ケルンに来て10日近く…
はやっ。



同じドイツといえどもベルリンと違う事も多く
イライラする事もしばしば。
でも新しい街での生活というのは
こういうものです。
最近すこしずつ土地勘をつかみつつあって
素敵なお店をみつけたり
馴染みはじめているのかな
と思っています。

私の住む家は、なかなか便利な場所にあるので
毎日のように街歩きに出かけています。
REやICEなどが走る線路のすぐ前にあり
電車が通るとテレビの画像が乱れます。
寝台列車の中までガッツリ見えるのは
なかなか興味深いですが。




ケルンに来てから何をしてたかというと。

◎ケルン観光
ケルンといえばドーム、ドームといえばケルン。
6年前にもここケルンに寄った時、
駅から見える壮大なドームの迫力にやられたもんですが、
相変わらず、圧巻です。
ちょっと黒ずんで、ゴテゴテのゴシックの
今にもコウモリが飛び出してきそうな悪魔的な雰囲気が
好きなのです。
制作に500年かかってるって知ってました?

天気の良い日はライン川沿いを散歩。
水位がギリギリなんですけど
大丈夫でしょうか。


◎ルフトハンザ本社訪問
川の向こうにルフトハンザの本社を発見。
見学に行くも、あまりの飾り気の無さに驚く。
受付もおばちゃんだし、ひとけも無いし…
サービス精神の無さはドイツらしいのかな。

地下のくら~いお店で、グッズをみつけて
少し購入。なかなか素敵。



◎ボン観光。
ケルン~ボン間は、ベルリン~ポツダムくらい近くて
電車で30分くらいで着いちゃうのです。
西ドイツ時代、ボンが首都だったのを
覚えていますか?
しかし、これが首都だったとは思えないほど
こじんまりとした何もない街…
小綺麗ではあるけど。


◎ハリボ大人買い
ボンに来た目的は、ハリボの本社に行くこと。
工場見学などはできないんだけど
工場直営店で、いろんなハリボが買えます。
レアハリボ、
ハリボグッズ、
とにかくハリボ天国で、大興奮。
ハリボ、普段はそんなに食べないんだけど
この日はいろんなハリボを試食して
大人買い。

HARIBO macht kinder froh und Erwachsene ebenso♪


◎映画鑑賞
Das Leben der Anderen
アカデミー外国語映画賞をとった映画。
ドイツ映画としては、本当に久しぶりのことらしく
かなり湧いたそう。


訳すと、他人の人生 別の人の人生
という感じかな

舞台はベルリン、壁崩壊の5年前から始まるお話。
DDRで厳しく国民を取り締まる国家警察の男性と
彼に見張られる作家。
真面目一辺倒に義務を果たし生きてきた主人公は
自由奔放に生きる魅力的な作家の人生に
引きつけられ、感情を移入しはじめる。
そして、彼を見張りながら、彼とその恋人を守ろうと
奔走する事になる…

ひさびさに、号泣しました。
分断の歴史が持つ暗い背景と、
その中でも失われずにいた
人間らしさ。
ベルリンKarl-marx-Alleeの有名な本屋での
ラストシーンには
心の中で、
泣きながらスタンディングオベーションでした。



◎ひさびさドイツ語
ティモの友達のマルティアスとその彼女、友達に
食事に招かれました。
ひさびさにがっつりドイツ語に囲まれて
勉強になりました。
マルティアス、おとこまえ~ 彼女、超キュート~


◎フローマルクト
ケルンにもありました。
私の好きなフローマルクト
こじんまりとして、本当に地元の人が自分の物を
持ち寄った感たっぷりで
面白かったです。
そこで商売っ気のあまり無いおじいさんがやっている
中古プレイモービルショップに出会い
一体10セントという安さで
これまた大人買い。
今、部屋で50体近いプレモが
整列しています。


◎TASCHEN
日本にいた頃から、気に入ってよく見ていた洋書の
出版社「Taschen」は
なんと本社がケルンでしたー!

またも本社見学に。
って、ただ会社の前にいっただけ。
「Taschen」路面店では「Taschen」本が充実!
これは楽しい。





ところで、明後日から私、イタリア旅行にいってきます。
ママと現地で待ち合わせ。