※ネタバレあり。
※めちゃめちゃ長いです。
自分はテレビ版の頃もうアニメとか見てなくて、でも、世間が騒いでいたから途中から見た。
なので最終回の「おめでとう!」も全くわからなかった。
アレが不評で庵野監督が作り直している…。
という噂だけは聞いている(笑)
考察本も読んだけど、よくわからず。
いよいよ最終章が公開ということで去年「序」「破」「Q」が公開されていたので何となく見に行った。
そしたら「序」と「破」は本当に総集編という感じで懐かしく見れたんだけど、
(アスカのキャラが変更になったこととか、名前が変わったことには違和感なかったので)
“Q”は全くわからない。
なんか急に15年後になってて、シンジくんが理由も説明されずみんなに非難さるてる…みたいな(^-^;?
これは考察を見るしかないな、とYoutubeを開いて出てきたのは中田敦彦の動画。
知らなかったんだけどあっちゃんはエヴァ大好きで2時間半にも渡る動画を公開している。
しかし、それでも「Qは解説不可能」ということで、最終章の劇場版が公開されるのを待ってたんだけどねー。
なんと最終章を見ることなくあっちゃんはシンガポールに移住してしまった。
この間シンガポールに着いてPCR検査で陰性だったけど、14日間ホテルで隔離。
これって何?
PCR検査も100%ではないということ?
でも、まぁ、今は無事新居に入って街の散策動画を上げているけど。
ロックダウンで映画公開が延期になってしまったので仕方ないけど、エヴァ最終章の考察待ってたのに…。
解説してから移住して欲しかったな…(>_<)/~~
で、見た感想ですが、
わからない単語多すぎ(^^;💦
実はこの時点で2回見てるんですよ。
単語、聞き取れなくて。
2回見てわからない単語ネット検索して、更にYoutubeの考察を何回も見て、ようやく少~しわかってきたカンジ?(笑)
そもそもテレビ版を見ていた時は、使徒が来て人間を襲うわけだから“人間=悪魔”と思っていたけど違うのね💦
(リリン=悪魔の子という呼ばれ方はしている)
使徒はアダムから作られたもの、力はあるけど知恵はない。
人間はリリスから作られたもので知恵はあるけど力はない。
…と言うことを最近知りました(笑)
そもそも「Q」でいきなり前作から14年たっていて、ミサトがネルフを離れ反ネルフ組織”ヴィレ“を立ち上げていて…。
とか、急に言われても困るんですよ~💦
で、綾波は死んだと言われたけどシンジとしては自分が助けたし、信じられない。
そこにアヤナミが現れたのでついて行くのは当然の成り行き。
みんなは「それは綾波じゃない!」と言うけれど。
まぁ、だいたいわかったと思うけどこれは綾波のクローン。
だから前の記憶はないし、綾波ではないんだけど。
シン・エヴァではシンジ、アスカと共に第3東京村に身を寄せるが、綾波ではないので「そっくりさん」と呼ばれている。
犬や猫に驚いたり、“おはよう”や“ありがとう”の意味を覚えたり、田植えの手伝いをする意外な姿も。
カヲルの死を目の前で見て鬱状態になっていたシンジを励まし、そして、ネルフ以外では生きられないよう調整されていたのかLCL化してしまう。
そして加持リョウジ。
実はシンジが“破”でニアサーを起こしたあと、サードインパクトを止めたのは加持リョウジらしい。
えっ? そぉなの?
ミサトもいっしょに行きたかったが、妊娠していることを理由にリツコが止めた。
更にミサトたちが乗っているAAAヴンダーは加持リョウジが持ってきたものらしい。
えっ?
そぉなの!?
何しろQから14年たっているのでいろいろあったかもしれないけど、そのあたり全く描かないんだ?(^-^;💦
ヴィレを作ったのも加持リョウジらしいんだけど、サードを止めるために死んでしまったのでミサトがあとを引き受けている。
しかも加持とミサトの子供までいるなんて驚き(笑)
最後マイナス宇宙で信じるとゲンドウが戦う訳だけれども、この壮大な物語がゲンドウのコミュ障からきていると聞いて一瞬、
えっ!?
と思った私ってダメかなぁ💦
いや、リスペクトしてるよ。
してるけど…。
裏表がある人の世界で生きづらくて、でも、そんなありのままの自分を受け入れてくれたユイ。
そのユイも死んでしまって、ユイにもう一度会うこと。
そして、肉体や精神のない一体化した世界を作ろうとした人類補完計画を実行しようとしていたこと。
なんか…。
人類のためではなく、自分のためだったんだ…(^^;💦
しかし、ここからのシンジくんがかなり大人になっていて。
シンジがゲンドウと対峙しようとした時、ゲンドウがATフィールドを発動するんだよね。
もう人ではないのに。
ゲンドウも自分でびっくりする。
ここでシンジの成長著しいと言うか、ゲンドウが一気に情けなくなってしまうと言うか。
シンジがウォークマンみたいのを愛用してるんだけど、元々ゲンドウの物で、外界を遮断するために使っていたこともわかる。
そして、ゲンドウがシンジの面倒を見なかったことを謝るんだけど、
そーなんだよねー。
男って子供を捨てても非難されない。
女が子供を捨てたらフルボッコにされるのになー、と思う。
そして、シンジはミサトが送ってくれたガイウスの槍で自分もろともすべてのエヴァンゲリオンを破壊しようとするが、エヴァ初号機にいたユイがその役目を引き受ける。
初号機に取り込まれたユイって結局どーなったの?、ってみんな思ってたと思うけど満を持して登場。
母親らしくシンジを助け、ゲンドウと共に消滅する。
真希波・マリ・イラストリアス。
テレビ版には登場していないけど、漫画のほうには描かれているらしい。
冬月に「イスカリオテのマリア」と言われていた。
イスカリオテと言えばユダ、マリアと言えばマグダラのマリア。
なので造語なんだけど、考察ではネルフを裏切ったのでは?と言われている。
ユイやゲンドウと一緒にいる回想シーンがあったりするし、「ゲンドウくん」と呼んでいるとこもあるし。
ただそうするとかなりの年のはずだけど14歳のままというのは何かいろいろありそう。
劇中すごく古い歌をいろいろ歌っているんだけど(365歩のマーチ等々)、つまりその時代の人ということらしい。
その割には語尾にいちいち「にゃん」ってつけるとか、
でも、時代劇かと思うような言い回しとか、テンションがよくわからない。
最後大人になったシンジくんと手を繋いで去って行くけど、シンジくんも成長したならいろんな女の子と付き合えばいいのに?
とか思ってしまったけど、
登場から何が何でもシンジを助けるという使命感があり、また“シンジ=神子”とする説もあり、そうするとマグダラのマリアと結ばれるという結論になるのかも。
ちなみに28歳のシンジは28歳の神木隆之介くんが声を担当しているそうで、ここにも監督のこだわりがあるのかもしれない。
「神木隆之介が28歳になるのを待ってた」説もあるけど、それはどーだろう?💦
あと、ミサトとリツコが乗っているAAAヴンダーというのがめちゃめちゃ気になる。
鳥の羽みたいなのと長いしっぽがあってデザイン的には美しいんだけど、戦うには邪魔なんじゃないかと。
ネットで検索していたら封印柱を搭載しているようで、つまり使徒を改造したものなんじゃないかと言われていた。
そもそもAAAが何かと言うとautomatic assault arkの略で「戦闘用ノアの方舟」ということらしく、いろんな生物を一対ずつ保存している。
人類補完計画から生命体を救う目的があるらしい。
聖書大好き庵野監督のこだわりがここにも。
しかし “ノアの方舟”って物語の題材に使われやすいなぁ。
まぁ、ここから話が発展することはないですが。
最後に宇多田ヒカルの“One Last kiss”が流れるんだけど、そのあとに“Beautiful World”が流れてめっちゃうれしかった。
好きなんだよね。
2曲あるからめちゃめちゃ長いけど、みんな微動だにせず聞いてるの。
最後に黒い画面が白に反転、黒い文字で「終劇」と出た時には、本当に終わったんだなぁ、と。
シンジとマリが駅から駆け出して行くところは実写なんだけど、どこかなと思ったら庵野監督の故郷、山口県の宇部新川駅だそう。
なんか聖地になりそう(^^;💦
また見に行くぞー。