自分のパソコンをネットカフェでつなぐ事に成功しました。
これで日本語で色々出来ます。

以前ほどマメにネットできなくなりましたので、
皆様ご理解ください。
って、勝手に依存してるだけですが。



さてさて、

ケルンに来てはや5日…
不思議とまだ慣れないです。
当然といえば当然なのですが、やはりベルリンにすっかり馴染んでいたので
寂しさとか、心細さとか
ないまぜの複雑な気持ちなのでしょう。


出発の日は、
ありがたい事に
まりこさんとカーステンさんが車で送ってくれるという事になり
夜行列車だったので、夕飯は友人カップルの家でみんなで
焼き肉パーティー。

料理好きのMoosカップルおすすめの
豚タン、ずり、レバーなど
日本の焼き肉屋さんで食べたら相当な値段の
肉たちも
こちらでは安く手に入るのです。
ホルモン系、ドイツ人は好んで食べないのねえー

しかし、安い豚タンをみつけて
うまくさばいて、おいしい料理にして提供してくれるMoosカップルの生活力とか、
グルメっぷりとか、尊敬に値します!
2人には言葉では言い表せないくらい
お世話になったし、親しくなったのです。

別れ際、切ない切ない気持ちになって
そういうの、苦手な私は
こういう時、またすぐ会える というのが常套句で
寂しい雰囲気をごまかそうとするんだけど
彼女の泣き顔と
泣き虫彼氏が、顔筋をフルに使って
涙をこらえてるのを見て 
私なんかのために泣いてくれるのか…
と、心が震えました。

またね と家をあとにする時
見送ってくれた彼氏の声が
「ざづぎじゃん~まだでぇ~」
と完全に泣きじゃくり声になっていたので
後ろ髪いっぱい引かれる気持ちで
去りました。

やり残したこと、心残り、
この街にいっぱい残しておこう。
そしたらまた戻れるでしょう?



午後11時
まりこサンとカーステンさん
そして、荷物係として見送りに来てくれたものの
その重すぎる荷物に若干引き気味のモトイくんと
4人でHauptBahnhofへ。


駅に着いて愕然…
私が乗るはずの列車が30分遅れ。
店はほぼ全部閉まっていて、時間つぶしのためにお茶する場所すらない
この一国の首都の中央駅ってどうよ!?

やっとみつけたマックカフェでお茶をしてると、
私の列車60分遅れに表示が変わった…

シャイセDBが!

ここで、まりこさんとカーステンさんとお別れ。
ヨハネスづたいで知り合ったまりこさんだけど、
仲良くなれて、いろいろお世話になって
こうやって最後、見送りにまで来てもらえるなんて
やはり縁があったのだとうれしく思います。


そして遂に見送り団、最後の1人となったモトイくんと
2人で余裕こいてゆっくりしてたら、55分遅れに表示がかわった…
えーー早まるなよ!!!
あれーー?時間がない?
なんでそうなるの?
という感じで
大荷物を抱えてあわててホームへ向かう2人。
別れを惜しむ間もなく
列車に飛び乗る私。
外から荷物を投げ入れるモトイくん…

あっという間に電車は動きだした。。。
このバタバタ感はなに!?


あわてて
窓を開けて
身体を乗り出し さよならモトイくんー と手をふる私
小さく見えなくなるまで
手をふりつづけてくれるモトイくん。
モトイくんが見えなくなる刹那に
さよならベルリンー と小さくつぶやく。


人の少ないコンパートメントで
小さくなって夜を明かしたら、そこはもうケルン…