて、存在感がある。
それに比べて、二宮和也はおもちゃか?ペットか?
と思うくらい小さい…

ただ、すごく尖ってていいですね。
記者会見の最中も
ギロリと何かを睨みつけるような表情で
時々退屈そうに上をむいたり動いてみたり。
若さゆえの角がたちまくった態度とか、
鋭い表情とか、とても魅力的な俳優さん。

会見中に自分にふられた質問の時に
話を聞いてなくて、え?自分に質問?という
リアクションで、
イーストウッド監督に、
ね、こういうのが彼を起用した理由だよ。と言われ
会場を一番湧かせてた。


渡辺謙さんは、
英語うまくなったなーー
昔、こんなに話せてなかったよね。
さすがにハリウッド俳優となっただけはある。
通訳も聞かず、流暢に英語で応えてましたね。


伊原剛志は特に好きでは無いんだけど、
この映画の彼はとてもいーね。
役柄も本人もかっこいい。
(逆に中村獅童は、私生活同様スベってる…)


やっぱり、記者たちの質問はほぼ
イーストウッド監督へのものばかり。
残念ながら、世界は広い
日本人が俳優として世界的に名を知られるようになる道は
とても遠い…

ただ私は、この記者会見で
みなが映画を通して
日本や日本人に興味を持った事を
肌で感じて、誇らしい気分になった。


「The good shepherd」

すごい数の記者陣。
早めに来てかなり前の席をキープ。
至近距離で、ロバート・デニーロとマットデイモンを鑑賞。

デニーロもまた、かっこいいです。
登場するなり睨みをきかせて、怖い顔。
笑いもしないその姿は期待通りで、うれしくなる。
映画の評判も良いようで、
世界遺産級の俳優と思うのです。

マットデイモンは
どう見てもかっこよく無いけど
なんかかっこいいような気がしてくるってタイプね。
オデコのあたりが猿みたいやん
と思いつつも
記者への受け応えが知的でユーモラス、
きっと頭の回転が早い人に違いない。
その語り口は魅力的で
俳優さんは顔じゃないなぁ
と納得させられる。




「2days in Paris」

大好きな女優ジュリーデルピーが監督として登場。
彼女が主演した「Before Sunrise」と「Before sunset」
は常に私の心のベストテンに入っております。

最近の映画で見る限り、老けた…
フランス女優特有の老けてもカワイイという感じだった。
しかし
生デルピーは、若い!!めちゃくちゃキュート!驚いた。
アンニュイな雰囲気の人かと思ったけど、
かなり強くて知的な印象で、
ハキハキペラペラ英語を話す人だった。
想像していたのとイメージが全く違う人で
興味深かった。
とにかくカワイイ!
目指せ、ジュリーデルピーです。


ダニエルブリュール

実物は中肉中背で、
そのへんにいそうな普通の好青年だった。
シャイなのか、終止恥ずかしそうにしていて、
完全にジュリーデルピーに押されていたのが
かわいらしかった。



全体的に、
実物はガッカリだ…と思う俳優、監督は
今のところいないですね。

(蜷川実花の質疑応答では、少し
アレこの人ちょっとアホ?
と思った一面もあったけど…)


集まる記者の数で
その人気が目に見えてわかるのが面白いですね。
そして、怖いですね。
世界中の記者に会見に来させるくらい
実力があって有名になるのは
本当にスゴイことなのだと
身を以て感じたのでした。


ベルリナーレの写真をアップ!
http://photos.yahoo.co.jp/ph/satsuki_1999/lst?.dir=/3c56&.src=ph&.order=&.view=t&.done=http%3a//photos.yahoo.co.jp/