「硫黄島からの手紙」
のPressconference(記者会議)に参加してきました。

映画の感想はまた追って書くとして。
今回はPressconferenceについての報告…

残念ながら、通常アジア系の映画では
あまり人は集まらないのだけど
さすがにクリントイーストウッド監督の話題の映画だけあって
一番では無いかと思うくらいの記者の数。


ざわつく記者陣たちのもと、ついに監督、出演者の登場
イーストウッド監督に続き、颯爽と登場する日本人たち
渡辺謙、二宮和也、伊原剛。
拍手喝采で迎えられる。
かっこいーじゃない、日本人も!どうよどうよー!
と誇り高い気分になって鳥肌がたつ。

生で見たイーストウッド監督は、
びっくりするくらいカッコイイ。
美しいとさえ思える。

渡辺謙も、伊原剛志も背がスラリと高くて
威風堂々としていて、存在感がある。
それに比べて、二宮和也はおもちゃか?ペットか?
と思うくらい小さい…

ただ、すごく尖ってていいですね。
記者会見の最中も
ギロリと何かを睨みつけるような表情で
時々退屈そうに上をむいたり動いてみたり。
若さゆえの角がたちまくった態度とか、
鋭い表情とか、とても魅力的な俳優さん。

会見中に自分にふられた質問の時に
話を聞いてなくて、え?自分に質問?という
リアクションで、
イーストウッド監督に、
ね、こういうのが彼を起用した理由だよ。と言われ
会場を一番湧かせてた。


渡辺謙さんは、
英語うまくなったなーー
昔、こんなに話せてなかったよね。
さすがにハリウッド俳優となっただけはある。
通訳も聞かず、流暢に英語で応えてましたね。


伊原剛志は特に好きでは無いんだけど、
この映画の彼はとてもいーね。
役柄も本人もかっこいい。
(逆に中村獅童は、私生活同様スベってる…)


やっぱり、記者たちの質問はほぼ
イーストウッド監督へのものばかり。
残念ながら、世界は広い
日本人が俳優として世界的に名を知られるようになる道は
とても遠い…

ただ私は、この記者会見で
みなが映画を通して
日本や日本人に興味を持った事を
肌で感じて、誇らしい気分になった。


「The good shepherd」

すごい数の記者陣。
早めに来てかなり前の席をキープ。
至近距離で、ロバート・デニーロとマットデイモンを鑑賞。

デニーロもまた、かっこいいです。
登場するなり睨みをきかせて、怖い顔。
笑いもしないその姿は期待通りで、うれしくなる。
映画の評判も良いようで、
世界遺産級の俳優と思うのです。

マットデイモンは
どう見てもかっこよく無いけど
なんかかっこいいような気がしてくるってタイプね。
オデコのあたりが猿みたいやん
と思いつつも
記者への受け応えが知的でユーモラス、
きっと頭の回転が早い人に違いない。
その語り口は魅力的で
俳優さんは顔じゃないなぁ
と納得させられる。




「2days in Paris」

大好きな女優ジュリーデルピーが監督として登場。
彼女が主演した「Before Sunrise」と「Before sunset」
は常に私の心のベストテンに入っております。

最近の映画で見る限り、老けた…
フランス女優特有の老けてもカワイイという感じだった。
しかし
生デルピーは、若い!!めちゃくちゃキュート!驚いた。
アンニュイな雰囲気の人かと思ったけど、
かなり強くて知的な印象で、
ハキハキペラペラ英語を話す人だった。
想像していたのとイメージが全く違う人で
興味深かった。
とにかくカワイイ!
目指せ、ジュリーデルピーです。


ダニエルブリュール

実物は中肉中背で、
そのへんにいそうな普通の好青年だった。
シャイなのか、終止恥ずかしそうにしていて、
完全にジュリーデルピーに押されていたのが
かわいらしかった。



全体的に、
実物はガッカリだ…と思う俳優、監督は
今のところいないですね。

(蜷川実花の質疑応答では、少し
アレこの人ちょっとアホ?
と思った一面もあったけど…)


集まる記者の数で
その人気が目に見えてわかるのが面白いですね。
そして、怖いですね。
世界中の記者に会見に来させるくらい
実力があって有名になるのは
本当にスゴイことなのだと
身を以て感じたのでした。


ベルリナーレの写真をアップ!
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